そしてこれは、阿部寛のイイ身体をたのしむ映画でもあったのですね。あの年齢であの体形・あのおしりは素晴らしい。アッパレと言わせていただく。
古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)が、新しいタイプのテルマエ(公共浴場)を作る難題に悩むたび、日本の温泉場にお風呂を通してタイムスリップ。タイムスリップしている途中はオペラのおじさんが劇的な雰囲気で歌ってくれるのが楽しい。何でかわかんないけどとにかくイイよ面白いわーみたいな力技ですね。お風呂に吸い込まれる時人形を使った映像にするなど、完全に「ハイこれ冗談だよ~!」って言われてるみたいな演出に笑ってしまう。息子はバカウケでした。そもそもローマ人の役を日本人がやってるんだもんな。
そして、前回もそうだったけど阿部寛のくそマジメな演技が大いなる天然ボケとして見られるのが楽しくてしょうがない。
コメディとして分かりやすく面白いだけじゃなく、物語としても一応満足感が得られるつくりになっているのが見ていて安心感というか、思い切り笑って、もやもや感なくすっきり終わる感じでよかったです。
なんかね、「おふろだいすき!!」という多幸感に満ちた映画だなって思いました。
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