半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

給水口の不備、1596ヶ所!!!

2006年08月09日 12時38分30秒 | コラム
こんにちは、半次郎です。

台風が関東直撃です。
早く消えてほしいところですが、速度が遅いので今日いっぱいはかかりそうですね。

さて、危険なプールはこんなに沢山あったんですね。

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埼玉県ふじみ野市の市営「ふじみ野市大井プール」で、
小学2年生の女児(7)がプールの吸水口に吸い込まれ死亡した事故を受け、
文部科学省は7日、全国の公立学校のプールと教育委員会が所管する公営プールについて緊急調査した結果を公表した。

それによると、排水口や、水を循環させるための吸水口のフタがきちんと固定されていないプールが38都道府県で305か所あり、
吸い込み防止金具が設置されていないプールも、37都道府県で1596か所あることが判明。
同省は同日、都道府県教委などに対し、こうした不備のあるプールについて安全確保のための措置を取り、
措置が取られるまでは使用を中止するよう要請する通知を出した。

<以上、読売新聞社の「YOMIURI ONLINE」より>
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何をかいわんやです。

よく危険なままで放置しておけますね。
・・・危険を察知できなくて市民の生活が守れるのでしょうか?

いくら目先の仕事で忙しいといっても、事故が起きてから調査しても意味がないでしょうに・・・。
リスク管理はどうなっているのでしょうか?
不思議に思えてなりません。

一般企業でも一流企業であれば、きちっと対応されている(と思います)はずです。
国、県、市などのお役所が二流、三流の仕事しかできないなんて、許されますか?

・・・分かっていることだと思いますが、そして耐震偽装問題のときも責められたことと思いますが、敢えて言わせて頂きます。
『下請け業者に任せきっていたらダメなんですよ!』
民間起業とは視点が違うはずです。

JR西日本の脱線事故だって、“安全性”よりも“時間短縮”=“競争に勝つ”=“売上アップ”を考えてしまうのです。
中小企業であればなおのこと。

危険性がないか、違法性はないか、手抜きはないか等々を、きちんとチェックしてはじめて自分達の仕事を任せるに足る会社であると判断できるのです。

楽しいはずのレジャー施設で、悲しい事故の犠牲者を出してしまったら、もうその施設は閉鎖するしかなくなってきます。

・・・もうこれ以上、繰り返さないようにして欲しいものです。
                               from 半次郎


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