風は・・・

こんにちは、半次郎です。

梅雨の中休みです。
朝から快晴で、気持ちの良い風が髪をかき上げていきます。
失礼、かき上げるほどの髪はありませんでした。

さて、今日はこの『風』について感じたことを詩にしてみました。
爽やかな風も、激しい風も、冷たい風も、温かな風も、私たち人間に何かを伝えたくて吹いているのかも知れませんね。

そういえば、『木枯らしが吹いてきたからそろそろ冬支度しておかなくちゃ。』とか、『春一番が吹いてきたからもうすぐ温かくなるね。』など、人間は昔から風が伝えるメッセージを“風の心”として感じてきました。

そんな“風”って、不思議ですよね。


　　風は・・・　　／　半次郎

　　風はどこで生まれるのだろう
　　生まれたばかりの風は、柔らかいのだろうか
　　それとも、ヤンチャかな
　　今日の風はとても穏やかで柔らかい
　　みんなの心に向かって吹いているようだ

　　優しい風は、そっと頬を撫でながら
　　一人一人、みんなを包んでくれる
　　ヤンチャな風は、何かを訴えているのだ
　　自分のことしか考えなくなった人間に
　　思い上がってはいけないと・・・

　　風は平等に吹いていく　
　　どんな人の心にも
　　分け隔てなく吹いていく
　　“貧”も“富”も、“老”も“若”もなく・・・
　　風は、一体、どこで生まれるのだろう


風のように素直な心で接し合うようになったら、私たち人間も争いごとがなくなるのかも知れませんね。　　

from 半次郎