半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

あの町、この町、日が暮れる…

2009年06月22日 12時30分56秒 | 詩・メルヘン
こんにちは、半次郎です。

朝の天気予報では、千葉地方は今日一日曇りの予報ですが、出勤時には既に雨が降っていました。
違った時点で直ぐに訂正を入れれば、問題ないのですが…。
千葉にはモニターも居ないようです。

さて、昔の歌でこんな歌がありました。

……………

あの町 この町、
日が暮れる 日が暮れる。
今きたこの道、
かえりゃんせ かえりゃんせ。

お家が だんだん、
遠くなる 遠くなる。
今きたこの道、
かえりゃんせ かえりゃんせ。

お空に ゆうべの、
星が出る 星が出る。
今きたこの道、
かえりゃんせ かえりゃんせ。

……………

日本らしい郷愁を誘って、いい歌だと思います。
野口雨情・作詞、中山晋平・作曲の『あの町この町』です。

半次郎の敬愛する噺家、立川談志家元の若かりし頃の出囃子でもありました。
こういうところに家元のセンスを垣間見ることができます。

都会の高層ビルの中にいては、この詩のような抒情を感じる瞬間がどんどん失われていくような気がします。
かと言って、時代から取り残された町で居続けるのも辛いし…。
難しい問題ですね。

少なくとも、この歌に郷愁を感じる世代が、周りにいる若者たちに伝えていくしかないですね。

彼らには理解しては貰えないかも知れませんが…。

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