半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

詩:星とたんぽぽ(金子みすゞ)

2014年11月21日 12時40分20秒 | 詩・メルヘン

こんにちは、半次郎です。

昨日はボジョレー・ヌーボーの解禁日で、スーパーやコンビニでも店頭に置いてありました。

半次郎は、職場で予約販売していたモノを購入し、早速、飲んでみました。ボジョレー・ヌーボーを飲むのは何年振りでしょうか。

味は、香り良く若々しいものでした。しかし、何か物足りない感じがしました。やはり、熟成させた方が旨いですね。

ワインも人も、円く熟した方が良くなるようですね。

さて、今日は詩をご紹介します。と言っても、昨今、人気の金子みすゞさんの詩ですから、ご存知の方も多いと思います。


『星とたんぽぽ』 (金子みすゞ)


青いお空の底ふかく、

海の小石のそのように、

夜がくるまで沈んでる、

昼のお星は眼にみえぬ。

   見えぬけれどもあるんだよ、

   見えぬものでもあるんだよ。



散ってすがれたたんぽぽの、

瓦のすきに、だ
まって、

春のくるまでかくれてる、

つよいその根は眼にみえぬ。

   見えぬけれどもあるんだよ、

   見えぬものでもあるんだよ。

 

人と人の繋がりも目には見えませんが、確実に存在します。

目に見えるものだけがこの世に存在している訳では無いのです。

と言っても、幽霊などは存在しない方が良いのですが・・・。


※ 金子みすゞさんの詩を集めた素敵なホームページを見つけました。
  ぜひ、ご覧ください。
  「http://www.39irises.jp/poemmisuzu2.html

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