こんにちは、半次郎です。
今日も朝からけたたましい蝉の鳴き声が聞こえています。
・・・夏は、こうじゃなきゃ。
さて、高校の同窓会まであと一週間を切りました。
昔のことを思い出していたら、気に入ってよく書き記していたヘッセの詩を思い出しました。
・・・と言っても、タイトルも冒頭の言葉も全部忘れており、古くなり茶色くなった文庫本を引っ張り出し再確認したのですが・・・。
新潮文庫の『ヘッセ詩集』(高橋健二訳)です。
半次郎が15歳の頃に買ったもののようです。
中学3年か、高校生になっていたかの頃です。
その中の『願い』と言う詩がとても気に入っていました。
ノートの空白部分にこの詩を書き写していたことを思い出します。
勉強は好きではなかったけれど、何故か、そういうことは厭わない半次郎でした。
今、改めてヘッセの詩集を読み直してみると、この時の思い入れが強いのか感性が鈍くなっているのか、やはり『願い』という詩が一番良いと感じます。
ただし、この詩集に入っていない作品については比較しようがありません。
・・・それでは、ご紹介します。
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願い
無言のうちに多くのことを語っている小さい手を
差しのべてくださる時、
私はいつかあなたにたずねました、
私を愛してくださるか、と。
私はあなたに、愛してください、とは望みません。
ただ、あなたがそばにいてくださることを知り、
あなたが時折無言でそっと
手を差しのべてくださることを望むばかりです。
<訳:高橋健二>
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処女詩集に入っているので、ヘッセが18歳~25歳の頃の作品のようです。
我が娘達にも読んでもらいたいのですが・・・、あまり興味はないようです。
もはや、古典になってしまったのでしょうか?
人の心は、昔も今も変わらないのにね。
from 半次郎
今日も朝からけたたましい蝉の鳴き声が聞こえています。
・・・夏は、こうじゃなきゃ。
さて、高校の同窓会まであと一週間を切りました。
昔のことを思い出していたら、気に入ってよく書き記していたヘッセの詩を思い出しました。
・・・と言っても、タイトルも冒頭の言葉も全部忘れており、古くなり茶色くなった文庫本を引っ張り出し再確認したのですが・・・。
新潮文庫の『ヘッセ詩集』(高橋健二訳)です。
半次郎が15歳の頃に買ったもののようです。
中学3年か、高校生になっていたかの頃です。
その中の『願い』と言う詩がとても気に入っていました。
ノートの空白部分にこの詩を書き写していたことを思い出します。
勉強は好きではなかったけれど、何故か、そういうことは厭わない半次郎でした。
今、改めてヘッセの詩集を読み直してみると、この時の思い入れが強いのか感性が鈍くなっているのか、やはり『願い』という詩が一番良いと感じます。
ただし、この詩集に入っていない作品については比較しようがありません。
・・・それでは、ご紹介します。
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願い
無言のうちに多くのことを語っている小さい手を
差しのべてくださる時、
私はいつかあなたにたずねました、
私を愛してくださるか、と。
私はあなたに、愛してください、とは望みません。
ただ、あなたがそばにいてくださることを知り、
あなたが時折無言でそっと
手を差しのべてくださることを望むばかりです。
<訳:高橋健二>
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処女詩集に入っているので、ヘッセが18歳~25歳の頃の作品のようです。
我が娘達にも読んでもらいたいのですが・・・、あまり興味はないようです。
もはや、古典になってしまったのでしょうか?
人の心は、昔も今も変わらないのにね。
from 半次郎
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