半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

“心の病” に気をつけよう!

2006年08月07日 21時40分50秒 | コラム
こんばんは、半次郎です。

(財)社会経済生産性本部の実施したアンケート調査によると、“心の病”を抱えている社員が増加しているとの結果が出たようです。

調査は、全国の上場企業を対象にメンタルヘルスの取り組みについて聞いたもので、今年4月に実施し、218社から回答を得たとのこと。
6割を超える企業で「心の病」を抱える社員が増加傾向にあるということが分りました。

(参考:http://www.jpc-sed.or.jp/index.html の「what's new」の7月28日発表分)

発表によると、『「心の病」による「1ヶ月以上の休業者」は、74.8%の企業で存在する。この割合も、過去2回の結果と比較すると一貫して増加している。2002年(58.5%)→2004年(66.8%)→今回2006年(74.8%)』とのこと。

さもありなん。

年々、顧客の要求は厳しくなる一方。
ライバル他社との競争から値下げを余儀なくされ、あらゆるもののスピードアップが要求される。

しかも、昨日まで仲間だった人たちがリストラでいなくなり、残った人の不安心理は最高潮に達しているはず。

これで正常な精神状態でいられる人がいたら、“天才”か“大馬鹿野郎”かのどちらかでしょう。

結局は、リストラの影響で、一人で仕事をする機会が増えたため、責任も重圧感も分散されず、もろに個人に覆い被さってくる訳ですから、たまったものではありません。

特に“IT業界”の悲惨さは、目を覆いたくなります。

間に合わない納期の仕事を任され、当人の血の滲むような努力を以ってしても間に合わすことができなければ、悪いのは担当者。
・・・『能力が足りなかった』でチョン!

そんなバカげたことをいつまで続けていくつもりなのでしょう。

・・・きっと、ずぅ~っと続くのでしょうね。
誰かを責める以外に責任をとる方法が(今のところ)見当たらないのですから・・・。

そうであれば、組織人として自分の身は自分で守っていきましょう!
決して自分を“愚か”だとか“できない奴”だなんて責めてはいけません。
昨日の“主流”が、明日には“非主流”に変わる世の中です。
間違ったことをしていなければ、いつか誰かが評価してくれるはずです。

その日が来るまで、“心”をしっかりケアし、自分を大切にしていきましょう。
そして、誰かと悩みを共有しましょう。
できたら、誰かに誉めてもらいましょう。

そのために、家族がいて友がいるのですから・・・。
                               from 半次郎


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