レガスピへの道 (でも時々、菊川)~Road to the Legazpi City Albay!~

37年7ヶ月の会社生活を終え、次のステップをフィリピンで過ごす事に決めた男のつぶやき
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2023年11月19日のまにら新聞から

2023-11-21 17:13:00 | フィリピン
11月19日のまにら新聞から

習首席に懸念を直訴 南シナ海問題で大統領 比中首脳会談
米国でマルコス大統領が習近平中国国家主席と会談。大統領は南シナ海での比中船舶衝突など事件について懸念を率直に伝えるとともに、緊張緩和メカニズムの構築や、同海での共同漁業利用についても議論した
https://www.manila-shimbun.com/category/politics/news273919.html

習近平中国国家主席(左)と会談するマルコス大統領=比時間18日、米国サンフランシスコ(大統領広報室提供)

 アジア太平洋協力(APEC)首脳会議参加などのため訪米しているマルコス大統領は比時間18日、サンフランシスコで習近平中国国家主席と会談した。大統領はその後の会見で「南シナ海における比中船舶間の問題が、前例のない衝突事故にまで発展したことについての懸念を、習首席に率直に伝えた」と報告。「南シナ海で比が将来果たすべき役割について戦略を練るため、いま『熱を冷ます』ためにできることについて総合的に話し合った」とし、南シナ海での緊張を緩和させるメカニズム作りに向けた協議を行ったことを明らかにした。会談にはマナロ比外相、王毅中国外相も同席した。

 先月22日には、南シナ海南沙諸島で比が実効支配するアユギン礁(英名セカンドトーマス礁)への補給任務に向かう比海軍チャーター漁船および比沿岸警備隊船が、進路を妨害してきた中国海警局船、中国民兵船とそれぞれ衝突。今月10日に実施された補給任務で中国は、海軍艦5隻、海警局船5隻を含む過去最多の38隻の艦船で比船舶に圧力をかけ、放水砲を発射するなどの妨害行為を行っていた。

 マルコス大統領はまた、南シナ海での漁業問題についても議論したと報告。「比漁民の苦境も議題に上げた」と強調した上で、「中国も比も同海で一緒に漁業を営んでいた頃の状態に戻せないか」と共同利用に向けた提言を行ったことも明らかにした。習首席に反応については「習首席は要点を理解しているようだった」とした。

 2016年の南シナ海仲裁裁判判断は、12年に中国が占拠したサンバレス州西沖のパナタグ礁(英名スカボロー礁)の周辺海域について、フィリピン、ベトナム、中国の「漁民」に対し伝統的漁業権を認めている。現在は中国海警局がブイの障害物を設けるなど比漁船の排除を行っているが、中国の実効支配以前は3カ国の漁民が共に漁業を営んでいた実態があり、大統領の提言は、この状態への回帰を意図したものとみられる。

 比中両政府は1月のマルコス大統領公式訪中の際、両外務省間にホットラインを開設することで合意していたが、その後南シナ海で問題が発生した際に同ラインがつながらないという問題も出ていた。(竹下友章)

きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20231119.html
「2032年までに原子力導入」 米国との原子力協定で大統領
米国から原子力資機材を輸入するための123協定に比米政府が署名。マルコス大統領「2032年までに原子力導入を目指す」

死者7人に上る ミンダナオ南部地震で 関係省庁が支援開始
ミンダナオ南部の地震で死者7人に

指名手配の邦人逮捕 日本で詐欺容疑
入管によると、指名手配の詐欺グループの邦人をマニラ空港で逮捕

長距離バス内で銃撃 動機は親子確執か
ヌエバエシハ州を走行中の長距離バス車内で、女性とその男性パートナーが男2人に銃撃され死亡。警察は親子確執があったとされる息子を重要参考人として捜査

比でアジアマスターズ開催 邦人アスリートも大活躍 ニュークラークシティ
第22回アジアマスターズ陸上競技選手権会場でエマーソンさんと写真を撮る黄田さん=黄田さんのフェイスブックより

大衆紙の話題
レンタカー会社の従業員が恐喝で逮捕
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1700319600.html
 国家捜査局(NBI)は17日、首都圏マカティ市で客が損傷させた車両の損害賠償として、違法に30万ペソを要求したレンタカー会社の従業員を逮捕したことを発表した。逮捕されたのはエンジェル・レンタカーの従業員であるクマー・タダニ容疑者。3月末に被害者が細かい損傷がついたレンタル車両を返却した際、合意書の3万5000ペソに加えて修理費として30万ペソを要求し、その後も恐喝行為が続いていた。被害者から相談を受けたNBI犯罪部がおとり捜査を実施し、逮捕に至ったという。(18日・テンポ)


2023年11月19日のまにら新聞から


2023年11月16日のまにら新聞から

2023-11-21 10:00:07 | フィリピン
2023年11月16日のまにら新聞から

11月16日のまにら新聞から

大統領、ホログラムで登場 シンガポール・フィンテックフェス
同日にAPEC首脳会議のためサンフランシスコに向け比を経ったマルコス大統領がホログラムでシンガポール・フィンテックフェスに登壇
https://www.manila-shimbun.com/category/society/news273867.html

ホログラムで登壇したマルコス大統領=大統領府ラジオテレビ(RTVM)のスクリーンショット

 アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議のために比時間15日、米サンフランシスコに向け比を経ったマルコス大統領は、同日シンガポールで開催されたシンガポール・フィンテック・フェスティバル(SFF)の開幕式で、ホログラムとなって登壇しスピーチした。

 マルコス大統領はSFFについて「包括的で持続可能な金融セクターの育成に不可欠であり、学習と協力体制を共有するための世界的プラットフォームとして重要な役割を担う」と述べた。今回のSFFは、金融セクターと社会変革におけるAIの活用の可能性と課題を探ることを中心に、その社会的影響と倫理面の議論に重点を置いている。

 大統領は、急速に進化する情報通信技術に対応するための「有望な試みの1つ」として、民間セクター諮問委員会(PSAC)が推進する「ゴー・デジタル・ピリピナス」などのイニシアチブを紹介。比がデジタル改革と起業家精神におけるハブとしての地位を固めつつあり「計り知れない可能性を秘めている」とし、「相互成長と繁栄のための潜在的なパートナーシップを模索したい」と誘致を呼び掛けた。

 同時に、比におけるキャッシュフローのデジタル化への取り組みにも言及し、国内外の幅広い利害関係者との協力にオープンな姿勢をアピール。「誰一人取り残されないように、金額や規模に関係なく、デジタルバンキングの重要性に対応していく」と述べた。(深田莉映)

きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20231116.html
「日本人は本当に大切にしてくれた」 日本へ渡った歌姫 JJ・ホーランド、半生を語る
比のテレビショーで5歳から歌を歌い、日本や米国で歌手活動を行っていた比人女性がいる。その半生を聞いた

トップに聞く 「一番に思い浮かべてもらえるように」 全日本空輸 岡本健マニラ支店長
【トップに聞く】全日本空輸の岡本健マニラ支店長にコロナ禍の状況や市場動向について聞いた

トップに聞く 「必要だから届ける、それだけ」 オンライン診療サービス Mexpo代表 山崎健介さん
【トップに聞く】フィリピンから日本人医師のオンライン診療を受け日本から薬を届けるサービス「Mexpo」を立ち上げた山﨑健介さんに話を聞いた

パラワンで武術訓練 比米水陸両用演習カマンタグ
比国軍は比米水陸両用訓練カマンタグの一環として近接戦闘、爆発物処理、傷病者救助などの訓練をパラワン島で実施した

20日から全国で交通スト ジプにー組合ピストン 近代化事業に抗議
ジプニー団体が近代化プログラムに抗議するため、20日〜23日で交通ストライキ

約5000万回分を廃棄 新型コロナワクチン
有効期限切れまたは保存期間を過ぎたという理由で、新型コロナワクチン約5000万回分を未使用で廃棄

入国拒否外国人2800人 出入国管理庁
出入国管理庁は今年1〜10月に2778人の外国人の比入国を拒否

大衆紙の話題
違法斡旋業の会社が閉鎖
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1700060400.html
 移民労働者省によると、認可なく違法にフィリピン人に仕事を斡旋していたコンサル会社がこのほど、閉鎖した。ダブル・トレーニング・コンサルタンシー・サービス社は手数料8万ペソを受け取り、応募者に対して海外の海運会社の船員や船舶エンジニアの職を同省の許認可なく斡旋する業務を行っていた。同省が違法な斡旋業務に関する報告受け、すぐに同社事務所が閉業していたという。同省のカクダック長官代行によると、同社の業務に関与した全ての人が違法斡旋業に対する容疑がかけられる見通し。(15日・テンポ)



2023年11月21日のまにら新聞から

2023-11-21 08:35:49 | フィリピン
2023年11月21日のまにら新聞から

11月21日のまにら新聞から

「南シナ海対応のため同盟強化を」 初の司令部訪問後に大統領
マルコス大統領が比大統領として初めて米インド太平洋軍司令部を訪問。その後の講演では、南シナ海での緊張激化に対応するため、同盟国、友好国間の安保連携を拡大・強化する必要性を訴えた
https://www.manila-shimbun.com/category/politics/news273948.html

比大統領として初めて米インド太平洋軍司令部を訪問したマルコス大統領(左)と、アキリーノ司令官(右)=大統領広報室が公開

 マルコス大統領は比時間20日、比大統領として初めてハワイの米インド太平洋軍司令部を訪問し、同軍のアキリーノ司令官らと安全保障情勢について意見を交換した。また、日本による真珠湾攻撃で千人以上の将兵と共に撃沈され、現在海上の慰霊施設となっている戦艦アリゾナ記念館にも訪れ献花を行った。その後、米国防省傘下のアジア太平洋安全保障研究センターで講演し、「南シナ海での緊張が激化する中、同盟国、友好国の連携を拡大・強化する必要性が高まっている」と訴えた。

 講演で大統領は、南シナ海南沙諸島アユギン礁(英名セカンドトーマス礁)付近で続発する中国船による比船への危険操船や放水砲発射などの比中間の海洋事件を念頭に、「南シナ海での緊張は、比が排他的経済水域(EEZ)に有する主権的権利および管轄権に対する脅威であり、1982年の国連海洋法条約や2002年の南シナ海行動宣言(DOC)を含む国際法規を無視した不法行為の増加に伴い増大している」と指摘。

 その上で、「国際法に基づいた権利の行使に対する支援の声を上げてくれることが、同盟関係の強さを証明している」と強調し、「米国や他のパートナー国が比の立場を支持していること」に謝意を表した。今月アユギン礁で中国船による放水砲発射事件が発生した際、日本を含む各国が駐比大使レベルで声明を出す中、米国は国務省が中国を非難、比を支持する声明を出している。

 大統領は「フィリピンは国外勢力に1インチも領域を譲ることはない」と改めて宣言。「ルールに基づく国際秩序の下、2国間、多国間、または地域的枠組みの中で国外パートナーと緊密に連携しながら国家の主権と領土一体性の維持を主張する」とした。

 さらに比の「地域の安全保障」への貢献にも言及。「地域的安全保障に関する頼れるパートナー」となるために、比国軍と沿岸警備隊の近代化投資を拡大する必要があると説明。米国の比に対する継続的な安全保障能力強化支援に期待を表明した。(竹下友章)

きょうのニュース
https://www.manila-shimbun.com/20231121.html
6億7千万ドルの投資約束 大統領訪米で
大統領府はマルコス大統領が今回の訪米で計6億7230万ドルの投資約束を取り付けたと発表

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イスラエルから高速ミサイル艇2隻が比海軍に引き渡された

子どもの「工夫」を引き出す MJSで小学校体育巡回授業 湘南ベルマーレスポーツクラブ
マニラ日本人学校で湘南ベルマーレスポーツクラブのコーチが児童にボール遊びを通じた楽しみ方を伝える

偽の退職者ビザで邦人男性を拘束 マニラ空港の出国審査で判明
偽造の特別居住退職者ビザで出国しようとした邦人男性(64)がマニラ国際空港で拘束された

大衆紙の話題
同僚のきょうだい侮辱し殺される
https://www.manila-shimbun.com/tabloid/tabloid1700492400.html
 首都圏ケソン市グレーター・フェアビューの洗車場で20日午前6時ごろ、複数の刺し傷を負った男性の遺体が発見された。犯人は死亡した男性の同僚とみられている。捜査によると事件が起きた数日前、被害者は犯人のきょうだいを侮辱し、職場で乱闘になったが和解。しかし事件当日、2人が酒を飲みながら話していたところ、被害者が再び犯人のきょうだいを侮辱し始め、激高した犯人がたまらず刺し殺したという。一連の犯行の様子は近くの監視カメラが捉えており、警察は犯人の行方を追っている。(20日・テンポ)