映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1644-仏像フィギュア

2018年03月07日 | 30秒の心象風景
 最初に手にした仏像フィギュアが東大寺南大門の仁王像だった。フィギュアの基になった仁王像は運慶が活躍した鎌倉時代の代表作品として知られる巨像である。阿吽が対になった仁王像だが、東大寺では通常の配置とは異なり、阿吽の位置が左右入れ替わっている。本殿に向かって右側に吽形像、左側が阿形像という配置は他の寺院ではあまり見られないものである。最初に手にした仏像フィギュアはその左側の阿形像だったので、その対になる右側の吽形像が欲しくなるの避けられないところだった。ネット検索の結果、単体で販売されている吽形像を見つけ早速手に入れた。ところが二体揃うと今度は次の欲求が生まれてくるもので、実物との比較がしたくなってくる。奈良旅行を目論んでいるが、なかなか時間がとれないでいる。そこで、思いついたのが近隣の寺院にある東大寺仁王像の模刻像だ。天候に恵まれた休日にそこへ出かけた。フィギュアとの対面は想像以上に楽しめるものになった。このフィギュアの出来映えの良さが引き出してくれた対面映像の相似形はフィギュアの持つ魅力を証明してくれた。

30秒の心象風景11893・フィギュアと並んで~陽松禅寺仁王~
https://youtu.be/hRrHUvrqDVg
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