国宝の本堂で知られる朝光寺は、その他にも多くの文化財があります。境内の案内板にはその全てが記されています。最近、新しく書き換えられたようです。よく見ると劣化による補修では無く、指定内容に変更が生じたようです。よく見ると古い記述内容が判読できます。国指定重要文化財が一つ増えています。木造千手観音立像(西本尊)です。以前は、東本尊と共に県指定の文化財でしたが、国指定に変わったようです。その重要度が高まったということでしょう。平成元年に行われた詳細調査によって、京都の蓮華王院(三十三間堂)の千手観音立像と共通するところから、かつてはこの像が蓮華王院に安置されていたことが分かっています。東本尊になっている観音像はその像様からより古い平安後期とされていて、西本尊はあとから加わったと考えられています。
30秒の心象風景24133・文化財の案内板~朝光寺~
https://youtu.be/6-hMi1Um9L8
西本尊(加東市ホームページ)
東本尊(加東市ホームページ)
30秒の心象風景24133・文化財の案内板~朝光寺~
https://youtu.be/6-hMi1Um9L8
西本尊(加東市ホームページ)
東本尊(加東市ホームページ)