8月の13日お墓参りの時に気付いたことがある。今年はトンボが多い。水田のイネが穂を出し始めた頃であるが、その緑に茂った水田の上方でトンボが群れになって飛び交っている。アカネトンボの仲間だと思う。赤とんぼと呼ばれる一群はアカネトンボの仲間である。トンボの生態については幼虫時代にはヤゴと呼ばれていること、ヤゴは水中生活をしているということなどは誰もが知っている。しかし、それがどこなのかについては詳しく考えたことはなかった。よく育ったイネの葉を観察しているとヤゴの抜け殻を見つけた。それも1つや2つではなく、たくさん葉についていたのである。よく見ると成虫のトンボもじっととまっている。羽化後あまり時間が経っていない個体だろうか、ヤゴの抜け殻にとまっている個体があった。どうやら水田で生活していたヤゴが一斉に羽化を始めた結果がトンボの大群になっているようだ。
30秒の心象風景7680・葉上で羽化した~アカネトンボ~
https://youtu.be/vWLxvoo8MO4
30秒の心象風景7680・葉上で羽化した~アカネトンボ~
https://youtu.be/vWLxvoo8MO4