ランプ小屋。案内板には国内における最古の鉄道建築物のひとつとあります。小さな建物です。部屋は二つで、一つは内部も復原した展示になっていて、燃料用のドラム缶と明かりの点いたランプが並べられています。ランプの色は赤と緑で、どのような信号として使われたかの案内パネルがあります。もう一つの部屋はランプ小屋に関する歴史的な情報が展示されていて、ランプ小屋が稼働していた頃の敦賀港駅の様子を捉えた写真です。港には幾つもの船が見えます。もう一つは錦絵のような絵画で、版画のような印刷物でしょうか、敦賀港の様子を俯瞰的に描いたものです。その他、ランプ小屋新聞というようなものが展示されています。よく見ると、古い新聞のような体裁で、ランプ小屋の案内をしているものでした。中身は充実していて、限られた時間ではその一部しか読み取れず、映像記録として持ち帰り、編集作業の中で再度確認できればと、カメラワークに配慮しながら撮影しています。
30秒の心象風景26859・復原されたランプ小屋~旧敦賀港駅~
https://youtu.be/V-YPYZsPiAA