新聞記事より。
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3年前に週間モーニングで、AIで挑む手塚治虫の世界【ぱいどん】って作品があった。
読んだ感想は、『よくできてるなー。ストーリーも楽しめたし、手塚特有の震えた線とかも再現していた。』だった。
【ぱいどん】はAIがマンガ制作のすべてを担当したわけではなく、AIが担当したのは、手塚治虫の絵と人間の顔を学習させたものを組み合わせてキャラクター原案(それも顔だけ)を生成したことだけ。
顔以外のキャラクターデザイン、キャラクター設定、作品世界の設定、シナリオ作成、ネーム、ペン入れなどの作画作業は人間(一部ペン入れはロボットが担当)。作画が手塚治虫の絵に非常によく似ているのは、手塚プロで版権イラストなどを手がけるスタッフが描いているからであって、AIのおかげではない。
そのため、制作にあたったTEZUKA2020プロジェクトからプレゼンを受けた「モーニング」の編集長は「AIの担当役割が少なく、このままではAIのマンガではない」と一度回答していた。
そして今回のブラックジャックは、いかに。
自分はストーリーよりも作画が気になる。それこそはAIに任せるのは面白い。
そして作画に関して、実際にAIが生成したブラック・ジャック本人の姿も紹介されていた。
画像二枚は株式会社インプレス の記事より。
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「クオリティが高い画像が生成できるようになっている」というが、これが漫画としてコマ割り上で生かされるのか。
キャラの顔画像だけではなく「コマの生成」もできることも紹介している。ブラックジャックがスマホを使ったり、VRゴーグルをかけていたり。
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「人間が似せて描くよりも正確。マネがうまい人が描いても、その人のクセになってしまい、手塚治虫のクセにはならない。でもAIなら描けるかもしれない。」
そこまで言い切るのなら発売日に買ってみようじゃないか。
手塚治虫への冒涜になるか。手塚治虫が天国で嫉妬するくらいの作品が見たい。
今秋、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)に掲載される予定。
ハル★