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『湿地』 アーナンデュル・インドリダソン 著
内容(「BOOK」データベースより)
レイキャヴィクの湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。
侵入の形跡はなし。何者かが突発的に殺害し逃走したらしい。
ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。
だが、残されたメッセージが事件の様相を変えた。
明らかになる被害者の過去。肺腑をえぐる真相。
ガラスの鍵賞2年連続受賞の快挙を成し遂げ、CWAゴールドダガーを受賞した、
北欧ミステリの巨人の話題作。
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じめじめと 進むストーリー。
地下室の強烈な臭いが、ここまで漂ってくるかのようです。
事件の真相は、哀しすぎましたねー。
朝から強い雨と風の吹く寒くどんよりした本日にぴったりでした。。
はぁ・・・。
落ち込む落ち込む。
だけど、読みだしたら止まらない。
北欧ミステリーって、クセになるんですよね。
登場人物の名前が、まあ、なんとも難しい。
それも、だんだん、面白くなってくるから不思議。
ゆーれんでゅる、しぐるでゅる=おーり のるでゅみり・・・
アイスランドには、苗字がない。
って、初めて知りました。
たとえば、ピーター・インソリダソンさんに子供が生まれますね。
そして、ジョンと名前をつけますね。
息子なので、この場合、父親の名前に「ソン」を付けたのが苗字になるそうです。
つまり、ピーター・インソリダソンさんの息子はジョン・ピーターソン
女の子の場合「ソン」ではなく「デッティル」がつくので
もし、ローラとつけたならば、ローラ・ピーターデッティル、かな。
ピーターの息子ジョン、ピーターの娘ローラ。となるわけですね。
例外もあるようですが、詳しくはウィキペディアで。