『洗骨』
2020-06-08 | 映画
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父方のお墓は亀甲墓より古く
岩を穿って墓室が造られ、広く奥深いです。
新しく亡くなった人の骨壺は
お墓の入り口を開けたすぐの場所に置かれます。
昔は、亡骸はそこに安置され風葬され
次に入る亡き人があれば取り出され
綺麗に洗骨され骨壺(厨子瓶)に入れ、
奥へと順番に並べられたと
聞いています。
洗骨の風習がなくなった現在は
扉のすぐに安置された骨壺は
『門番ーじょうばん』という役目をします。
次に亡くなった人があるまで安置されます。
次の亡き人がくれば、、
晴れて?奥に置かれたご先祖さまと並べられます。
この時を『美ゅらくなる』と称されています。
洗骨儀式の名残なんですね。
父の弟(幼くして亡くなった)の洗骨が
最後だと、聞いています。
映画は、さすがゴリさん
ユーモアあふれる温もりある作品で
ラストでは
しみじみと『命のリレー』を感じたりしました。