八障連の活動の紹介です。
1986年(昭和61年)11月に八王子障害者団体連絡協議会(以下、八障連)は発足しました。その後「八王子における地域福祉に関する提言書」を市長へ提出、総合福祉センター(現東淺川保健福祉センター)構想への要望など折りあるごとに市長、福祉課、社会福祉協議会、その他関係団体へ「まちづくり」という視点から働きかけを行ってまいりました。また現在では正会員73団体という市内に100近くある内の約8割にのぼる当事者団体が加盟するに至り、団体間の交流や情報交換から、様々な問題提起を行うと共に、市への予算要望や、市民にも向けた学習会としての福祉フォーラムを開催、他にも事業部会から発展的展開を遂げた「NPO法人八王子ワークセンター」の設立、「旧長房保育園跡地活用委員会」の呼びかけ、最近では「バリアフリー基本構想策定委員会」への参加など、障害種別を問わず多種多様な活動を展開しております。
国内でも、障害の種別を問わずこれだけの会員を有するネットワークを構築し、活動を進めている連絡機関は多くはありません。賛助会員では福祉団体以外も登録されており、また企業や慈善活動団体からもご支援をいただきながら活動してまいりました。ここではそんな八障連の歴史を簡単な年表にまとめてみました。すべてを掲載すると膨大なページ数となりますので、主要なものを抜粋させていただきます。
1986年
(昭和61年)11月 八王子障害者団体連絡協議会発足
1987年
「八王子における地域福祉に関する提言書」「八王子社会福祉対策協議会へ当事者委員参加要望書」「総合福祉センター構想」に関する要望書を市長へ提出。
1988年
市長、厚生水道委員会、社対協との懇談会。京王八王子駅エレベーター設置助成要望や京王帝都電鉄株式会社と本社交渉。
1989年
地域福祉に関する総合的な提言や市、市議会への要望。第1回目の「八王子の福祉を考えるシンポジウム」を開催(以後『福祉フォーラム』として毎年開催する)。
1990年
総合福祉センターのアメニティ、運営協議会設置など要望。障害者雇用拡大への要望を行なう。
故茂木氏の遺言により150万円の寄付を受け「茂木基金」設立。市営霊園での香華販売開始。
1991年
総合福祉センターに通所授産施設あさかわ(レストラン・売店)オープン。市議会、総合福祉センターと懇談会。
1992年
市長、市議会議員、市議会、福祉部長との懇談会。地域福祉計画実態調査について福祉部と交渉。公園清掃委託事業の要望。次年度予算要望書を市長へ提出(以後毎年行なう)。
1993年
地域福祉計画に関する要望書を市長へ提出。社会福祉協議会、市助役、市議会議員、福祉部長と懇談会。通所授産施設運営に関する要望書を都知事へ提出。
1994年
生涯学習センター喫茶コーナー設置の要望。長房保育園跡地利用について福祉部長と懇談。福祉フォーラムを開催(八王子の福祉を考えるシンポジウムを前身とする。以後毎年開催する)。社会福祉協議会、福祉部、市議会議員と懇談。
1995年
南大沢パークシティ(仮称。後の南大沢文化会館)喫茶コーナー設置要望。八王子駅北口再開発ビルに関する要望。青年教室開設に関する要望。市議会議員立候補者へ公開質問状と懇談会。阪神大震災被災障害者救済募金活動を八王子駅街頭で実施。市議会議員と懇談会。
1996年
南大沢文化会館喫茶コーナーに関する要望。リサイクルプラザ喫茶コーナー設置要望。地域福祉活動計画推進委員会に関する要望。団体交流ボウリング大会開催。夕やけ小やけ文化農園園路清掃委託開始。南大沢芸術文化会館に喫茶コーナー「ぷらさdeかたくり」オープン。
1997年
障害福祉課との懇談会。交流部会発足。
1998年
障害福祉課との懇談会。地域福祉計画・障害者計画部会協力委員会議への参画。商店研究会例会「バリアフリーのまちづくり」にパネラーとして4団体が参加。市職員組合との交流。学習会、後援、交流会などを行なう。
1999年
クリエイトホールの事前見学会参加。市長選公開討論会、その他企業などの事業への協力。市職員組合との交流。福祉課との懇談会。
2000年
福祉課との懇談会。市職員組合との交流。団体間交流。多摩地区小規模作業所研修集会の開催。交通バリアフリー法に関する福祉部総務課との懇談。まちつくり部会、広報部会発足。Windy創刊。
2001年
障害福祉課との懇談会。JR八王子駅南口再開発ビルの福祉スペースについて検討会実施。市職員組合との交流。外部団体主催の車いす運営協議会、接客マニュアル作成等に協力。
2002年
福祉課との懇談会。市長への対市要望。第13回福祉フォーラムにて施設入所の実態、地域の実情等を当事者から発言。多摩地域小規模作業所研修集会参加。通所部会主催「連続ミニ学習会リレートーク」開始。
2003年
プロジェクトチーム発足し、八障連のあり方を検討。福祉課との懇談会。要望してきた精神障害者ホームヘルプサービスが実現。市民健康つくり推進協議会への参加・連携。JR東日本八王子支社サービス研修へ講師派遣。都立小宮公園改修計画へ参画。
2004年
組織検討プロジェクトの答申をうけ、臨時総会により規約を変更。運営委員会形式による新たな体制での出発。福祉課との懇談会。市長との懇談。障害者自立支援給付法(グランドデザイン)の勉強会開催。関東森林管理局「高尾森林センターフィールド整備事業」検討委員会参画。10を超える市の委員会等に参画。市民、市議を対象に車イス体験イベントの開催。
2005年
八王子市新地域福祉計画障害者計画見直しでの策定委員会へ参画。福祉課との懇談会。要望してきた重度知的障害者グループホーム事業が予算化。副市長と懇談。障害者自立支援法学習会を開催。市の計画への参画、他団体の委員会等への参加・交流。
2006年
都立八王子養護学校・アリーナ(体育館)に於いて発足20周年イベントを開催。
2007年
統一地方選挙に際して候補者への公開質問を行う。
2010年
八王子市障害者地域自立支援協議会に参画。
2012年
埼玉・わらじの会メンバーを招き、スペシャル・フォーラムを開催。
その他にも毎年、公共施設の各種運営協議会へ委員として参加、福祉団体や企業団体が行なう地域福祉を目的とした催しへの協力や市民、慈善活動団体、企業団体からの寄付や協力を毎年いただいております。八王子市の地域福祉向上へ向けて行政へ働きかけ、市民の皆様と協力をしながら活動してまいりました。これからも地域みんなで行なう「まちづくり」を障害者団体の立場から発信し、皆様と協力していければと思います。
1986年(昭和61年)11月に八王子障害者団体連絡協議会(以下、八障連)は発足しました。その後「八王子における地域福祉に関する提言書」を市長へ提出、総合福祉センター(現東淺川保健福祉センター)構想への要望など折りあるごとに市長、福祉課、社会福祉協議会、その他関係団体へ「まちづくり」という視点から働きかけを行ってまいりました。また現在では正会員73団体という市内に100近くある内の約8割にのぼる当事者団体が加盟するに至り、団体間の交流や情報交換から、様々な問題提起を行うと共に、市への予算要望や、市民にも向けた学習会としての福祉フォーラムを開催、他にも事業部会から発展的展開を遂げた「NPO法人八王子ワークセンター」の設立、「旧長房保育園跡地活用委員会」の呼びかけ、最近では「バリアフリー基本構想策定委員会」への参加など、障害種別を問わず多種多様な活動を展開しております。
国内でも、障害の種別を問わずこれだけの会員を有するネットワークを構築し、活動を進めている連絡機関は多くはありません。賛助会員では福祉団体以外も登録されており、また企業や慈善活動団体からもご支援をいただきながら活動してまいりました。ここではそんな八障連の歴史を簡単な年表にまとめてみました。すべてを掲載すると膨大なページ数となりますので、主要なものを抜粋させていただきます。
1986年
(昭和61年)11月 八王子障害者団体連絡協議会発足
1987年
「八王子における地域福祉に関する提言書」「八王子社会福祉対策協議会へ当事者委員参加要望書」「総合福祉センター構想」に関する要望書を市長へ提出。
1988年
市長、厚生水道委員会、社対協との懇談会。京王八王子駅エレベーター設置助成要望や京王帝都電鉄株式会社と本社交渉。
1989年
地域福祉に関する総合的な提言や市、市議会への要望。第1回目の「八王子の福祉を考えるシンポジウム」を開催(以後『福祉フォーラム』として毎年開催する)。
1990年
総合福祉センターのアメニティ、運営協議会設置など要望。障害者雇用拡大への要望を行なう。
故茂木氏の遺言により150万円の寄付を受け「茂木基金」設立。市営霊園での香華販売開始。
1991年
総合福祉センターに通所授産施設あさかわ(レストラン・売店)オープン。市議会、総合福祉センターと懇談会。
1992年
市長、市議会議員、市議会、福祉部長との懇談会。地域福祉計画実態調査について福祉部と交渉。公園清掃委託事業の要望。次年度予算要望書を市長へ提出(以後毎年行なう)。
1993年
地域福祉計画に関する要望書を市長へ提出。社会福祉協議会、市助役、市議会議員、福祉部長と懇談会。通所授産施設運営に関する要望書を都知事へ提出。
1994年
生涯学習センター喫茶コーナー設置の要望。長房保育園跡地利用について福祉部長と懇談。福祉フォーラムを開催(八王子の福祉を考えるシンポジウムを前身とする。以後毎年開催する)。社会福祉協議会、福祉部、市議会議員と懇談。
1995年
南大沢パークシティ(仮称。後の南大沢文化会館)喫茶コーナー設置要望。八王子駅北口再開発ビルに関する要望。青年教室開設に関する要望。市議会議員立候補者へ公開質問状と懇談会。阪神大震災被災障害者救済募金活動を八王子駅街頭で実施。市議会議員と懇談会。
1996年
南大沢文化会館喫茶コーナーに関する要望。リサイクルプラザ喫茶コーナー設置要望。地域福祉活動計画推進委員会に関する要望。団体交流ボウリング大会開催。夕やけ小やけ文化農園園路清掃委託開始。南大沢芸術文化会館に喫茶コーナー「ぷらさdeかたくり」オープン。
1997年
障害福祉課との懇談会。交流部会発足。
1998年
障害福祉課との懇談会。地域福祉計画・障害者計画部会協力委員会議への参画。商店研究会例会「バリアフリーのまちづくり」にパネラーとして4団体が参加。市職員組合との交流。学習会、後援、交流会などを行なう。
1999年
クリエイトホールの事前見学会参加。市長選公開討論会、その他企業などの事業への協力。市職員組合との交流。福祉課との懇談会。
2000年
福祉課との懇談会。市職員組合との交流。団体間交流。多摩地区小規模作業所研修集会の開催。交通バリアフリー法に関する福祉部総務課との懇談。まちつくり部会、広報部会発足。Windy創刊。
2001年
障害福祉課との懇談会。JR八王子駅南口再開発ビルの福祉スペースについて検討会実施。市職員組合との交流。外部団体主催の車いす運営協議会、接客マニュアル作成等に協力。
2002年
福祉課との懇談会。市長への対市要望。第13回福祉フォーラムにて施設入所の実態、地域の実情等を当事者から発言。多摩地域小規模作業所研修集会参加。通所部会主催「連続ミニ学習会リレートーク」開始。
2003年
プロジェクトチーム発足し、八障連のあり方を検討。福祉課との懇談会。要望してきた精神障害者ホームヘルプサービスが実現。市民健康つくり推進協議会への参加・連携。JR東日本八王子支社サービス研修へ講師派遣。都立小宮公園改修計画へ参画。
2004年
組織検討プロジェクトの答申をうけ、臨時総会により規約を変更。運営委員会形式による新たな体制での出発。福祉課との懇談会。市長との懇談。障害者自立支援給付法(グランドデザイン)の勉強会開催。関東森林管理局「高尾森林センターフィールド整備事業」検討委員会参画。10を超える市の委員会等に参画。市民、市議を対象に車イス体験イベントの開催。
2005年
八王子市新地域福祉計画障害者計画見直しでの策定委員会へ参画。福祉課との懇談会。要望してきた重度知的障害者グループホーム事業が予算化。副市長と懇談。障害者自立支援法学習会を開催。市の計画への参画、他団体の委員会等への参加・交流。
2006年
都立八王子養護学校・アリーナ(体育館)に於いて発足20周年イベントを開催。
2007年
統一地方選挙に際して候補者への公開質問を行う。
2010年
八王子市障害者地域自立支援協議会に参画。
2012年
埼玉・わらじの会メンバーを招き、スペシャル・フォーラムを開催。
その他にも毎年、公共施設の各種運営協議会へ委員として参加、福祉団体や企業団体が行なう地域福祉を目的とした催しへの協力や市民、慈善活動団体、企業団体からの寄付や協力を毎年いただいております。八王子市の地域福祉向上へ向けて行政へ働きかけ、市民の皆様と協力をしながら活動してまいりました。これからも地域みんなで行なう「まちづくり」を障害者団体の立場から発信し、皆様と協力していければと思います。