2015年の定期総会議案書を探していましたら、どこにも見当たらないためカテゴリーを探してみましたが見つかりませんでした。再度アップします。現規約も同様でしたので、別記事で同じくアップします。
八障連2015年議案書【PDF版】はこちらから
ここからは八障連2015年議案書本文です。
第1号議案 2014年度 事業報告
1986年末、当時計画中の「八王子市総合福祉センター(現東浅川保健福祉センター)」の建設を契機に八障連が発足、30年近い時の流れの中で、私たちを取り巻く環境も措置から当事者支援へと大きく転換され、八障連の地域での役割も、幾度となく軌道修正を余儀なくされています。
発足当初の対行政への運動体としての価値観は年々薄くなり、他方で市の行政改革による施策への市民参画・当事者参画が急速に進み、その人材供給元(受け皿)として一方的に捉えられ、人選や会議への出席が多くなる反面、現場を抱えての対応に人材の確保・発掘に苦慮する場面も多くなっています。
○小規模通所事業所の変化
自立支援法の成立後、多くの障害当事者が通う小規模通所事業所は、様々な負担と葛藤を抱えながらも、ようやく全ての事業所の法内移行が完了しました。そんな中で、直面する大きな共通課題がほぼ峠を越えて、各事業所が現場の運営に専念できる環境が揃い、多くの現場で他の事業所・団体との連携・交流を必要としない傾向が、これまで以上に広がり、個々の事業所・団体の個別化・孤立化が進むことが強く懸念されます。
○自立支援・生活支援事業所の増加
一方で、自立支援法の施行を境に生活支援等を軸とする相談支援事業所・グループホーム・ショートステイ等が年々数を増やし、要となる地域自立支援協議会も2期目に入り、これまで以上に行政との連携も強化されました。但し、その一方で限界まで圧縮された委託費の基、経費を切り詰めての運営に追われ前途多難な現状も浮き彫りとなっています。
○任意団体・当事者団体の現状
事業所を持たない任意団体・当事者団体は、多くは会員役員の高齢化が進み次世代への新陳代謝が進まない現状もあり、公共機関のバリアフリー化等の制度・環境の変化と問題の複雑化から、専門知識を必要とする行政等の要求に苦慮する実態も見られ、一部では活動の停滞傾向も余儀なくされています。
○八障連としての課題と模索
そういった実情から、八障連を対社会への運動体あるいは団体間交流の場ではなく、情報収集の機関と捉える会員も多くなり、法人化と共に複数の事業所を抱える団体が増え、現場と八障連との距離が年を追うごとに広がっています。そのため毎月の例会等は、現場の多忙さを理由に出席を控える傾向がさらに進み、本年度に至っては毎回ほぼ同じ顔ぶれの例会となり、継続の意味を疑われる現状もあり、活動の停滞を招く大きな要因の一つともなっています。
そのような情勢の中で、私たちは八障連を障害・団体の種別を超えた地域運動の要であると捉え、毎月の例会では前年度に引き続き、隔月企画として移行後の状況報告会を開催、八障連通信の定期発行を継続し、市内外の情勢の変化に関しても会員間で情報の共有に努め、行政との細かな情報交換と交渉も続けてきました。
また、引き続き地域自立支援協議会をはじめ、八王子市または社会福祉協議会の各委員会へも、多くの会員が委員として参画し、恒例の市議会議員との懇談会を開催する等、厳しい中にもより前向きな活動を進めてきました。
さらに今年度新たな試みとして、知的障害当事者を支援する団体を対象とした学習会を二度開催、予想を上回る盛況となり、年度末に約7年ぶりに開催した福祉フォーラムも含め、テーマと対象を絞り込むことで、ある一定の参加は望めることは実証されました。その一方で会員内ではこれまで同様に参加率の低さが目立ちました。
最後に、周辺の情勢や会員各団体の捉え方の変化を如実に受ける形で、八障連を支える役員・運営委員の担い手は極端に減少し、今後を模索して行く上で最大の課題となっています。そのことを受け、短期集中での将来検討委員会を開催し検討の結果、現状に則した変更を次年度事業計画に反映させることとしましたが、根本的な解決策は見出せておらず、今後の課題として残されています。
《新規入会》
ぷらさdeかたくり
《退会》
かたくりの家、まゆだま、都立八王子特別支援学校PTA、八王子オストメイトの会(代表者の他界に伴い)、くるみ(団体賛助会員)、花田実里(個人賛助会員)、小宮山優(個人賛助会員)
●毎月の例会の開催
情報の共有と報告の場として毎月1回(基本第3木曜18:00~20:00クリエイトホールを基本会場として)例会を行いました。
参加者の少数化と顔ぶれの固定化がすすみ、例会のあり方が問われる要因となっています。
●運営委員会の開催
八障連の円滑の運営を図るため、6・9・12・3月の年4回を基本に(第2木曜18:00~20:00クリエイトホールを基本会場として)運営委員会を行いました。
●八王子市障害者計画及び障害福祉計画への参画
今回で4期目となる市の障害者施策の基本となる障害者計画と、数値目標を定めた策定委員会に八障連として、参画協力しました。
今期の特徴としては、中核市以降を見据えて他市にはない独自の地域性を盛り込んだ数値目標を設定したことにあります。
●情報の共有方法
1)八障連通信
2014年度途中で、編集担当者の交代がありましたが、情報発信のツールとして、月1回発行を堅持しました。運営委員会・例会の議事録配布、地域自立支援協議会の動向や市議懇談会・福祉課との懇談会の報告、各月の例会イベント報告及び事務局通信で発症連の活動や障害者福祉に関する状況等について適宜情報を提供しました。また当事者執筆者の方のご協力による連載コラム2本などの掲載などにより内容の充実を図るとともに、「読みやすい紙面構成」を目指しました。しかしながら時として、掲載原稿が集まらず、連載コラム執筆者に過重な負担をかけたり、通信内容の希薄さが指摘されるなど問題点も残りました。会員間で共有できる情報提供ツールの一つとしてさらなる充実化が課題となっています。
2)八障連ホームページ・八障連ブログ
八障連ブログで毎月の通信や同封されたイベント情報など発信しました。PDF形式のデータは音声読み上げソフトが認識しないことが指摘され、ブログ本文にも掲載内容をデータで記載したことにより、音声読み上げにも対応するよう改善しました。
●八障連将来検討会の実施
役員や運営委員はそれぞれ団体へ所属しており、所属している業務を行いながら、八障連の活動を行っています。そのため、担い手も少ない現状が続いています。そのような状況の中、今後の中心メンバーの世代交代も含めた検討会を実施しました。検討会には役員、運営委員が参加し、NPO法人ハンズオン埼玉の川田氏をファシリテーターに迎え行われました。結論として、それぞれ現場がありながらの参加であり、どこまで担えるか難しい面がありなますが、害種別を超えて連携している八障連の活動は貴重であり、存続させていくことが確認されました。また次世代を育成していくこと、担い手を増やしていくために例会や運営委員会のあり方も見直しが議論されました。
11月20日、クリエイトホール第2学習室にて開催、市議会議員12名、八障連関係者約20名が出席、重度身体障害の児童デイや生活介護等の、就労支援に関わらない施設の問題や、視覚障害をお持ちの方たちの市職員採用試験についてテーマを絞り、懇談を進めました。重身の児童デイの問題について、改めて問題を確認し、課題が多いことを参加された市議会議員の方たちは感じたようでした。また、視覚障害者の就職については、公的な場所が取り組むべき課題であることを確認し、今後もこのような問題や課題についてお互いに情報共有をさせてもらいたいと締めくくられました。
1)八障連&ワークセンター:共催
「リレートーク&居酒屋トーク : 中堅職員編」 2015、1/30
<大いに語る人>
・丸川寿美子氏(第2若駒の家)
・日浦由美恵(結の会)
・百瀬亜希(パオ)
・長内恒太(ふらん)
このリレー&居酒屋トークは昨年に引き続き開催しました。今回の参加者は始めてお会いする方も含めて25名程。
長年続けてきた障害者福祉事業所もありますが、新規の事業所も増えました。それぞれに課題を持ちつつも、世代交代が進んだ所もあります。そんな中「中堅職員」は職場の全体を意識しながら今後の方向性を探っていく立場にいると思います。
今回のトークでは障害の種別や事業の内容の違いは当然あります。しかし利用者との関わり方、職員間の連携、現場の固有の困難さを抱えながら、現状見つめ自然体で、歩んでいこうという、真剣さと楽天性を感じさせられました。ある参加者は「職場でも似たような話を聞くが、このような場で聞くと重さというか問題の深さが全然違う」と言っていたことが印象的でした。
日々の忙しさの中、職場内で自己完結しがちですが、様々な体験を持つ人から直接の話し聞き、刺激を受けて「自己」見直す良い機会になったのではないかと思いました。
居酒屋トークは西八の「華の舞」。リレートークとは一味違うより率直な話と笑いの中で大いに盛り上がりました。
2)ボウリング大会の実施
2月14日(土)に高尾スターレーンにて恒例のボウリング大会が開催されました。2014年度は、大雪のために中止となったので、2年ぶりの開催となりました。しかし参加団体が2団体、参加者24名で、例年と比べ半数以下の参加者となりました。参加された会員は皆、ボウリングを楽しんでいましたが、毎年、参加人数が減少している傾向が顕著となりました。
3)知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会の開催
知的障害の事業所間のコミュニケーション不足を改善しようということで、各事業所に共通する「高齢化(重度化)」をテーマに知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会を2回開催いたしました。
現状知的の人の地域生活はグループホームしかないかのような印象があるので、まず第1回は、グループホーム、福祉ホーム、ルームシェア、一人暮らしといったさまざまな暮らし方をしている方の事例について報告していただきました。
第2回は、グループホームは、果たして障害の重い人たちの地域生活の場となりうるのかを考えるため、「グループホームの現状と課題 そして、その可能性を考える」と題して、重度重複障害の方、行動障害の方、医療的ケアのある方といった重い障害の方が暮らすグループホームの事例について報告していただきました。
ともに、会場が満席となる70名を超える参加があり、あらためて高齢化(重度化)やグループホームへの関心の高さを痛感するとともに、こうした課題について、今後も継続して、事業所間で情報を共有しともに取り組んでいく必要性を感じました。
第1回 11月8日(土) クリエイトホール10階 第2学習室 参加者数 約70名
第2回 1月31日(土) クリエイトホール10階 第2学習室 参加者数 約70名
4)福祉フォーラム2015「最期まで地域で暮らすため宅老所の取り組みに学ぶ」
3月14日(土) 八王子労政会館2階のホールで、宅老所という主に高齢者福祉の取り組みを描く映画「ただいま それぞれの居場所」の上映と実際に千葉県木更津市で宅老所等を運営するNPO法人井戸端元気の理事長伊藤英樹さんに講演していただき、最期まで地域で暮らすためにはどんな取り組みが必要なのかを、市民の皆さんといっしょに学び、考えました。
八障連の会員団体、障害関係団体の参加は多くはありませんでしたが、高齢の方、高齢の事業所の方など、120名を超える方の参加がありました。制度にとらわれないその取り組みには、学ぶべき点が多くありましたし、一人の方が「自分も年を取ってもいいんだと思えた」という感想をお話してくださったように、多くの高齢当事者が勇気づけられたという意味では、とても有意義な会となりました。
なお、上映間際になって映画に字幕がないことがわかり、急きょテキストデータを作成しました。今後は、映画選定の時点で字幕の有無についても考慮するようにいたします。
1.対市予算要望・政策提言等(八障連・障害福祉課との懇談会)
「サービス等利用計画の問題点」、「重度の利用児・者が通う施設の現状と課題」、「視覚障害者の市職員採用につて(点字受験)」を、中心に話し合いました。サービス等利用計画については、事業者数や、マンパワー不足もあり、思うように進めることができていない点などあげられ、今後も引き続き検討課題として取り組んでいくことが確認されました。重度の障害児・者の点については市としても取り組むべき課題であり、必要な施設であることは認識をしている。しかし、児童に関しては都の管轄ということもあり、難しい点があるが、今後も何らかの対策は検討しているとのことでした。視覚障害者の市職員採用については、正規職員以外で採用する方向で検討していると回答がありました。どの課題点についても、まだまだ明確な回答はされていないこともあり、今後引き続き検討課題として残ってしまう結果となりました。
(2014年10月23日市役所802会議室にて約30名が参加されました)
2.八王子市障害者地域自立支援協議会への参画
第2期(3年任期)の初年度になります。今年度からは、就労支援部会が加わり、3つの部会を中心に活動しました。
自立支援協議会として、市とは別途非公式のホームページを自立支援協議会として開設し、部会の開催日や議事録を公開することで活動について広く紹介いたしました。
今年度は、障害者計画・障害福祉計画の策定がおこなわれ、自立支援協議会としてその評価をおこない意見を述べましたが、策定に十分生かされなかったことを反省し、今後につなげたいと考えています。
●権利擁護推進部会は4つのプロジェクトチーム(以下PT)で活動しました
1. 権利擁護PT
前年度から引き続きおこなった病院4ヵ所に加えて、不動産業者6ヵ所と八王子駅周辺の金融機関4ヵ所に対して訪問調査をおこないました。
2.研修PT
虐待防止法の研修を2回実施しました。第1回は9月22日(月)50名、第2回は3月2日(月)に時間を30分、定員を60名に増やして実施。前半は虐待防止法の概要説明をおこない、後半はグループワークをおこないました。グループワークが好評ですが、団体間、職員間の交流が求められていることの表れのようです。
3. ガイドブックPT
法改正を受けて、難病を追加したり、発達障害をひとつの障害として独立させ、自閉症をそのひとつとしたりといった改訂をおこないました。
また、通級学級等の開設にともなって、教員向けに障害理解を深めるための研修を2回おこないました。
4. イベントPT
第3回 障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例記念イベントを10月11日(土)午後2時~4時、クリエイトホールで開催しました。今回は、大学生及び大学との協働を目指して、法政大学、中央大学、共立女子大学の学生にPT会議に参加していただき、企画からいっしょにおこないました。
●地域移行継続支援部会は厚労省のモデル事業実施を目指しました
1. 制度構築PT(事務局会議)
厚労省の「地域生活支援拠点等整備推進モデル事業」の実施をめざして、横浜市の地域生活支援センター海を視察しました。
2. モデル事業PT
相談支援事業所で行っている支援の中で、制度外に行っている個別支援や、朝夕のスポット的な介助、声掛けなどを拾い上げ、地域で継続して生活するためにはどのような支援が必要なのかを明らかにする作業をおこないました。
3. マニュアル作成PT
「モデル事業」実施を想定して、支援者マニュアル、当事者支援員マニュアル、研修スケジュールについて検討しました。
4. 防災マニュアルPT
前年度の支援者向けマニュアルに引き続き、今年度は障害当事者向けマニュアルを作成しました。
●就労支援部会は企業就労と福祉就労に分かれて活動しました
企業就労グループでは、関係機関である就労支援センター、就労移行支援
事業所、特別支援学校から事業報告をしていただき、現況の情報共有をお
こないました。
福祉就労グループでは、B型及び生活介護事業所を対象に自主製品の販売
や役務等活動についてのアンケートを実施したり、B型事業所の連絡会を
開催したりしました。
八王子市および社会福祉協議会の各種委員会に以下の方々が参画しました。
●八王子市地域公共交通活性化協議会委員に、代表の夛田靖史が在任中です。
●東浅川・南大沢・大横町3福祉センター合同運営協議会委員にNPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏が任期終了に伴い退任、替わってポリオの会八王子の鈴木房子氏を推薦し、在任中です。
●三多摩福祉有償運送運営協議会委員に、ヒューマンケア協会の塚田芳昭氏が在任中です。
●八王子市障害者地域自立支援協議会・権利擁護に関する調整委員会委員に、代表の多田靖史氏、社会福祉法人八王子いちょうの会の崎田京子氏が在任中です。
●はちおうじ健康作り推進協議会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏在任中です。
●八王子市制100周年記念事業実行委員会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏を推薦し、在任中です。
●八王子市社会福祉協議会評議員に、個人賛助会員の大信正良氏が在任中です。
●八王子市社会福祉協議会歳末助け合い募金配分検討委員に、結の会の脇田泰行氏が在任中です。
●八王子市社会福祉協議会ボランティア活動協議会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏が在任中です。
以上、ご報告致します。
第2号議案 2014年度 事業決算報告
第3号議案 2015年度 事業計画(案)
八障連に加盟する団体も現在では市内に活動する障害者関係団体のほぼ8割が加盟しています。
私たち障害者を取り巻く社会状況も近年大きく変わり、行政施策への当事者参画、・市民参画が急速に進み、それまでの対立から協働へと行政や関連機関との関係が転換される中、八障連が果たす役割がより重要と認知されています。
その点を踏まえ、今年度もこれまでと同様に、障害種別を超えたより幅広い視野を持つ総合的な組織体として、その役割の拡充を目指して行きます。
また、単に制度や法律の問題に止まらず、身近な問題や課題を積極的に取り上げ、その共有化と解決の道筋を共に考え行動して行きます。さらに、市行政との協働の要となる「障害者地域自立支援協議会」への参画を推進し、より広い視点での状況把握と迅速な対応に努めて行きます。
一方で、前年度に行った将来検討委員会での提言を踏まえ、出席者の少数化と顔ぶれの固定化が進んでいる毎月の例会は基本的に廃止し、各種学習会、福祉フォーラム、行政・市議会議員との懇談会等のイベントを中心に、活動の展開を改め、会員各団体の参加の機会を増やすことで、会員間の連携と絆の再構築を進めて行きます。
その上で、今後も引き続き、種別の異なる障害当事者が抱える個々の問題を全体の重要な課題と捉え、誰もが地域に暮らす隣人として分け隔てなく、共に安心して暮らし続けることの出来る地域社会の創造を、今年度も基本姿勢として行きます。
《新規入会》
桜草 元八王子寮(正会員)
いちょう工房東浅川(正会員)
一般社団法人メンタルさぽーと協会(団体賛助会員)
《年度当初会員数》
正会員=67団体 団体賛助会員=8団体 個人賛助会員=7名
●例会に代わる会員参加形式の提案
従来形式の例会では、参加者の固定化、参加人数の少数化等が目立っていたため、例会に参加したことのない加盟会員の参加及び八障連全体の活性化を促すために従来の例会ではなく、学習会などを中心に会合を開くこととしました。
議員、福祉課との懇談会は続行するものとし、ボウリング大会は参加人数の減少から廃止とします。
●運営委員会の開催
年度の諸行事に合わせて、2か月に1回開催していきます。また必要に応じて臨時開催を行います。
*議案(年間予定案)
4月 総会準備
5月 総会
6月 会員/報告/運営委員会
7月 学習会(虐待問題?)
8月 交流会・運営委員会
9月 福祉課懇談会
10月 会員/報告/運営委員会
11月 市議との懇談会
12月 交流会/運営委員会
1月 学習会
2月 会員/報告/運営委員会
3月 映画会(福祉フォーラム)
●情報の共有方法
八障連通信の発行と八障連ブログを通して、情報の発信と共有化をすすめます。
1)八障連通信について
①通信の月1回発行を堅持するとともに、八障連の活動レポートを中心に情報の発信を続けます。また掲載原稿を広く会員へ呼びかけるなど会員の意見を反映させつつ、さらなる誌面の充実化を追求します。
②新たに入会した会員の活動紹介記事の掲載など適宜な情報提供に努めます。
③各会員その他が主催する講演会・イベントに参加しての報告記事も可能な限り掲載し、高齢化社会へ向かう中での、障害者福祉の状況の変化を反映した会報誌作りを進めます。
1)八障連ホームページ・八障連ブログ
2015年度も通信の内容に合わせ、八障連ブログにて情報発信を進めていきます。
前年度に引き続き、市議会議員の方々により深く障害者福祉の問題を理解し、市政に反映していただくことを目的に、市議会全会派の議員を招いての懇談会を開催します。テーマとしては、中核市になったことも踏まえ山積する課題をどのように取り組んでもらうか等、今後の例会・運営委員会に於いて検討を進めていきます
1) 八障連&ワークセンター:共催
「リレートーク&居酒屋トーク」
今年度も開催を予定しています。この間の開催経験から、機会さえあれば、職場のこと自分のことを皆話したい、語り合いたい気持ちを沢山持っているようです。研修というよりは、気楽なおしゃべりトーク会といった感じで参加していただければと思います。とりあげてみたいテーマがありましたら、声をかけて下さい。
2)ボウリング大会は、2014年度で終了となります。
「活動の概要」で触れられた通り、恒例となっていた『八障連ボウリング大会』は、運営委員会・例会等の議論により2014年度で終了となりました。今後の会員間の交流については改めて検討していきます。
3)知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会
今年度は、昨年度からはじまったサテライト型という一人のグループホームをはじめとして、ちょっとユニークな取り組みをしているグループホームや制度を使わないシェアハウスなど、新しい取り組みについて紹介することによって、制度から発想するのではなく、制度をどう活用して、当事者の方にとってよりよい地域生活支援をおこなっていくことができるかについて考えていきます。
4)福祉フォーラム2016の実施
具体的なテーマは決まっておりませんが、今年度も、広く市民の方に関心をもっていただくためには、映画の上映を絡めた企画がよいのではないかと考えております。今後、会員の方の意見を伺いながら、運営委員会や実行委員会で企画を具体化していきます。
1.対市政策提言・担当部課長との懇談会の開催
これまで八障連発足当初より対市予算要望として、福祉部障害者福祉課を初めとした市関係各課との対話・交渉を行い、一定の成果を得てきました。しかし、近年の社会情勢の変化、市政への協働参画の流れが進み、一方で各現場の抱える当面の大きな課題が峠を越えて、具体的な要望の表面化が難しくなっている現状を踏まえ、八障連会員各団体と市関係各課との対話の機会を重視し、昨年より年度ごとにテーマを設定しての懇談会を開催することとしました。
今年度は、中核市移行に伴い課題とされる点など各障害種別によって出てきていると思われる。そのため、例会等で各分野の方たちと意見交換をしていき、市への提言等をしていこうと考えています。
2.八王子市障害者地域自立支援協議会への参画
第2期(3年任期)の2年目になります。今年度の下半期からは(仮称)児童部会の設置をめざして協議していきます。
○権利擁護推進部会
1. 権利擁護(プロジェクトチーム=以下PTと表示)
前年度おこなった調査の結果をまとめ、公表の仕方について検討します。できれば、良い事例を紹介し、こうすればできるという提案をしていければと考えています。
2. 研修PT
八王子市が中核市に移行し、市の独自基準として、虐待防止法の研修が義務化されましたので、その実現に寄与できるよう市と協力しながら研修計画を検討します。
3. ガイドブックPT
改訂版が出来上がるので、その配布先を検討するとともに、ガイドブックの活用方法として、市の出前講座での活用や教員向け研修会や児童向け講座の開催について検討します。
4. イベントPT
これまでイベントの自主開催をおこなってきましたが、対象者の拡大に限界を感じ、今年度は、いちょう祭りに参加して、差別禁止条例の周知や障害理解を深めるための取り組みをおこないます。
○地域移行・継続支援部会
1. 制度構築PT(事務局会議)
厚労省の「地域生活支援拠点等整備推進モデル事業」の実施要項が出たので、現在市と協議中です。補正予算となるので早くても下半期からとなります。
○就労支援部会
1.企業就労グループについては、以下のテーマについて考え、取り組んでいきます。
①地域の就労支援の現状について~「働く方の生活支援」「雇用側の現状」~
②特別支援学校新規卒業生の障害福祉サービスの利用に係るアセスメントについて
③障害者の積極的雇用などを行っている企業への顕彰制度について
2.福祉就労グループについては、昨年度に引き続き就労継続支援B型事業所の連絡会を開催し、情報の共有やネットワーク作りを支援していきます。また、特別支援学校卒業生のB型事業所利用に係るアセスメントについて、生徒及び移行事業所双方に混乱をきたさないよう、部会として状況把握や調整に協力していきます。
八王子市の各種委員会に以下の方々を本年度新規に推薦しました。
●八王子市住宅マスタープラン改定検討会委員に、多摩草むらの会・夢来の松岡都氏を推薦しました。
以上、2015年度事業計画としてご提案を致します。
第4号議案 2015年度 事業予算(案)
第5号議案 2015年度 運営委員等人事(案)
1,運営委員
有賀 豊 (社会福祉法人マインドはちおうじ・リサイクルわかくさ)
池谷 匠 (八王子市地域腎友会)
伊東 隆 (NPOほほえみ・すまいる工房)
杉浦 貢 (NPO E-SMILE・COLORS=カラーズ)
鈴木由紀子 (NPO八王子視覚障害者福祉協会・はなみずき)
立川 伸吾 (NPOわかくさ福祉会・プレワーク)
土居 幸仁 (NPOCES・八王子生活館)
松岡 都 (NPO多摩草むらの会・夢来)
山田 輝生 (NPOほっとスペース八王子)
以上 9名
2,役員
代表 杉浦 貢(NPO E-SMILE・COLORS=カラーズ)
副代表 鈴木 由紀子(NPO八王子視覚障害者福祉協会・はなみずき)
事務局長 有賀 豊(社会福祉法人マインドはちおうじ・リサイ クルわかくさ)
事務局長補佐 立川 伸吾(NPOわかくさ福祉会・プレワーク)
3. 監事・顧問
監事 清水 栄 (㈱プレアデス代表取締役:個人賛助会員)
顧問 夛田 靖史(NPO八王子パオの会・パオ)
脇田 泰行(NPO結の会・らいふ結)
小 義久(NPO八王子パオの会・パオ)
以上、ご提案を致します。
第5号議案 規約の改定(案)
改定項目1
事務局および会計所在地の変更に伴い、本総会開催日付で規約における次の項目を改定します。
現行
(事務所)
第2条 この会は事務所を八王子市長房町588 西28-904 夛田方におく。
2 当協議会においての会計の所在は、事務所とは別に会計担当者の所属する団体内に置くものとする。
改定案
(事務所)
第2条 この会は事務所を
八王子市打越町347-3安井ビル102号 NPO法人 E-SMILE「COLORS」内に置く。
2 この会の会計の所在は、事務所とは別に会計担当者の所属する
八王子市南町5-13 八王子ローヤルマンション1F NPO法人 CES「八王子生活館」内に置く。
改定項目2
顧問の位置づけと役員および運営委員の任期の明確化を図るため、本総会開催日付で規約における次の項目を改定します。
現行
(役員)
第10条 この会には次の役員を置く。
1,運営委員 7人以上、15人以下
2,監事 1人以上
3,運営委員のうち、1名を代表 2名を副代表、1名を事務局長、1名を会計とする。
(選任)
第11条 運営委員は総会において正会員の互選により定める。
2,代表、副代表、事務局長、会計は運営委員会において運営委員の互選により定める。
3,総会が招集されるまでの間において、補欠または増員のため役員を緊急に選任する必要があるときは前項の規定にかかわらず運営委員会の承認を得て、これを行うことが出来る。
4,監事は総会で選任する。
5,監事は運営委員をかねることができない
(職務)
第12条 代表はこの会を代表し、その業務を統括する。
2,副代表は、代表を補佐し、代表に事故があるとき、または代表が欠けたときは、その職務を代行する。
3,運営委員は、運営委員会を構成し、この規約の定め、総会及び運営委員会の議決に基づき、この会の業務を執行する。
4,監事は、次に掲げる職務を行う。
1)運営委員の業務執行の状況を監査すること。
2)この会の財産の状況を監査すること。
3)前2号の結果を報告する為に必要がある場合には、総会を招集すること。
4)運営委員の業務執行の状況、この会の財産の状況について運営委員に意見を述べること。
(任期)
第13条 役員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
2,補欠のため、及び増員により就任した役員の任期は、それぞれの前任者または現任者の任期の残存期間とする。
改定案
(役員)
第10条 この会には次の役員を置く。
1,運営委員 7人以上、15人以下
2,監事 1人以上
3,運営委員のうち、1名を代表 1人以上2人以内を副代表、1名を事務局長、1名を会計とする。
4,顧問 3人以下
(選任)
第11条 運営委員は総会で選任する。
2,代表、副代表、事務局長、会計は運営委員会において運営委員の互選により定める。
3,総会が招集されるまでの間において、補欠または増員のため役員を緊急に選任する必要がある場合は前項の規定にかかわらず運営委員会の承認を得て、これを行うことが出来る。
4,監事は総会で選任する。
5,監事は運営委員をかねることができない。
6,顧問は代表の推薦により総会で選任する。
(職務)
第12条 代表はこの会を代表し、その業務を統括する。
2,副代表は、代表を補佐し、代表に事故があるとき、または代表が欠けたときは、その職務を代行する。
3,運営委員は、運営委員会を構成し、この規約の定め、総会及び運営委員会の議決に基づき、この会の業務を執行する。
4,監事は、次に掲げる職務を行う。
1)運営委員の業務執行の状況を監査すること。
2)この会の財産の状況を監査すること。
3)前2号の結果を報告する為に必要がある場合には、総会を招集すること。
4)運営委員の業務執行の状況、この会の財産の状況について運営委員に意見を述べること。
5,顧問はこの会の業務執行に於いて必要な助言を行う。
(任期等)
第13条 運営委員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
2 前項の規定にかかわらず、運営委員を総会で選任するため、後任の運営委員が選出されていない場合に限り、規約で定められた任期の末日後最初の総会が終結するまで、その任期を伸長することができる。
3 補欠のため、又は増員により就任した運営委員の任期は、それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする。
4 運営委員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。
尚、以上の改定・追加項目は規約の最後尾(付則)に総会開催日付にて追記されます。
以上、ご提案を致します。
八障連2015年議案書【PDF版】はこちらから
ここからは八障連2015年議案書本文です。
第1号議案 2014年度 事業報告
1986年末、当時計画中の「八王子市総合福祉センター(現東浅川保健福祉センター)」の建設を契機に八障連が発足、30年近い時の流れの中で、私たちを取り巻く環境も措置から当事者支援へと大きく転換され、八障連の地域での役割も、幾度となく軌道修正を余儀なくされています。
発足当初の対行政への運動体としての価値観は年々薄くなり、他方で市の行政改革による施策への市民参画・当事者参画が急速に進み、その人材供給元(受け皿)として一方的に捉えられ、人選や会議への出席が多くなる反面、現場を抱えての対応に人材の確保・発掘に苦慮する場面も多くなっています。
○小規模通所事業所の変化
自立支援法の成立後、多くの障害当事者が通う小規模通所事業所は、様々な負担と葛藤を抱えながらも、ようやく全ての事業所の法内移行が完了しました。そんな中で、直面する大きな共通課題がほぼ峠を越えて、各事業所が現場の運営に専念できる環境が揃い、多くの現場で他の事業所・団体との連携・交流を必要としない傾向が、これまで以上に広がり、個々の事業所・団体の個別化・孤立化が進むことが強く懸念されます。
○自立支援・生活支援事業所の増加
一方で、自立支援法の施行を境に生活支援等を軸とする相談支援事業所・グループホーム・ショートステイ等が年々数を増やし、要となる地域自立支援協議会も2期目に入り、これまで以上に行政との連携も強化されました。但し、その一方で限界まで圧縮された委託費の基、経費を切り詰めての運営に追われ前途多難な現状も浮き彫りとなっています。
○任意団体・当事者団体の現状
事業所を持たない任意団体・当事者団体は、多くは会員役員の高齢化が進み次世代への新陳代謝が進まない現状もあり、公共機関のバリアフリー化等の制度・環境の変化と問題の複雑化から、専門知識を必要とする行政等の要求に苦慮する実態も見られ、一部では活動の停滞傾向も余儀なくされています。
○八障連としての課題と模索
そういった実情から、八障連を対社会への運動体あるいは団体間交流の場ではなく、情報収集の機関と捉える会員も多くなり、法人化と共に複数の事業所を抱える団体が増え、現場と八障連との距離が年を追うごとに広がっています。そのため毎月の例会等は、現場の多忙さを理由に出席を控える傾向がさらに進み、本年度に至っては毎回ほぼ同じ顔ぶれの例会となり、継続の意味を疑われる現状もあり、活動の停滞を招く大きな要因の一つともなっています。
そのような情勢の中で、私たちは八障連を障害・団体の種別を超えた地域運動の要であると捉え、毎月の例会では前年度に引き続き、隔月企画として移行後の状況報告会を開催、八障連通信の定期発行を継続し、市内外の情勢の変化に関しても会員間で情報の共有に努め、行政との細かな情報交換と交渉も続けてきました。
また、引き続き地域自立支援協議会をはじめ、八王子市または社会福祉協議会の各委員会へも、多くの会員が委員として参画し、恒例の市議会議員との懇談会を開催する等、厳しい中にもより前向きな活動を進めてきました。
さらに今年度新たな試みとして、知的障害当事者を支援する団体を対象とした学習会を二度開催、予想を上回る盛況となり、年度末に約7年ぶりに開催した福祉フォーラムも含め、テーマと対象を絞り込むことで、ある一定の参加は望めることは実証されました。その一方で会員内ではこれまで同様に参加率の低さが目立ちました。
最後に、周辺の情勢や会員各団体の捉え方の変化を如実に受ける形で、八障連を支える役員・運営委員の担い手は極端に減少し、今後を模索して行く上で最大の課題となっています。そのことを受け、短期集中での将来検討委員会を開催し検討の結果、現状に則した変更を次年度事業計画に反映させることとしましたが、根本的な解決策は見出せておらず、今後の課題として残されています。
《新規入会》
ぷらさdeかたくり
《退会》
かたくりの家、まゆだま、都立八王子特別支援学校PTA、八王子オストメイトの会(代表者の他界に伴い)、くるみ(団体賛助会員)、花田実里(個人賛助会員)、小宮山優(個人賛助会員)
●毎月の例会の開催
情報の共有と報告の場として毎月1回(基本第3木曜18:00~20:00クリエイトホールを基本会場として)例会を行いました。
参加者の少数化と顔ぶれの固定化がすすみ、例会のあり方が問われる要因となっています。
●運営委員会の開催
八障連の円滑の運営を図るため、6・9・12・3月の年4回を基本に(第2木曜18:00~20:00クリエイトホールを基本会場として)運営委員会を行いました。
●八王子市障害者計画及び障害福祉計画への参画
今回で4期目となる市の障害者施策の基本となる障害者計画と、数値目標を定めた策定委員会に八障連として、参画協力しました。
今期の特徴としては、中核市以降を見据えて他市にはない独自の地域性を盛り込んだ数値目標を設定したことにあります。
●情報の共有方法
1)八障連通信
2014年度途中で、編集担当者の交代がありましたが、情報発信のツールとして、月1回発行を堅持しました。運営委員会・例会の議事録配布、地域自立支援協議会の動向や市議懇談会・福祉課との懇談会の報告、各月の例会イベント報告及び事務局通信で発症連の活動や障害者福祉に関する状況等について適宜情報を提供しました。また当事者執筆者の方のご協力による連載コラム2本などの掲載などにより内容の充実を図るとともに、「読みやすい紙面構成」を目指しました。しかしながら時として、掲載原稿が集まらず、連載コラム執筆者に過重な負担をかけたり、通信内容の希薄さが指摘されるなど問題点も残りました。会員間で共有できる情報提供ツールの一つとしてさらなる充実化が課題となっています。
2)八障連ホームページ・八障連ブログ
八障連ブログで毎月の通信や同封されたイベント情報など発信しました。PDF形式のデータは音声読み上げソフトが認識しないことが指摘され、ブログ本文にも掲載内容をデータで記載したことにより、音声読み上げにも対応するよう改善しました。
●八障連将来検討会の実施
役員や運営委員はそれぞれ団体へ所属しており、所属している業務を行いながら、八障連の活動を行っています。そのため、担い手も少ない現状が続いています。そのような状況の中、今後の中心メンバーの世代交代も含めた検討会を実施しました。検討会には役員、運営委員が参加し、NPO法人ハンズオン埼玉の川田氏をファシリテーターに迎え行われました。結論として、それぞれ現場がありながらの参加であり、どこまで担えるか難しい面がありなますが、害種別を超えて連携している八障連の活動は貴重であり、存続させていくことが確認されました。また次世代を育成していくこと、担い手を増やしていくために例会や運営委員会のあり方も見直しが議論されました。
11月20日、クリエイトホール第2学習室にて開催、市議会議員12名、八障連関係者約20名が出席、重度身体障害の児童デイや生活介護等の、就労支援に関わらない施設の問題や、視覚障害をお持ちの方たちの市職員採用試験についてテーマを絞り、懇談を進めました。重身の児童デイの問題について、改めて問題を確認し、課題が多いことを参加された市議会議員の方たちは感じたようでした。また、視覚障害者の就職については、公的な場所が取り組むべき課題であることを確認し、今後もこのような問題や課題についてお互いに情報共有をさせてもらいたいと締めくくられました。
1)八障連&ワークセンター:共催
「リレートーク&居酒屋トーク : 中堅職員編」 2015、1/30
<大いに語る人>
・丸川寿美子氏(第2若駒の家)
・日浦由美恵(結の会)
・百瀬亜希(パオ)
・長内恒太(ふらん)
このリレー&居酒屋トークは昨年に引き続き開催しました。今回の参加者は始めてお会いする方も含めて25名程。
長年続けてきた障害者福祉事業所もありますが、新規の事業所も増えました。それぞれに課題を持ちつつも、世代交代が進んだ所もあります。そんな中「中堅職員」は職場の全体を意識しながら今後の方向性を探っていく立場にいると思います。
今回のトークでは障害の種別や事業の内容の違いは当然あります。しかし利用者との関わり方、職員間の連携、現場の固有の困難さを抱えながら、現状見つめ自然体で、歩んでいこうという、真剣さと楽天性を感じさせられました。ある参加者は「職場でも似たような話を聞くが、このような場で聞くと重さというか問題の深さが全然違う」と言っていたことが印象的でした。
日々の忙しさの中、職場内で自己完結しがちですが、様々な体験を持つ人から直接の話し聞き、刺激を受けて「自己」見直す良い機会になったのではないかと思いました。
居酒屋トークは西八の「華の舞」。リレートークとは一味違うより率直な話と笑いの中で大いに盛り上がりました。
2)ボウリング大会の実施
2月14日(土)に高尾スターレーンにて恒例のボウリング大会が開催されました。2014年度は、大雪のために中止となったので、2年ぶりの開催となりました。しかし参加団体が2団体、参加者24名で、例年と比べ半数以下の参加者となりました。参加された会員は皆、ボウリングを楽しんでいましたが、毎年、参加人数が減少している傾向が顕著となりました。
3)知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会の開催
知的障害の事業所間のコミュニケーション不足を改善しようということで、各事業所に共通する「高齢化(重度化)」をテーマに知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会を2回開催いたしました。
現状知的の人の地域生活はグループホームしかないかのような印象があるので、まず第1回は、グループホーム、福祉ホーム、ルームシェア、一人暮らしといったさまざまな暮らし方をしている方の事例について報告していただきました。
第2回は、グループホームは、果たして障害の重い人たちの地域生活の場となりうるのかを考えるため、「グループホームの現状と課題 そして、その可能性を考える」と題して、重度重複障害の方、行動障害の方、医療的ケアのある方といった重い障害の方が暮らすグループホームの事例について報告していただきました。
ともに、会場が満席となる70名を超える参加があり、あらためて高齢化(重度化)やグループホームへの関心の高さを痛感するとともに、こうした課題について、今後も継続して、事業所間で情報を共有しともに取り組んでいく必要性を感じました。
第1回 11月8日(土) クリエイトホール10階 第2学習室 参加者数 約70名
第2回 1月31日(土) クリエイトホール10階 第2学習室 参加者数 約70名
4)福祉フォーラム2015「最期まで地域で暮らすため宅老所の取り組みに学ぶ」
3月14日(土) 八王子労政会館2階のホールで、宅老所という主に高齢者福祉の取り組みを描く映画「ただいま それぞれの居場所」の上映と実際に千葉県木更津市で宅老所等を運営するNPO法人井戸端元気の理事長伊藤英樹さんに講演していただき、最期まで地域で暮らすためにはどんな取り組みが必要なのかを、市民の皆さんといっしょに学び、考えました。
八障連の会員団体、障害関係団体の参加は多くはありませんでしたが、高齢の方、高齢の事業所の方など、120名を超える方の参加がありました。制度にとらわれないその取り組みには、学ぶべき点が多くありましたし、一人の方が「自分も年を取ってもいいんだと思えた」という感想をお話してくださったように、多くの高齢当事者が勇気づけられたという意味では、とても有意義な会となりました。
なお、上映間際になって映画に字幕がないことがわかり、急きょテキストデータを作成しました。今後は、映画選定の時点で字幕の有無についても考慮するようにいたします。
1.対市予算要望・政策提言等(八障連・障害福祉課との懇談会)
「サービス等利用計画の問題点」、「重度の利用児・者が通う施設の現状と課題」、「視覚障害者の市職員採用につて(点字受験)」を、中心に話し合いました。サービス等利用計画については、事業者数や、マンパワー不足もあり、思うように進めることができていない点などあげられ、今後も引き続き検討課題として取り組んでいくことが確認されました。重度の障害児・者の点については市としても取り組むべき課題であり、必要な施設であることは認識をしている。しかし、児童に関しては都の管轄ということもあり、難しい点があるが、今後も何らかの対策は検討しているとのことでした。視覚障害者の市職員採用については、正規職員以外で採用する方向で検討していると回答がありました。どの課題点についても、まだまだ明確な回答はされていないこともあり、今後引き続き検討課題として残ってしまう結果となりました。
(2014年10月23日市役所802会議室にて約30名が参加されました)
2.八王子市障害者地域自立支援協議会への参画
第2期(3年任期)の初年度になります。今年度からは、就労支援部会が加わり、3つの部会を中心に活動しました。
自立支援協議会として、市とは別途非公式のホームページを自立支援協議会として開設し、部会の開催日や議事録を公開することで活動について広く紹介いたしました。
今年度は、障害者計画・障害福祉計画の策定がおこなわれ、自立支援協議会としてその評価をおこない意見を述べましたが、策定に十分生かされなかったことを反省し、今後につなげたいと考えています。
●権利擁護推進部会は4つのプロジェクトチーム(以下PT)で活動しました
1. 権利擁護PT
前年度から引き続きおこなった病院4ヵ所に加えて、不動産業者6ヵ所と八王子駅周辺の金融機関4ヵ所に対して訪問調査をおこないました。
2.研修PT
虐待防止法の研修を2回実施しました。第1回は9月22日(月)50名、第2回は3月2日(月)に時間を30分、定員を60名に増やして実施。前半は虐待防止法の概要説明をおこない、後半はグループワークをおこないました。グループワークが好評ですが、団体間、職員間の交流が求められていることの表れのようです。
3. ガイドブックPT
法改正を受けて、難病を追加したり、発達障害をひとつの障害として独立させ、自閉症をそのひとつとしたりといった改訂をおこないました。
また、通級学級等の開設にともなって、教員向けに障害理解を深めるための研修を2回おこないました。
4. イベントPT
第3回 障害のある人もない人も共に安心して暮らせる八王子づくり条例記念イベントを10月11日(土)午後2時~4時、クリエイトホールで開催しました。今回は、大学生及び大学との協働を目指して、法政大学、中央大学、共立女子大学の学生にPT会議に参加していただき、企画からいっしょにおこないました。
●地域移行継続支援部会は厚労省のモデル事業実施を目指しました
1. 制度構築PT(事務局会議)
厚労省の「地域生活支援拠点等整備推進モデル事業」の実施をめざして、横浜市の地域生活支援センター海を視察しました。
2. モデル事業PT
相談支援事業所で行っている支援の中で、制度外に行っている個別支援や、朝夕のスポット的な介助、声掛けなどを拾い上げ、地域で継続して生活するためにはどのような支援が必要なのかを明らかにする作業をおこないました。
3. マニュアル作成PT
「モデル事業」実施を想定して、支援者マニュアル、当事者支援員マニュアル、研修スケジュールについて検討しました。
4. 防災マニュアルPT
前年度の支援者向けマニュアルに引き続き、今年度は障害当事者向けマニュアルを作成しました。
●就労支援部会は企業就労と福祉就労に分かれて活動しました
企業就労グループでは、関係機関である就労支援センター、就労移行支援
事業所、特別支援学校から事業報告をしていただき、現況の情報共有をお
こないました。
福祉就労グループでは、B型及び生活介護事業所を対象に自主製品の販売
や役務等活動についてのアンケートを実施したり、B型事業所の連絡会を
開催したりしました。
八王子市および社会福祉協議会の各種委員会に以下の方々が参画しました。
●八王子市地域公共交通活性化協議会委員に、代表の夛田靖史が在任中です。
●東浅川・南大沢・大横町3福祉センター合同運営協議会委員にNPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏が任期終了に伴い退任、替わってポリオの会八王子の鈴木房子氏を推薦し、在任中です。
●三多摩福祉有償運送運営協議会委員に、ヒューマンケア協会の塚田芳昭氏が在任中です。
●八王子市障害者地域自立支援協議会・権利擁護に関する調整委員会委員に、代表の多田靖史氏、社会福祉法人八王子いちょうの会の崎田京子氏が在任中です。
●はちおうじ健康作り推進協議会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏在任中です。
●八王子市制100周年記念事業実行委員会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏を推薦し、在任中です。
●八王子市社会福祉協議会評議員に、個人賛助会員の大信正良氏が在任中です。
●八王子市社会福祉協議会歳末助け合い募金配分検討委員に、結の会の脇田泰行氏が在任中です。
●八王子市社会福祉協議会ボランティア活動協議会委員に、NPO E-SMILE「COLORS(カラーズ)」の杉浦貢氏が在任中です。
以上、ご報告致します。
第2号議案 2014年度 事業決算報告
第3号議案 2015年度 事業計画(案)
八障連に加盟する団体も現在では市内に活動する障害者関係団体のほぼ8割が加盟しています。
私たち障害者を取り巻く社会状況も近年大きく変わり、行政施策への当事者参画、・市民参画が急速に進み、それまでの対立から協働へと行政や関連機関との関係が転換される中、八障連が果たす役割がより重要と認知されています。
その点を踏まえ、今年度もこれまでと同様に、障害種別を超えたより幅広い視野を持つ総合的な組織体として、その役割の拡充を目指して行きます。
また、単に制度や法律の問題に止まらず、身近な問題や課題を積極的に取り上げ、その共有化と解決の道筋を共に考え行動して行きます。さらに、市行政との協働の要となる「障害者地域自立支援協議会」への参画を推進し、より広い視点での状況把握と迅速な対応に努めて行きます。
一方で、前年度に行った将来検討委員会での提言を踏まえ、出席者の少数化と顔ぶれの固定化が進んでいる毎月の例会は基本的に廃止し、各種学習会、福祉フォーラム、行政・市議会議員との懇談会等のイベントを中心に、活動の展開を改め、会員各団体の参加の機会を増やすことで、会員間の連携と絆の再構築を進めて行きます。
その上で、今後も引き続き、種別の異なる障害当事者が抱える個々の問題を全体の重要な課題と捉え、誰もが地域に暮らす隣人として分け隔てなく、共に安心して暮らし続けることの出来る地域社会の創造を、今年度も基本姿勢として行きます。
《新規入会》
桜草 元八王子寮(正会員)
いちょう工房東浅川(正会員)
一般社団法人メンタルさぽーと協会(団体賛助会員)
《年度当初会員数》
正会員=67団体 団体賛助会員=8団体 個人賛助会員=7名
●例会に代わる会員参加形式の提案
従来形式の例会では、参加者の固定化、参加人数の少数化等が目立っていたため、例会に参加したことのない加盟会員の参加及び八障連全体の活性化を促すために従来の例会ではなく、学習会などを中心に会合を開くこととしました。
議員、福祉課との懇談会は続行するものとし、ボウリング大会は参加人数の減少から廃止とします。
●運営委員会の開催
年度の諸行事に合わせて、2か月に1回開催していきます。また必要に応じて臨時開催を行います。
*議案(年間予定案)
4月 総会準備
5月 総会
6月 会員/報告/運営委員会
7月 学習会(虐待問題?)
8月 交流会・運営委員会
9月 福祉課懇談会
10月 会員/報告/運営委員会
11月 市議との懇談会
12月 交流会/運営委員会
1月 学習会
2月 会員/報告/運営委員会
3月 映画会(福祉フォーラム)
●情報の共有方法
八障連通信の発行と八障連ブログを通して、情報の発信と共有化をすすめます。
1)八障連通信について
①通信の月1回発行を堅持するとともに、八障連の活動レポートを中心に情報の発信を続けます。また掲載原稿を広く会員へ呼びかけるなど会員の意見を反映させつつ、さらなる誌面の充実化を追求します。
②新たに入会した会員の活動紹介記事の掲載など適宜な情報提供に努めます。
③各会員その他が主催する講演会・イベントに参加しての報告記事も可能な限り掲載し、高齢化社会へ向かう中での、障害者福祉の状況の変化を反映した会報誌作りを進めます。
1)八障連ホームページ・八障連ブログ
2015年度も通信の内容に合わせ、八障連ブログにて情報発信を進めていきます。
前年度に引き続き、市議会議員の方々により深く障害者福祉の問題を理解し、市政に反映していただくことを目的に、市議会全会派の議員を招いての懇談会を開催します。テーマとしては、中核市になったことも踏まえ山積する課題をどのように取り組んでもらうか等、今後の例会・運営委員会に於いて検討を進めていきます
1) 八障連&ワークセンター:共催
「リレートーク&居酒屋トーク」
今年度も開催を予定しています。この間の開催経験から、機会さえあれば、職場のこと自分のことを皆話したい、語り合いたい気持ちを沢山持っているようです。研修というよりは、気楽なおしゃべりトーク会といった感じで参加していただければと思います。とりあげてみたいテーマがありましたら、声をかけて下さい。
2)ボウリング大会は、2014年度で終了となります。
「活動の概要」で触れられた通り、恒例となっていた『八障連ボウリング大会』は、運営委員会・例会等の議論により2014年度で終了となりました。今後の会員間の交流については改めて検討していきます。
3)知的に障害のある人たちの地域生活を考える学習会
今年度は、昨年度からはじまったサテライト型という一人のグループホームをはじめとして、ちょっとユニークな取り組みをしているグループホームや制度を使わないシェアハウスなど、新しい取り組みについて紹介することによって、制度から発想するのではなく、制度をどう活用して、当事者の方にとってよりよい地域生活支援をおこなっていくことができるかについて考えていきます。
4)福祉フォーラム2016の実施
具体的なテーマは決まっておりませんが、今年度も、広く市民の方に関心をもっていただくためには、映画の上映を絡めた企画がよいのではないかと考えております。今後、会員の方の意見を伺いながら、運営委員会や実行委員会で企画を具体化していきます。
1.対市政策提言・担当部課長との懇談会の開催
これまで八障連発足当初より対市予算要望として、福祉部障害者福祉課を初めとした市関係各課との対話・交渉を行い、一定の成果を得てきました。しかし、近年の社会情勢の変化、市政への協働参画の流れが進み、一方で各現場の抱える当面の大きな課題が峠を越えて、具体的な要望の表面化が難しくなっている現状を踏まえ、八障連会員各団体と市関係各課との対話の機会を重視し、昨年より年度ごとにテーマを設定しての懇談会を開催することとしました。
今年度は、中核市移行に伴い課題とされる点など各障害種別によって出てきていると思われる。そのため、例会等で各分野の方たちと意見交換をしていき、市への提言等をしていこうと考えています。
2.八王子市障害者地域自立支援協議会への参画
第2期(3年任期)の2年目になります。今年度の下半期からは(仮称)児童部会の設置をめざして協議していきます。
○権利擁護推進部会
1. 権利擁護(プロジェクトチーム=以下PTと表示)
前年度おこなった調査の結果をまとめ、公表の仕方について検討します。できれば、良い事例を紹介し、こうすればできるという提案をしていければと考えています。
2. 研修PT
八王子市が中核市に移行し、市の独自基準として、虐待防止法の研修が義務化されましたので、その実現に寄与できるよう市と協力しながら研修計画を検討します。
3. ガイドブックPT
改訂版が出来上がるので、その配布先を検討するとともに、ガイドブックの活用方法として、市の出前講座での活用や教員向け研修会や児童向け講座の開催について検討します。
4. イベントPT
これまでイベントの自主開催をおこなってきましたが、対象者の拡大に限界を感じ、今年度は、いちょう祭りに参加して、差別禁止条例の周知や障害理解を深めるための取り組みをおこないます。
○地域移行・継続支援部会
1. 制度構築PT(事務局会議)
厚労省の「地域生活支援拠点等整備推進モデル事業」の実施要項が出たので、現在市と協議中です。補正予算となるので早くても下半期からとなります。
○就労支援部会
1.企業就労グループについては、以下のテーマについて考え、取り組んでいきます。
①地域の就労支援の現状について~「働く方の生活支援」「雇用側の現状」~
②特別支援学校新規卒業生の障害福祉サービスの利用に係るアセスメントについて
③障害者の積極的雇用などを行っている企業への顕彰制度について
2.福祉就労グループについては、昨年度に引き続き就労継続支援B型事業所の連絡会を開催し、情報の共有やネットワーク作りを支援していきます。また、特別支援学校卒業生のB型事業所利用に係るアセスメントについて、生徒及び移行事業所双方に混乱をきたさないよう、部会として状況把握や調整に協力していきます。
八王子市の各種委員会に以下の方々を本年度新規に推薦しました。
●八王子市住宅マスタープラン改定検討会委員に、多摩草むらの会・夢来の松岡都氏を推薦しました。
以上、2015年度事業計画としてご提案を致します。
第4号議案 2015年度 事業予算(案)
第5号議案 2015年度 運営委員等人事(案)
1,運営委員
有賀 豊 (社会福祉法人マインドはちおうじ・リサイクルわかくさ)
池谷 匠 (八王子市地域腎友会)
伊東 隆 (NPOほほえみ・すまいる工房)
杉浦 貢 (NPO E-SMILE・COLORS=カラーズ)
鈴木由紀子 (NPO八王子視覚障害者福祉協会・はなみずき)
立川 伸吾 (NPOわかくさ福祉会・プレワーク)
土居 幸仁 (NPOCES・八王子生活館)
松岡 都 (NPO多摩草むらの会・夢来)
山田 輝生 (NPOほっとスペース八王子)
以上 9名
2,役員
代表 杉浦 貢(NPO E-SMILE・COLORS=カラーズ)
副代表 鈴木 由紀子(NPO八王子視覚障害者福祉協会・はなみずき)
事務局長 有賀 豊(社会福祉法人マインドはちおうじ・リサイ クルわかくさ)
事務局長補佐 立川 伸吾(NPOわかくさ福祉会・プレワーク)
3. 監事・顧問
監事 清水 栄 (㈱プレアデス代表取締役:個人賛助会員)
顧問 夛田 靖史(NPO八王子パオの会・パオ)
脇田 泰行(NPO結の会・らいふ結)
小 義久(NPO八王子パオの会・パオ)
以上、ご提案を致します。
第5号議案 規約の改定(案)
改定項目1
事務局および会計所在地の変更に伴い、本総会開催日付で規約における次の項目を改定します。
現行
(事務所)
第2条 この会は事務所を八王子市長房町588 西28-904 夛田方におく。
2 当協議会においての会計の所在は、事務所とは別に会計担当者の所属する団体内に置くものとする。
改定案
(事務所)
第2条 この会は事務所を
八王子市打越町347-3安井ビル102号 NPO法人 E-SMILE「COLORS」内に置く。
2 この会の会計の所在は、事務所とは別に会計担当者の所属する
八王子市南町5-13 八王子ローヤルマンション1F NPO法人 CES「八王子生活館」内に置く。
改定項目2
顧問の位置づけと役員および運営委員の任期の明確化を図るため、本総会開催日付で規約における次の項目を改定します。
現行
(役員)
第10条 この会には次の役員を置く。
1,運営委員 7人以上、15人以下
2,監事 1人以上
3,運営委員のうち、1名を代表 2名を副代表、1名を事務局長、1名を会計とする。
(選任)
第11条 運営委員は総会において正会員の互選により定める。
2,代表、副代表、事務局長、会計は運営委員会において運営委員の互選により定める。
3,総会が招集されるまでの間において、補欠または増員のため役員を緊急に選任する必要があるときは前項の規定にかかわらず運営委員会の承認を得て、これを行うことが出来る。
4,監事は総会で選任する。
5,監事は運営委員をかねることができない
(職務)
第12条 代表はこの会を代表し、その業務を統括する。
2,副代表は、代表を補佐し、代表に事故があるとき、または代表が欠けたときは、その職務を代行する。
3,運営委員は、運営委員会を構成し、この規約の定め、総会及び運営委員会の議決に基づき、この会の業務を執行する。
4,監事は、次に掲げる職務を行う。
1)運営委員の業務執行の状況を監査すること。
2)この会の財産の状況を監査すること。
3)前2号の結果を報告する為に必要がある場合には、総会を招集すること。
4)運営委員の業務執行の状況、この会の財産の状況について運営委員に意見を述べること。
(任期)
第13条 役員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
2,補欠のため、及び増員により就任した役員の任期は、それぞれの前任者または現任者の任期の残存期間とする。
改定案
(役員)
第10条 この会には次の役員を置く。
1,運営委員 7人以上、15人以下
2,監事 1人以上
3,運営委員のうち、1名を代表 1人以上2人以内を副代表、1名を事務局長、1名を会計とする。
4,顧問 3人以下
(選任)
第11条 運営委員は総会で選任する。
2,代表、副代表、事務局長、会計は運営委員会において運営委員の互選により定める。
3,総会が招集されるまでの間において、補欠または増員のため役員を緊急に選任する必要がある場合は前項の規定にかかわらず運営委員会の承認を得て、これを行うことが出来る。
4,監事は総会で選任する。
5,監事は運営委員をかねることができない。
6,顧問は代表の推薦により総会で選任する。
(職務)
第12条 代表はこの会を代表し、その業務を統括する。
2,副代表は、代表を補佐し、代表に事故があるとき、または代表が欠けたときは、その職務を代行する。
3,運営委員は、運営委員会を構成し、この規約の定め、総会及び運営委員会の議決に基づき、この会の業務を執行する。
4,監事は、次に掲げる職務を行う。
1)運営委員の業務執行の状況を監査すること。
2)この会の財産の状況を監査すること。
3)前2号の結果を報告する為に必要がある場合には、総会を招集すること。
4)運営委員の業務執行の状況、この会の財産の状況について運営委員に意見を述べること。
5,顧問はこの会の業務執行に於いて必要な助言を行う。
(任期等)
第13条 運営委員の任期は2年とする。ただし、再任を妨げない。
2 前項の規定にかかわらず、運営委員を総会で選任するため、後任の運営委員が選出されていない場合に限り、規約で定められた任期の末日後最初の総会が終結するまで、その任期を伸長することができる。
3 補欠のため、又は増員により就任した運営委員の任期は、それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする。
4 運営委員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務を行わなければならない。
尚、以上の改定・追加項目は規約の最後尾(付則)に総会開催日付にて追記されます。
以上、ご提案を致します。