2018年八障連定期総会の議事録をアップします。
2018定期総会議事録【PDF版】はこちらから
2018年定期総会【音声版】はこちらから
ここからは議事録本文です。
八王子障害者団体連絡協議会2018年度定期総会議事録
1、日 時 2018年5月19日(土) 午前10時30分~12:00まで
2、場 所 八王子労政会館 3階会議室 東京都八王子市明神町3-5-1
3、正会員数 64団体
4、出席者数 43団体(うち委任状31団体)
5、議長及び議事録署名人選任の経過
司会の鈴木氏より、まず本総会の成立が確認された後、議長の選任を諮ったところ、満場一致をもってサポート南多摩ILみなみTama松木氏が議長に選出された。続いて議長より書記について、リサイクルわかくさ後藤氏を任命した。また、議事録署名人に、ほっとスペース八王子渡辺氏、地域活動支援センターパオ小濱氏が選任され、議長のあいさつの後、議案の審議に入った。
6、審議事項
(1) 第1号議案 2017年度事業報告
(2) 第2号議案 2017年度事業決算報告
(3) 第3号議案 2018年度事業計画(案)
(4) 第4号議案 2018年度事業予算(案)
(5) 第5号議案 2018年度運営委員の選出(案)
7、議事の経過の概要及び議決の結果
(1) 第1号議案 2017年度事業報告
担当者より議案が読み上げられ、その後補足として、担当者より、今年度はこころみの会の新規入会があったことが報告された。議長が意見等確認を求めたところ、加盟の状況をもう少し詳しく教えてほしいとの質問が出され、担当者より、2017年度当初加盟正会員団体数は66団体、団体賛助会員数は10団体、個人賛助会員数は7名、2017年度末時点では加盟正会員団体数は64団体との応答あり(ちなみに、2017年度末で1団体退会のため、2018年度は63団体でスタート)。その後は質問がなかったため、採決を取ったが、全員異議なくこれを可決承認した。
(2) 第2号議案 2017年度事業決算報告
会計担当者より説明があり、その際に会計監査の清水氏が行った会計監査報告も会計担当者よりなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。
(3) 第3号議案 2018年度事業計画(案)
最初に、担当者より、議案書8ページの年度当初会員数の訂正が以下のようにあった。
正会員58 →(正)64 団体賛助10 →訂正なし 個人賛助7 → 訂正なし
その後議長が意見等確認を求めたところ、出席者より意見が出され、それに対す
る意見交換が下記のようになされた。
Q:従来やってきた活動がここ最近ではだいぶ絞られてきた、福祉課懇談会、市議懇談会、福祉フォーラムの三つのイベントを大きな柱とした活動を行っていくとするならば、例会はやらないのか。また、三つのイベントのテーマや議題や、 八障連としての基本的スタンスはどうやって決めていくのか。アンケートなどで聞くのか、それとも運営員会中心に決めていくのか。また、なぜ縮小傾向としていくのか。
A:それぞれの要因として人材不足が一番に挙げられる。決まった一部の運営委員に負担がかかっている。例会についてはここ数年行っていない。運営委員会も隔月開催を検討している。3つのイベントを基本活動としたが、他には、他市の活動団体との交流や、障害分野だけでなく、高齢者団体との交流も考えていきたい。運営委員会は、隔月の開催予定だが、逆に頻度があがる可能性はある
Q:ややマンネリ化感がある。だが、共通の話題はあるのではないか。わたしたちの会報にも載せたが、バリアフリーもまだ不完全。これを取り上げてほしい。特に町医者のバリアフリー化を取り上げてほしい。行政は町医者への受診を推奨しているが、バリアフリーになっている町医者(開業医)は少ない。町のバリアフリーも大切だが、医療の現場がそもそもフリーでない現状がある。町医者は休みの日も多い。これらを、本会議で議論を起こしてほしい。重要なのは八障連の活動の効果がどのくらいあるかが大切ではないか。
A:これまでも、今のような具体的なものを当事者の方に実際に懇談会に参加していただいて提案していただいている。
Q:市議会レベルの話をもっていかないとだめなのでは。
A:通信を通して「意見やテーマをください」とその都度お伝えしているので、意見を是非言ってください。その調整役が運営委員会だと思っている。
A:フォーラムは何らかの障害に焦点をあてて、市民に理解してもらえるように企画している2017年度は発達障害を取り上げ、有意義であったし好評だった。市民の方々に私たちの活動を理解していただけるように行っている。しかし人数少なかったのは寂しかった。
A:私は市の自立支援協議会の中にある権利擁護推進部会に委員として参加させてもらっているが、その中で出された事例で、産婦人科にいかれた女性の方で車いすの方の話しだが、病院から診察を断られた(床が抜けるなどの理由で:実際は問題のない建物であったが)とのことで、 医師も「うちはそういう方の診察はできない」と対応したとのことで、委員として参加している別の医師がその件に関して調整したとのこと。
明石市では、折りたたみのスロープの購入に対して助成金を出すなど、対応をしている自治体もある。 医師会や不動産業者などに対して、合理的配慮がなされた好事例などを紹介するなども行っている。
Q:バリアフリーでも、どこから手をつけるか優先順位をつけてもらいたい。市議会の皆さんにご理解を得ていただいて、定例議会は年に4回あるので、行政に働きかけてもらいたい。当局を動かしてもらったり、ひいては医師会をも動かしてもらいたい。
A:個人的だけど、車椅子の場合は、歯科は入れないところは多い。歯科は増えているけど車椅子で入れるところは少ない。風邪などの場合でも、小規模な診療所だと受け入れ態勢がないとのことでなかなか受け入れてもらえない。
ただ、要望を伝えていくにあたって、“こうしろああしろ”では変化や改善は望めない。誤解や偏見を解消していくためには、話し合いの場について、相手の方々の声を聴きながら行っていきたい。どんな相手ともけんか腰で臨むのはやめようと思っている。
優先順位をつけることについても、事務局がさぼっているわけではない。今後も課題を挙げていきたいと思っているので、できれば要望や課題を把握している方に、運営委員会に参加していただき、それを話していただきたい。
Q:私たちの会で独自でアンケートを作って、町医者に直接、電話ででも聞いてみようと思っている。
A:先日看護師の方が車いすの開き方を知らなかったです
上記以外では、その後質問がなかったため、採決を取ったが、全員異議なくこれを可決承認した。
(4) 第4号議案 2018年度事業予算(案)
会計担当者より説明がなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。
(5) 第5号議案 2018年度運営委員の選出(案)
担当者より説明がなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。
2018定期総会議事録【PDF版】はこちらから
2018年定期総会【音声版】はこちらから
ここからは議事録本文です。
八王子障害者団体連絡協議会2018年度定期総会議事録
1、日 時 2018年5月19日(土) 午前10時30分~12:00まで
2、場 所 八王子労政会館 3階会議室 東京都八王子市明神町3-5-1
3、正会員数 64団体
4、出席者数 43団体(うち委任状31団体)
5、議長及び議事録署名人選任の経過
司会の鈴木氏より、まず本総会の成立が確認された後、議長の選任を諮ったところ、満場一致をもってサポート南多摩ILみなみTama松木氏が議長に選出された。続いて議長より書記について、リサイクルわかくさ後藤氏を任命した。また、議事録署名人に、ほっとスペース八王子渡辺氏、地域活動支援センターパオ小濱氏が選任され、議長のあいさつの後、議案の審議に入った。
6、審議事項
(1) 第1号議案 2017年度事業報告
(2) 第2号議案 2017年度事業決算報告
(3) 第3号議案 2018年度事業計画(案)
(4) 第4号議案 2018年度事業予算(案)
(5) 第5号議案 2018年度運営委員の選出(案)
7、議事の経過の概要及び議決の結果
(1) 第1号議案 2017年度事業報告
担当者より議案が読み上げられ、その後補足として、担当者より、今年度はこころみの会の新規入会があったことが報告された。議長が意見等確認を求めたところ、加盟の状況をもう少し詳しく教えてほしいとの質問が出され、担当者より、2017年度当初加盟正会員団体数は66団体、団体賛助会員数は10団体、個人賛助会員数は7名、2017年度末時点では加盟正会員団体数は64団体との応答あり(ちなみに、2017年度末で1団体退会のため、2018年度は63団体でスタート)。その後は質問がなかったため、採決を取ったが、全員異議なくこれを可決承認した。
(2) 第2号議案 2017年度事業決算報告
会計担当者より説明があり、その際に会計監査の清水氏が行った会計監査報告も会計担当者よりなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。
(3) 第3号議案 2018年度事業計画(案)
最初に、担当者より、議案書8ページの年度当初会員数の訂正が以下のようにあった。
正会員58 →(正)64 団体賛助10 →訂正なし 個人賛助7 → 訂正なし
その後議長が意見等確認を求めたところ、出席者より意見が出され、それに対す
る意見交換が下記のようになされた。
Q:従来やってきた活動がここ最近ではだいぶ絞られてきた、福祉課懇談会、市議懇談会、福祉フォーラムの三つのイベントを大きな柱とした活動を行っていくとするならば、例会はやらないのか。また、三つのイベントのテーマや議題や、 八障連としての基本的スタンスはどうやって決めていくのか。アンケートなどで聞くのか、それとも運営員会中心に決めていくのか。また、なぜ縮小傾向としていくのか。
A:それぞれの要因として人材不足が一番に挙げられる。決まった一部の運営委員に負担がかかっている。例会についてはここ数年行っていない。運営委員会も隔月開催を検討している。3つのイベントを基本活動としたが、他には、他市の活動団体との交流や、障害分野だけでなく、高齢者団体との交流も考えていきたい。運営委員会は、隔月の開催予定だが、逆に頻度があがる可能性はある
Q:ややマンネリ化感がある。だが、共通の話題はあるのではないか。わたしたちの会報にも載せたが、バリアフリーもまだ不完全。これを取り上げてほしい。特に町医者のバリアフリー化を取り上げてほしい。行政は町医者への受診を推奨しているが、バリアフリーになっている町医者(開業医)は少ない。町のバリアフリーも大切だが、医療の現場がそもそもフリーでない現状がある。町医者は休みの日も多い。これらを、本会議で議論を起こしてほしい。重要なのは八障連の活動の効果がどのくらいあるかが大切ではないか。
A:これまでも、今のような具体的なものを当事者の方に実際に懇談会に参加していただいて提案していただいている。
Q:市議会レベルの話をもっていかないとだめなのでは。
A:通信を通して「意見やテーマをください」とその都度お伝えしているので、意見を是非言ってください。その調整役が運営委員会だと思っている。
A:フォーラムは何らかの障害に焦点をあてて、市民に理解してもらえるように企画している2017年度は発達障害を取り上げ、有意義であったし好評だった。市民の方々に私たちの活動を理解していただけるように行っている。しかし人数少なかったのは寂しかった。
A:私は市の自立支援協議会の中にある権利擁護推進部会に委員として参加させてもらっているが、その中で出された事例で、産婦人科にいかれた女性の方で車いすの方の話しだが、病院から診察を断られた(床が抜けるなどの理由で:実際は問題のない建物であったが)とのことで、 医師も「うちはそういう方の診察はできない」と対応したとのことで、委員として参加している別の医師がその件に関して調整したとのこと。
明石市では、折りたたみのスロープの購入に対して助成金を出すなど、対応をしている自治体もある。 医師会や不動産業者などに対して、合理的配慮がなされた好事例などを紹介するなども行っている。
Q:バリアフリーでも、どこから手をつけるか優先順位をつけてもらいたい。市議会の皆さんにご理解を得ていただいて、定例議会は年に4回あるので、行政に働きかけてもらいたい。当局を動かしてもらったり、ひいては医師会をも動かしてもらいたい。
A:個人的だけど、車椅子の場合は、歯科は入れないところは多い。歯科は増えているけど車椅子で入れるところは少ない。風邪などの場合でも、小規模な診療所だと受け入れ態勢がないとのことでなかなか受け入れてもらえない。
ただ、要望を伝えていくにあたって、“こうしろああしろ”では変化や改善は望めない。誤解や偏見を解消していくためには、話し合いの場について、相手の方々の声を聴きながら行っていきたい。どんな相手ともけんか腰で臨むのはやめようと思っている。
優先順位をつけることについても、事務局がさぼっているわけではない。今後も課題を挙げていきたいと思っているので、できれば要望や課題を把握している方に、運営委員会に参加していただき、それを話していただきたい。
Q:私たちの会で独自でアンケートを作って、町医者に直接、電話ででも聞いてみようと思っている。
A:先日看護師の方が車いすの開き方を知らなかったです
上記以外では、その後質問がなかったため、採決を取ったが、全員異議なくこれを可決承認した。
(4) 第4号議案 2018年度事業予算(案)
会計担当者より説明がなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。
(5) 第5号議案 2018年度運営委員の選出(案)
担当者より説明がなされた。その後議長が意見等確認を求めたところ特になく、全員異議なくこれを可決承認した。