コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。
愛知県一宮市、文化財建物のホール、
墨会館のピアノコンサートに出演。
今年の秋、2回目の会場でした。
同じ会場、同じピアノコンサートでも
前回出演したコンサートと出演者が
代わると雰囲気もかなり変わります。
前回は気楽な勉強会ムードだったので
建物ウオッチングしたり、どことなく
「コンサートを楽しむ」感じでしたが、
今回は真剣勝負のような感じでした。
演奏していると、気のせいだろうか
客席の方々が真剣に聞いて下さっている
「気」のようなものが届いてきて、
気分が引き締まる思いだったです。
前回と今回、両方聞いて下さった方から
「今日の演奏、気合入っていましたね。
音楽よく届いてきました。
とてもよかったですよ。」
と言われ、ほっとしました。
いや、このホールやピアノと相性がよく、
ピアノの響きに助けられただけですね。
最後のアンコールの連弾曲、
トリッチ・トラッチ・ポルカは
とても楽しく演奏できました。
秋のシーズン、まず前半の3回が
終了しました。これから後半の3回が
スタートします。
いつもは演奏を楽しむことを第1と考えて
気楽にやっていましたが、1回1回を真剣に
心をこめて演奏していきたいと思います。
豊明文化会館のピアノコンサートに
出演しました。ピアノ連弾と独奏です。
このところ、豊明文化会館コンサート、
春と秋のお彼岸の頃に開催しています。
コロナ禍が収まって、このところ
毎週のようにコンサート本番があり、
嬉しい悲鳴です。
今日の出演者は5名のはずでしたが、
体調不良で出演できない方が2名いて
ピアノ3名だけの演奏になりました。
2名も出演キャンセルとは驚きました。
3名だけでも予定通り開催しました。
15時から16時30分の予定でしたが
15時からスタートしたコンサートは、
休憩なしで15時50分には終了です。
あっけなかったかというと、
そうでもなくて、最後に演奏した
大御所ピアニスト先生のショパン作曲、
アンダンテスピアナートと華麗な
大ポロネーズの演奏は圧巻で、
出演できなかった方の穴を埋めるほど
印象的な演奏だったです。
演奏者が少なくて残念といえば残念。
体調不良になり、出演できなかった方も
残念な気持ちであったことでしょう。
夏の暑さが異常なほどだったですが、
急に涼しくなりました。体調管理にも
充分気を付けて本番に臨みたいです。
登録文化財になっているホールでの
ピアノコンサートに出演しました。
愛知県一宮市にある「墨会館」です。
ここで何回か演奏したことがあります。
墨会館は1957年に丹下健三氏により
繊維会社のイベントを行う集会室として
建てられました。65年以上前ですね。
後に繊維会社から一宮市に譲渡され、
建物は現在「尾西小信公民館」として
活用されています。
もともとコンサートホールとして
建てられた会場ではありませんが、
繊維産業が繫栄した時代を思わせる
独特の雰囲気があります。
どことなくなつかしさを感じる
暖かい雰囲気です。
当時としては、とても新しい感覚の
建物だったことでしょうね。
リハーサルの待ち時間に建物を
見学してみました。この壁ですが、
近くで見ると、こんな感じです。
建物はコンクリートでできていますが、
コンクリート面に木の木目のような
模様をつけるという、凝ったものです。
丹下先生のこだわりの部分でしょうか。
ピアノはYAMAHAの古いフルコンです。
弾きやすいピアノに思えました。
音がよく響きすぎるくらいなので
ピアノの蓋は半開にしました。
リハーサルが一人25分あったので、
すぐに響きに慣れることができました。
今日の出演者は5名です。
いわゆるピアノ名曲コンサートでした。
ショパンの雨だれのプレリュード、
リストの愛の夢、
シューマンのアベッグ変奏曲。
そんなよく知られている名曲の中、
私だけがあまりしられていない曲を
演奏しました。
ドリーブ作曲=ドホナーニ編曲の
「ナイラワルツ」を演奏しました。
あまり演奏される機会のない
演奏時間約10分の曲でしたが、
お客さまに退屈しないで最後まで
聞いてもらえたかしら。
でも、なかなかいい曲なんですよ。
なぜ、みんなこの曲弾かないのだろう?
今日はいつもよりちょっとだけ
面白く演奏できたかもしれないです。
9月14日(土)愛知県一宮市の
墨会館でのピアノコンサートに向けて
今日はピアノ練習会に参加しました。
3か所、JR駅に直結するストリート
ピアノを演奏して、それぞれのピアノ
弾き比べをしてみようとのこと。
最初は「フェリエ南草津」1Fにある
ストリートピアノです。
私はここは初めてでした。
ショッピングセンターの中にあって
休憩スペースに置かれていました。
周囲にカフェがあるためか、
ピアノの音はマイルドに調整されて
抑えられているように思えました。
バックミュージックとしてなら
心地よい響きかもしれませんね。
次に「JR大垣駅」のピアノに行きました。
ここは今までに何回か弾いたことのある
ピアノで、弾き心地は気に入っています。
初めての人も弾きやすい場所にあって、
弾きやすいピアノのように思います。
人通りの多い通路に面しています。
通過する貨物列車の音が気になる
という意見もでてきましたが、
私はあまり気になりませんでした。
この場所に慣れているからかしら。
最後にJRで尾張一宮駅に行って、
「一宮駅ピアノ」を弾いてきました。
ここでも何回か弾いたことがあります。
みんなは、「ここは暑いね。」と言いました。
確かに冷房の効いたショッピングモールや、
風通しのよい通路にあるピアノに比べると
暑さを感じるかもしれませんね。
古いピアノですが、弾き心地は
それほど悪くなく、低音部の響きは
抑えられているように思いました。
こんな駅ピアノの弾き比べ会も
なかなか面白かったです。
「あなたたちみんな、プロですか?」
なんて聞かれました。
「まさかぁ~。まだまだこれからです。」
みんなで笑って逃げました。
2024年の春祭り、武将隊パレードの
ために作曲して、電子ピアノで演奏して、
録音。祭りでパレードに合わせて流した
音楽をピアノソロに編曲してみました。
特に、どなたかからリクエストがあって
編曲したのではなく、自分自身で弾いて
楽しむために作ってみました。
春祭りで1回で終わりにしないで、
形に残しておこうと思いました。
主要なテーマは5種類ほど作りました。
このテーマを使って、その時の気分で
即興的に演奏していくのもいいです。
もちろん、どこかで演奏するラッキーな
チャンスに恵まれたら、応じます。
その時の持ち時間に合わせて、いろいろ
自由に演奏してみようかと思います。
ふと、そんなことを考えていたら、
コンサートで演奏する話が持ち上がり
10月20日のコンサートで演奏曲の
1曲に加えることになりました。
嬉しいお話でした。
チラシ、プログラムに曲名載せるので、
曲のタイトルは?と聞かれました。
「2024春祭り武将隊パレードの曲」
ではちょっと面白くないですね。
「武将隊のマーチ」?
「レッツゴー 賤ケ岳」?
「戦国時代のテーマ」?
何かいいタイトル考えてみます。