何年前だったか、胆石と診断され、直径1cmの石が胆嚢の中に付着していました。
けれども、そのことをほとんど気にせず、いつの間にか完全に忘れて生活していました。
食事も、全く普通食。
2月白馬キャンプで、胆石発作を起こし、のたうちまわるような痛みの中、救急車で
病院へ運ばれました。
発作は5~6時間後に収まりましたが、あの苦しみは忘れることはできません。
胆石はCT検査で2cmの大きさになっていました。
このまま放っておくと、石は大きくなるばかり。
大学病院で、「ウルソ」という薬を処方されました。
私は、お医者さんに、「この薬、副作用はありますか?」と聞きましたら、
「いえ、ありません。」と答えられました。
そう聞いたのは、以前に、ある漢方薬の副作用で、胆石発作のような症状が起こり、
救急車で運ばれたことがあったからです。
医者がそう言うのだから安心して薬を飲んでいましたが、飲み始めて、じわじわと
お腹の調子が悪くなり、下痢になってしまいました。
薬を半分に減らすと、下痢はおさまりましたが、時折胸が苦しくなるので、
今は全く飲んでいません。
とにかく、胆石がこれ以上大きくならないためには、食事療法と無理のない
規則正しい生活を心がけなければなりません。
胆石の食事療法、いろいろ学びました。
油を使った食事を避けること。食物繊維を多くとること。
タンパク質食品を多く食べること。ただし、コレステロールの多い、肉・魚は避けること。
牛肉、豚肉、まぐろ、さば、たまごの黄身などなど、、、。
食生活の大改革が必要になりました。
今は、油一切使わず、肉は鶏のささみか、胸肉だけ。大好きなマグロのたたきもなし。
毎日、大豆、海藻、野菜をたくさん食べる生活になりました。
家族の食事とは別に、自分の食事も作るので、結構大変です。
いくつか紹介します。
これは「ふのり」というもの。
数時間水に漬け込んで、そのつけ汁と一緒に、どろどろになるまで煮ます。
黒酢と砂糖を入れて出来上がり。
これ、メチャウマです。
次は、大豆の煮もの。
これも結構美味しく作れたので、今日のお弁当にも入れました。
たくさん作ったので、数日は毎食食べられます。
お次は、これ。トマト・レモン酢。
レモン酢は、胆石を溶かす作用があると書いてあったので、早速レモンを買って来て、
スライスしたレモンを、酢に漬け込んでレモン酢を作り、トマトジュースに混ぜて飲みます。
何やかにやと、以前とは全く違った食生活になりました。でも、これも益となって、おかげで
コンスタントにじわじわと体重がへっているので、嬉しい限り。
感謝します。