イヤな予感通り、お兄さんの咲太郎は盗品(腕時計)を質に入れようとした罪で警察につかまり、投獄されてしまいました。
3日前に盗まれたその時計については、ローズマリーという踊り子が咲太郎といっしょに夜じゅうずっといた、という証言をしてくれたのです。それで無実はわかっているのですが、時計をどこで手に入れたかはなにも言わない咲太郎。だれかをかばっているらしい。
それは芝居小屋の漫才コントの片割れでした。咲太郎は盗品を彼から借りたのです。
なぜかというと、十万ほど欲しかったから。
川村屋の親分がなつと富士子さんに言うには、咲太郎はつぶれたムーランルージュを買い戻すために詐欺に遭い、十万ほどそいつに持ち逃げされていたのでした。保証人になったのが川村屋のマダムで、騙されてたとマダムは思い込んでいたのです(だからなつたちを人質にしようと思ってたわけだね)。
そんな説明を受けている内に、ノブがやってきてお兄さんからの手紙を渡します。そこには、自分のことは忘れてくれというセリフが……。
なつが胸を突かれている一方で、十勝ではおじいちゃんが息子に、
「なつと結婚しろ」
などと言い出すのでした!
というところで今回のエピソードはおしまい。おじいちゃん、政略結婚をさせたくなるほどなつが好きなのねえ。男というのはほんと、やっかいな生き物です。
3日前に盗まれたその時計については、ローズマリーという踊り子が咲太郎といっしょに夜じゅうずっといた、という証言をしてくれたのです。それで無実はわかっているのですが、時計をどこで手に入れたかはなにも言わない咲太郎。だれかをかばっているらしい。
それは芝居小屋の漫才コントの片割れでした。咲太郎は盗品を彼から借りたのです。
なぜかというと、十万ほど欲しかったから。
川村屋の親分がなつと富士子さんに言うには、咲太郎はつぶれたムーランルージュを買い戻すために詐欺に遭い、十万ほどそいつに持ち逃げされていたのでした。保証人になったのが川村屋のマダムで、騙されてたとマダムは思い込んでいたのです(だからなつたちを人質にしようと思ってたわけだね)。
そんな説明を受けている内に、ノブがやってきてお兄さんからの手紙を渡します。そこには、自分のことは忘れてくれというセリフが……。
なつが胸を突かれている一方で、十勝ではおじいちゃんが息子に、
「なつと結婚しろ」
などと言い出すのでした!
というところで今回のエピソードはおしまい。おじいちゃん、政略結婚をさせたくなるほどなつが好きなのねえ。男というのはほんと、やっかいな生き物です。