なつぞら #34 直球勝負

　雪月の人たちから、バターを使って新しいバターせんべい（ミルクバケット型）を見せられたなつ。（サブレみたい）。地元の銘菓にしたい、お土産にしたい。ここでなければ作れないものを作りたい。

　晩成社の開拓者のように、バターをつくっているおじいちゃんにも相談したいそう。バターの缶には、『開拓者の郷』と書かれていました。商品名らしい。期待してるよ、と雪月のおじさんに言われてしまいます。

　天陽は、帰りの電車の中で、なつに、東京へ行きたいことを言ってみたらと言いますが、なつは
「行きたいとは言ってない」
「だったら行くなよ」

　天陽はあることを感じているようです。
　帰宅したなつは、サブレをみんなにふるまいます。あずきが中心だという感想に、これからは洋風のものがウケるとなつは確信しています。おじいちゃんは、照男と二人で考えろと。

　さて、スキー大会に天陽が出ることがわかったおじいちゃんは、照男も出ろと言うのでした。
　照男はおじいちゃんからスキーを買ってもらいます。「ずるい！　天陽くんは自分でつくるのに。作った方がかっこいい！」となつが言えば、「勝てばいい、勝てばかっこいいべ」グレてしまうおじいちゃんでありました（か、かわいい）。

　スキー大会当日、照男は天陽に、なつのことどう思ってる？　好きなのか？
　直球勝負に出ます。素直に答えが返ってくればいいのですが……。照男ってなんか、どこか不器用なんだよね……。