あすにゃん日記

500字程度のエッセイを書きます。

なつぞら #43 感想 決意したなつ

2019-05-20 08:49:41 | ドラマ(朝ドラ含む)
今日のなつぞらも、なつがまぶしいお話でした。
 しつけがちゃんとされているので、おじいちゃんにも、「お世話になりました」とご挨拶ができるんです。柴田家は、しっかりしています。

 泰樹さんは、大黒柱のように柴田家を支えている。気まぐれで皮肉屋っぽ夕見子に対して家族がどう扱うか考えあぐねたときにも、水戸黄門の印籠のように使われてしまったり(笑)

 そんな泰樹さんとなつの、心の交流が垣間見えるシーンが今回もあって、ちょっと泣けてしまいました。

 明美ちゃんとなつとのやりとりも、しみじみとしてよかった。自分はなつのことを、幼かったときから本当の姉のように思ってたみたいなことを明美が言ってましたが、その言葉がなつにとって、どんなに慰めになったことでしょう。どんなに優しくされても、居所はここにない、と思っていたなつにとっては、柴田家は、やはり最後に頼るべき砦のようなものなのです。

 酪農をやってきたことは、決して無駄にはならない経験です。裏切りだと思っているなつには、自分を抑えたくないが酪農の経験が活かせるとも思えないという葛藤があるようですが、だいじょうぶ! 若い内はやりたいこと、なんでもやるべきです。

 情熱だけ抱きしめて、なつは東京へ行きます。さて、どんなコワイことが待っていることでしょうか。明日に続きます。