エアコンを労う

おつかれさま。
うちの３台あるエアコンさん。
夫婦の私室と
リビングのは
2つとも暑い日にはガンガン、
まわっていました。

電気代がもったいない、と言うことで
リモートで、
6畳の部屋で創作したこともありました。
でも、続かなかった。
正座してたら、足の感覚がなくなるほど
しびれちゃって。

夏が終わる頃。
ポメポメポメ。
なにやら、
ポンプが弾けるような音がする。
なんだろう。
耳を澄ませると、
エアコンの管がポメポメ泣いている。

働かせすぎたのかな。
昼も夜も、かけっぱなしだったし。
エアコンの空気も、かび臭い。
見ると、エアコンの壁際に
黒っぽいシミが……

部屋干しが多いから
しけってるんだろう。
それで、カビが生えてきたんだ。
エアコンを掃除しなくちゃ。

業者を呼んで、掃除して貰いました。
ビニールで、部屋の備品を覆い、
その上にあるエアコンを、水洗い。

出るわ出るわ、黒い汚い水が、
エアコンの中からどっさり！
「遠藤周作の『海と毒薬』ならぬ
『エアコンとカビ水』だねえ」
わたしは、ひとり感慨にふけります。

水は業者が持ち帰りました。
エアコンさん、ごくろうさまでした。
冬が来たら、またお願いします。