mmかふぇ「困った時はどうしたらいいの?」
1月24日にmmかふぇは、 「困った時はどうしたらいいの? ~子育て中に利用できる公共サービスを教えてもらおう~」を開催しました。
今月のゲストは、さいたま市子ども未来局子ども育成部子育て支援課子育て支援総合コーディネーターの小澤千佳子さんでした。
今回は、少人数での開催でしたがそれぞれの疑問、質問に丁寧に小澤さんに答えていただき、とても充実した時間となりました。
まずは、小澤さんの働いている「子ども未来局」 についてご存知ですか?子ども未来局は、さいたま市役所にあります。
子ども未来局には「子育て支援課」があり子育て支援総合コーディネーターの小澤さんはそこにいらっしゃいます。
「いつでも来て下さいね」と言って頂き、とても嬉しくなりました。
ちなみに、各区役所には、「支援課」があり、子育てに関わらずいろいろな方の支援をしているそうです。
さいたま市の広報番組「きらめきいっぱいさいたま」も見せていただきました。
埼玉テレビで放送されているものですが、さいたま市のHPからでも見ることができました。
さいたま市のHPの「テレビ広報番組」をクリックして見てくださいね。
そして、本題の「困った時はどうしたらよいの?」です。
参加者からは
・ 自分が体調を崩した時、家事や育児が出来ず困った
・ 保育園に入園したいが、空きがなくて困っている
などの、話が出ました。
まず体調を崩した時についてですが、みんなで話したのは「緊急時になってみてはじめて気付く」ということでした。
小澤さんからは「お母さんが具合の悪い時は、
子育てヘルパー派遣事業や子育て緊急サポートセンター、ファミリー・サポート・サンターなどありますよ。
でも、事前に登録が必要なのでいざというときの為に登録しておきましょう」とのことでした。いろいろな名称が出てきて混乱されたかと思いますが、
ご紹介されたサポートは
「さいたま子育てWEB→知りたい→手助けが必要なとき」
http://www.saitama-kosodate.jp/shiritai/category6/
で見ることが出来ます。
また、区役所などで配布されている
「子育て応援ブック」の5ページ、20ページ
にも載っています。
「子育てきっかけ応援ブック」にも子育て家族支援をしているケア・ハンズさんなど保育サポートをしている団体が紹介されています。
こちらも「さいたま市HP→育児・子育て→その他の子育て制度」でたどっていくとこの2冊の冊子の内容を見ることができます。
「子育てWEBも見ているしこの2冊もだいたい目を通していたけど、肝心なところは覚えていなかった(チェックしていなかった)」というのが、私の感想でした。
参加者、みんなで冊子に早速付せんを付けました。
緊急時に慌てても間に合いません!事前の準備をしっかりしておこうと思いました。
また、困った時には
子育て応援ダイヤル 048—829−1943
も紹介していただきました。
本当にちょっとしたことにも丁寧に答えてもらえるそうですよ。
保育園については、厚生労働省のHPにある「よい保育施設の選び方 10か条」を教えていただきました。
「厚生労働省ホームページ」「よい保育施設の選び方 10か条」
http://www1.mhlw.go.jp/topics/hoiku/tp1212-1_18.html
さいたま市も待機児童を減らす為に、いろいろ対策を講じていますが、なかなか減らないのが現状です。
ナーサリールーム、家庭保育室に預けた場合、子ども1人につき月額2万円を限度として施設を通じて保育料を軽減する事業があることも教えていただきました。
いろいろな保育施設がある中、自分で見て、考えて選んでいくこと、また、いろいろな制度も活用しいくことが必要なんだと感じました。
今回は、困った時にどうしたらよいのか、質問しつつ、自分たちの経験を語ることで、行政に期待することだけでなく、今の現状を踏まえ、いろいろな世代の人々との交流をもち、ご近所さんとのつながりを作っていくことが大切だと再確認できました。
mmかふぇ担当 森本
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mmかふぇの企画はちょっと先輩ママたちが、妊婦さん時代にこんなことを知っていれば赤ちゃんがやってきてからもあわてないし、心安らかに赤ちゃんと接することができるのではないか、とのら広場に来ていたママたちが自主的に企画しています。
あと一回で5回目が終了します。
その後、簡単な冊子を作る予定です。
支援されるばかりではなく、助けられるばかりではなく、どの人も人を助ける力がありますから、お互い様で力の出しっこをしながら、自分たちの住んでいるさいたま市を自分たちでもできことをやりながら、住んでうれしい、楽しいまちにしていきたいものだと思っています。
子どもたちの健やかな未来のためにも、私たちおばさん世代も社会の大人として子育てに関わりたいと思っています。(新井 純子)
※この事業は、「女性=健康」プロジェクト(MSD株式会社)の支援を受けて実施しています。
※MSD株式会社は、2010年10月1日、万有製薬株式会社とシェリング・プラウ株式会社の統合によって設立された製薬会社です。