辺りをまだ闇が支配している午前4時。
起き出してベランダに出てみると、打ち寄せる波音がゴーゴーと間断なく聞こえていたが、大暴れしていた風は収まり、月が出ていた。
明るくなってから風による植物への被害を確かめてみたところ、挿し木で育っている2年目の株の一つが枝の根元からぽっきり折れていたのがあったが、被害はそれだけ。
折れた枝はジョウロに水を張って突っ込んでおいたから水揚げするようだったら挿し木にしようと思う。
花を咲かせる前の枝だが、花を咲かせる前にまた挿し木の役が回ることになるわけで、折れた枝にしてみれば「せめて一度、花を咲かせてから…」と不本意だろうが、致し方ない。
大器晩成って言うじゃん…たくましく育っておくれ♪
今日はこれから円覚寺の日曜説教坐禅会に出かける。
帰り道に投票所に寄ってくるつもりで、投票券はしっかりしまい込んだ。
神奈川県は知事選と県議選が繰り広げられている。
その県議選は定数2のところに現職2人が立候補しただけで、無投票になってしまった。
自民と立憲で仲良く議席を分け合うと言えば聞こえは悪くないが、ほかの政党は何やってんだ。
立候補すら見送るとは…意気地のないことで、さらに付け加えれば有権者の選択肢を提示できないという点で、政党の役割を放棄したようなもんだろう。
有権者に対する責任について、どう考えているのか聞いてみたいところだ。
ナニ考えてんだ!バカにするんじゃない!と言いたい。
おまけに知事選が聞いて呆れる。
現職が4期目を目指して立候補した後になって、週刊誌が「民放のニュースキャスター時代から11年間も不倫を続け、2011年に知事に当選してからもしばらく続けていた」「相手の女性は別れ話に納得できず、妻に洗いざらいぶちまけて悶着になった」などと報じた。
元々、気に入らないところがあって、これまで三度の知事選で一遍も奴の名前は書いたことがないが、やっぱりなと思う。
本人は会見を開き事実を認め謝罪して無様な姿をさらしたが、立候補は取り止めず「県民の皆さんの審判を仰ぎたい」などと往生際の悪いことを言っている。
神奈川県知事の場合はもう長いこと保革相乗りのオール与党化が定着していて、つまり、各党による事前の談合で「みんなで与党でいれば、平等にうまい汁が吸える」と実に情けない思考で相乗りを続けているから、元々、有権者の選択の余地は極端に狭められている。
今回も同様で、対抗馬と言えば共産党系の候補と他に知名度ゼロの数人が立候補しているのみである。
新聞を読まない人が増えている世の中で、どこまでこの情けないニュースが有権者に伝わっているか、はなはだ疑問だが、結局、何事も無かったように4選されるんだろう。
何が悲しいって、不倫野郎の信任投票に駆り出される身になって見ろってんだ。
ひとつは無投票、ひとつは不倫野郎…
ボクの貴重な1票をどうしてくれるんだ、と大声で叫びたい気分だ。
これが民主主義ってもんかと呆れるしかない。
それでも、投票所には足を運ぶ。
とにかく足を運んで投票用紙にほかの候補の名前を書くか、「バカヤロー」と書くか…
まったく、なんてこった。
朝から抜けるような青空が広がったのだが、西の彼方の空は何となく不穏な感じ
富士山も見えてはいるのだが…
霞んではいるけれど山肌の雪がだいぶ少なくなっているのが分かる
強かった雨風の被害は限定的で背の高いチューリップが少し傾いたものがある一方で、ほぼ無傷のものも
こちらのチューリップは無傷
パンジーたちも何事も無かったかのよう♪