パパが海外出張に出掛けて寂しいから遊びに来ない？ と誘いがあったのだ。
改札口で待っていてくれた。
家について早速、お土産に持って行った豊島屋のきざはしを食べる。黄な粉をたっぷりかけて、じいじの分まで食べる。
他にどんなのが好き？ と聞くと、ゆべしやのし梅と答える。伝統的なお菓子じゃないの。子どもっぽくないと言うか、口が肥えているのか。贅沢でもある。知らず知らずのうちに、和の文化の素晴らしさに触れているんですな。
全国和菓子連盟？ 辺りから表彰されるかもしれない。
「じいじ、見て！」と言う。
床に仰向けになっていきなり両手両足を突っ張っり、海老反りになったかと思うと「ブリッジ！ 」と誇らしげな顔。
1、２、3、4 …と10まで数えさせて、また、小鼻を膨らませて誇らしげ。
来月の運動会でやるんだとか。目下練習中だが、すっかりモノにしたようだ。
ソファーをマット替わりにしてでんぐり返しを繰り返す。「目がまわった～」と言いつつ、なかなかやめない。
元気いっぱいだねぇ～！
夕食にばあばと娘と3人がワインを飲んでいると、「わたしも飲みた～い」。ま、もう少し大きくなったらね。
「じいじ、お酒ばっかりたくさん飲んでると死んじゃうよ」
う～む。一緒にワイン飲もうね。
見て！ 見て！
