安産の神様で、お腹を膨らませた女性の参拝客の姿をよく見かける。
妻もここで御守りをもらって2人の子どもを生んでいる。妻の母親もここのお世話になっているから、3代続けてお世話になっているわけだ。
10月に第2子の出産を控えている2番目の娘が、1年生になったばかりの姫を伴って安産のお守りをもらいに1泊の予定で出掛けてきたのである。
小さな寺だが、境内は山野草などの植物を育てていてきれいに整備されているから、季節季節の草花を楽しむのにもよいところである。
今は八重咲きのドクダミがよく咲いていて、わが家もここで頂戴してきた根っこを植え付けておいたものが結構増えて、楽しませてくれているのである。
十字の形をしたよく見かけるドクダミと違って、花弁がたくさん重ね合わさって咲く八重咲きとはいえ、鎌倉の寺でわざわざ観賞用にドクダミを育てているところは珍しくもあり、センスが光るというものである。
ハンバーガーが食べたいという姫のリクエストにこたえて、駅前のビルの6階に開店して間もないハンバーガー屋に入って、実に十数年ぶりに口にしたが、一緒に飲んだハワイのビールの方が美味しかった。
屋上にテラス席を設けていて、そこが見晴らしが良くて“おかず”にもなったが、まだ行列ができるほどにはなっていない。
江ノ電に乗り、片瀬の水族館でイルカショーを見る。
約30分の短いショーで、季節ごとに見ているが、内容にはいつもと変わりがない。
ただ、今回はイルカそのものが持つ躍動感と言うか、ダイナミックさに欠けるところがあるように感じられた。
第一、最初のアシカのショーは居眠りしてしまったほどである。
世界動物園水族館会議なるところから、和歌山県太地町の伝統漁法である追い込み漁がイルカにとって残酷だという理由で、この漁法で捕獲したイルカを使うなら除名すると脅されて白旗を掲げた直後だったせいもあるのかもしれない。
でも、この水族館ではかなり前から人工繁殖に取り組んでいて、現在4世と5世の人工飼育で誕生したバンドウイルカがいるのだ。
そういう意味では古くからこの地で親しまれてきただけあって、さまざまな工夫と先駆的な取り組みがされてもいる。
しかし、クジラと言い、イルカと言い、哺乳類に対する欧米の視線は厳しいものがある。というか、理解しがたいものがあるというべきか。
自ら常食している牛などは問題がないのかと思うが、あれはそのために人工飼育しているんだから別だという。
自然界で暮らしているものを捕獲して食べるのはイカン、それ以外に目的を持って人が手をかけて育てているものならば構わないという理屈のようである。
かたや命が宿り、こなたには命というものは存在しないかのようである。その辺りが分かりにくい。
小学校に通い始めて早起きが身に付いた姫は6時過ぎに起きてきて、もう水遊びを始めた。
早く遊ぼうと、急かす。
ここらで切り上げることにするか。
八重のドクダミ
新江ノ島水族館のイルカショー
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