昨日は今にも降りだしそうな空模様の下、家に閉じこもって一歩も外に出なかった。
一昨日は午前中に1時間ほど散歩に出かけたら、途中で雨に降られてしまった。
先一昨日の日曜日は久しぶりの夏の太陽と真っ白な入道雲に誘われて自転車で海辺まで出て「さぁ、海沿いを走るぞっ ! 」と意気込んだのだが、西の空が真っ黒な雲に覆われるただならぬ気配に「こりゃいかん」と家に戻る途中、天の底が抜けたような強い雨に遭って30分も雨宿りを余儀なくされて、予定をメチャクチャにされてしまった。
もっと仲良くしたかったのに、束の間の真夏の太陽だったのだ。
梅雨時なのだからしょうがないとは思う。
しかし、6月10日ころに梅雨入りしてかれこれ50日もこんな状態が続いていて、一向に梅雨が明ける気配がない。
南関東は来週の日曜日まで傘のマークのオンパレードだ。
そもそもボクはソーラーカーのようなもので、太陽発電パネルで発電したエネルギーを元に動いていているから太陽の光に当たらないとエネルギーを充填できない仕組みになっている。
だから、強い太陽の光が降り注ぐ真夏は最高の条件と言ってよく、最高速度だってマッハ…つまり光速には及ぶべくもないが、音速程度のスピードは朝飯前で出せるのである。
同じデンで、太陽エネルギーをたっぷり蓄える真夏の体調はすこぶる付の快調さと言ってよく、しかもテンションも高くなる。
しかるに今は発電そのものが出来ないのだから、何をかいわんやなのだ。
影響は夏だけにとどまらない。
つまり、夏の間にエネルギーを蓄えられないと、太陽の光が弱くなる冬を乗り切れなくなってしまうのだ。
笑い事ではなく、身体の抵抗力も落ちてしまうから風邪などひきやすくなってしまうし、コロナに抵抗できる体力の維持さえ怪しくなってしまうだろう。
精神衛生的な影響もまた無視できないものがある。
精神を病み始めたら一大事じゃないか。
こうかんがえてくると、もう、命の問題と言っていい。
ボクと同じエネルギーを太陽光に頼るソーラーカー型肉体を持つヒトも世の中に少なくないのではあるまいか。
そういう人種にとって、この異常気象は存在自体を脅かされかねないものになりつつあると言って過言ではない。
結構深刻なのだ。
笑いごとじゃすまされない。
それでなくたってコロナで不自由な生活を強いられているのだ。
真夏の太陽の光ぐらいたっぷり浴びさせてくれってんだ。
散歩の途中で見かけたサルスベリ
この花も真夏のギラギラの太陽の光を浴びてこそ一層引き立つというものだ