平方録

姫の成長

姫と2日目。
車で30分ほど走って「ろまんちっく村」という道の駅に行く。
栃木県産の木材普及を兼ねたお祭りがあり、子ども向けのイベントがたくさんあるという。

天気予報が大きく外れ、朝から快晴。気持ちの良い日になった。

姫は早速、鉛筆作りに挑戦。小枝にキリで深さ5、6センチの穴を開け、その穴に鉛筆の芯を差し込んで出来上がり。ほとんど係りのお爺さんがやってくれてしまうんだが、それでも赤い芯を選んだ姫はご満悦。

続いてメダル作り。直径5センチくらいの白っぽい木をノコギリで円盤状に切って、切り口の裏表にゴム版を押し、紐を通して出来上がり。
生まれて初めてノコギリを使うせいか、ママと一緒に神妙な顔をしてノコギリを引く姿が微笑ましい。

チェーンソーを使った丸太の彫刻が行われ、出来上がった作品が市内の幼稚園にプレゼントされる催しでは、姫の通う幼稚園の名前を見つけて出来上がるのをじ~っと見つめていた。
犬が2匹浮かび上がり、なかなかの出来栄え。一番初めに作品を見たのがキミだよ。「作ってるところから見てたんだよ」って、幼稚園で自慢できるね。

お昼を食べてからは、滑り台やらブランコなどがある広場で休みもせずに飛び跳ねた。

滑り台では一切躊躇しない。恐る恐る滑る子を尻目にノーブレーキで滑り降りて、先端から勢いよく飛び出すほど。それを飽きずに繰り返す。
懸垂でぶら下がりながら伝っていく遊具では腕が疲れてしまうだろうに、連続で挑む。最後まで伝って行けないで下に落ちると、悔しそうにしてまたすぐに挑戦する。

そこで発見した。
遊んでいる途中、遅い子がいればじっと待つ。やろうとしているところに反対側から子どもがくれば、わざわざ反対側に回って正面衝突を避けようとする。子どもにありがちな我れ先に、というところがない。だから行列は乱さない。とても秩序を重んじる。他の子への思いやりとも受け止められる。

大事なことで、たぶん幼稚園で教え込まれるんだろうね。
今のところ、子どもたちの間で上手に折り合いをつける術を身につけているんですな。
そして自分の順番がくれば思いっきりやる。メリハリが効いていてよろしい。

ただいま5歳。これからも様々な体験を積み重ねて成長していく。


チェーンソーで丸太が削られていくのをじ~っと見つめる姫
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