平方録

良くも悪くも秋ですナ

いつもの通り午前4時過ぎに起きて外を覗くと、雨である。どおりで気温が高めなわけだ。
どういうわけだか知らないが、秋晴れの良い天気が続く割には雨も降る。
まあ、水撒きの手間が省けるから、夜のうちだけ降るのなら好都合なことではあるが、安定した秋晴れの季節も最近は看板通りにはいかないと見える。
これも横暴な政治がまかり通っているせいか。関係ないか。

このところ太り気味である。
原因は明快。ご飯の食べ過ぎである。
友人、知人から相次いで全国的に名の通ったブランド米の新米をちょうだいしたのが発端である。
電気炊飯器で炊いたって、白く輝いて一粒一粒が立っているご飯のおいしさと言ったら、よくぞ日本に生まれけり、なのだ。

朝、昼、晩と家にいる限り3度3度の食事の度に口にする。それも、美味しいからいつもより余計に食べてしまっているのだ。
普段は炭水化物はごく控えめにしか口にしないが、この季節ばかりは別である。
意地汚いと言えばその通りだが、なにせ、おかずなしでご飯だけでも十分なんだから…
TTPだかPCBだか知らないが、こういう美味しい米づくりはづーっと続けてもらいたいものだ。
列車に乗って景色を眺めていると、地方に行けばいくほど荒れて手つかずと思しき水田跡が目に付くけれど、大丈夫なんだろうな。

8月25日にピートバンに蒔いた2種類のパンジーが芽を出して、その後ビニールポットに移植して育苗中の苗がだいぶ育ってきた。
移植した苗はどれも元気いっぱいで、生育は極めて順調である。
2、3年前から、移植した苗にカビのようなものが取りつき、枯れてしまったり生育が衰える症状が出て、去年あたりは300近い苗の大半がこの症状にかかって、止むなく廃棄しなければならなかったほどなのだ。
どうしたことかと訝っていたのがウソのような生育ぶりなのである。

実は、300前後の苗が出来るものだから、ビニールポット代を節約しようとして、使い回しをしていたのだ。
その古いビニールポットも、苗を下ろした後、消毒すればよかったんだが、土さえ十分に落とさずに重ねたままにしておいたのを使いまわしていたので、雑菌が繁殖したと見える。
今年はまっさらなビニールポットを使ったんである。それが奏功したようだ。
赤ん坊と言うのは、人間に限らずデリケートな存在なのだ。ま、一安心である。

一難去ってまた一難。
今度は玄関のアプローチにあるアーチに絡ませているつるバラの伽羅奢の葉がみるみる落ちてしまった。
これ以外のほかのバラは何ともなく、元気なのである。明らかに異変である。
黒点病も少し出ているようだし、ひょっとするとコガネムシの幼虫に根をやられたのかもしれない。
横浜イングリッシュガーデンの河合スーパーバイザーに聞いてみなくてはならない。

その横浜イングリッシュガーデンの秋バラも咲き始め、この3連休の人出は好調で、1000人を超える日があって、今月中には去年より速いペースで累計10万人を突破できる見込みだという。
秋バラは11月下旬まで楽しめるのだが、そうした認識はまだ行き渡っているとは言えず、初夏に比べると秋の客足は極端に下がるのだが、少しずつではあるが秋のお客さんが増えてきていることは事実のようである。



順調に育っているパンジーの苗75株
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