ボクが唯一心配だったのが育苗中のパンジーの苗115株のこと。
出かける前日の夕方、水をたっぷり張ったトレーにポットに植えた苗を浸し、底からたっぷりと水を吸わせたのだが、予報通りに好天が5日間続くとすれば水切れの恐れもあったのだ。
だから深夜家に戻って最初にしたことは、2階のベランダに置いてある苗の確認だった。
恐る恐るガラス戸を開けて、スマホのライトをかざしてみると…
苗は1株残らずスックと立っていた!
立ったままぐっすり眠っていた。
この調子なら水やりは朝まで待てるだろうと胸をなでおろす。上手くいったのだ。やれやれ。
苗の上からジョウロで水をかけるのと違って、底面給水という方法は土の一粒一粒に水が染み込むから保ちが良いのだ。
夏の強烈な太陽ではこうはいかない。秋だからこそ可能な芸当だが、それでも実際に乗り切ってみると嬉しい。
この夜は4時間足らずしか睡眠時間を取れなかった。
ブログも書くし、日曜坐禅会もあったから。
そのかわり昨日はたっぷり寝た。午後9時にベッドに入り、午前3時58分に自然と目がさめるまで7時間、ぐっすり眠った。
ボクはまだいささか若いのでへっちゃらなんである。
そうやって胸をそらしているところにピンポンが鳴り、つい昨日まで一緒に旅していた山形の友人から渋抜き処理をした柿が段ボール箱に詰めてどっさり届いた。
旅に出る前に仕込んでおいたらしい。
それを送ってくれたのだ。これぞサプライズ!
ボクの「今際の際の食べ物」の最有力候補が柿なのだ。
それも熟柿。
この上にウヰスキーを数滴垂らして食すのだ。それで心置き無く旅立てるという算段である。
もちろんまだ出発は先の先だけど。
渋を抜いた渋柿は甘くて絶品なのだ。
今年の出来はやや甘さ控えめで、それでかえって上品に出来上がっている。
こういう友人手作りのものを贅沢な逸品と定義するのである。
そして、31日に3歳になる孫娘の誕生日祝いに買っておいた絵本に添えるカードを午前中いっぱいかけて手作りした。
ボクの作るカードは売っているものよりかなりおしゃれで凝っていると、自負している。
なにせ腕にヨリをかけたし、元気に成長してくれることを願いながらの手作りだから、こちらも世界に一つの逸品なのだ ♪
だいぶ大きく育ってきたパンジー苗の一部
渋を抜いてくれた柿がこんなにたくさん!
昨日の16:17に稲村ヶ崎で信号待ちの間に撮影した夕日。随分と日没が早くなってきた
(江ノ島の上の緑の小さな光はカメラのいたずら)
コメント一覧
heihoroku
ひろ
heihoroku
ひろ
最新の画像もっと見る
最近の「随筆」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事