ルドベキアのヘンリーアイラーズが咲き始めた。
キク科の植物で原産地は中央アメリカ。
草丈が120~150cmもあって、スゥ~ッと伸びた株の先を幾つもに分枝させて蕾を付ける。
西日がガンガン当たるところでもへっちゃらな耐暑性を持ち、冬の寒さにも耐える。
肥料は春先にちょこっと上げるくらいで、後はほったらかしておいても大丈夫。
水も葉先が縮れかけたらあげる程度の手間いらずだ。
背が高いから風によく揺れる。
5~6m程度の風でも前後左右に大きく揺さぶられ、細くて長い茎が今にもポキンと折れそうで、見ていてハラハラドキドキするが、案外しぶとくて復元力が強く、若いうちだと横に寝かけてしまうことはあっても折れたのは見たことがない。
さすがに台風が接近してくる時などは支柱を1本建て、紐で緩く株全体を結わえて支柱に結び付けておくが、台風が去ればすぐに紐を解いて元に戻してやると、何事も無かったように元の姿を取り戻す。
花期は7月から9月だが、ひとつ一つの花はとても丈夫で、ひと月近くも衰えもせずに咲き続ける。
現在は株分けしたものと2つ、鉢植えにしたヘンリーアイラーズが2階のベランダと階下のたたきの上で涼し気に風に揺れている♪
花弁の一つ一つは細い筒状になっている
中央の茶色くなった部分は大仏とかその他の仏像の頭を思い起こさせる