平方録

野党のみなさぁ~ん お願いですぅ~

昨日は前夜から降り続いていた雨が朝には上がり、それにつれて気温も上昇していった。

しかし雲の多い日で、昼過ぎまで家で新聞を読み本を読んでいたのだが、昼ご飯を食べ終わるころになるとみるみる青空が広がった。
午後2時過ぎの気温は18度近くに上昇していて、もうすっかり春である。
その春の日差しに促されて散歩に出ると、まだかも知れないナと思っていた近所の公園で思いがけずに2度目の初音を聞いた。

今年の第1声は22日の金曜日に聞いていたのだが、今回はそれに次ぐもので、たかだか1時間超の散歩の間に他の場所と合わせて2声、3声を聞くにぎやかさである。
もっとも第1声はホーホケキョォ~とほとんどよどみなく、実に上手に美声を聞かせてくれたものだったが、昨日の2声、3声はお世辞にも上手だとは言えず、我が家近くの2声目のウグイスに至っては、ホォ……キョ…で終わってしまうという舌足らず。
正真正銘の鳴き始めらしく、こういうたどたどしくも微笑ましい初音を聞くというのも早春の楽しみの一つなのは間違いない。

かくして春はもう後戻りできないところまで着実に進んできているが、浮世に目を転じれば何と腹の立つことばかり多いことよ。それも次から次へ…
ここでその一つ一つをあげつらっていくと、一つ一つに怒りが積み重なってボク自身が憤死してしまいかねないので、今朝はそのほんの一部にとどめるが、美しい季節の到来を前にしてつくづく腹が立つ。
その一つが国会。
あの突如降って湧いた毎月勤労統計調査問題ってのはまじめに働く多くの労働者が受け取る雇用保険や労災保険の算定根拠になるもので、それがいい加減に加工されていたという点でまず各種統計数字の信頼が揺るがされたことに加え、実際に支給される保険金額が低く抑えられていたという国民にとっては不利益を被るという実害にまで結びついてしまった。
その支給漏れの不足分を穴埋めするための金額がまた莫大なもので、しかもそれに要するこれまた膨大な額の事務経費は勤労者が積み立てている基金の中からねん出するという話になっているようで、お上の不始末のしりぬぐいを勤労者がさせられるという理不尽さは踏んだり蹴ったりというほかない。

この問題の発端がアベノミクスとやらの胡散臭い経済政策がぼろを出さないようにと相も変わらず高級官僚たちがソンタクしたんじゃないかという疑念を呼んでいるところがミソなのだ。
一方でこの問題に対するアベなんちゃらを筆頭とする政府答弁は森友加計問題と全く同じ傲慢さモロ出しの不誠実さで、まさに国民を舐め切っている態度というほかないが、これほどのチョンボを政権側がポロリと出しているのに追い詰めきれない野党って、ただ吠えてるだけのスピッツ如きキャンキャン犬に堕してしまったということか。

何のことはない、追及しているようなポーズを取りつつ逃げ道を用意してあげているようなもので、結局アベなんちゃらたちを助けてるだけじゃないか。
そんなことならバッジを返上しろ!
参院選だってこんなことじゃまたぼろ負けは必至だぜ。

とにかく、厚生労働大臣のネモト何某の首を取って見ろよ!
それと五輪担当大臣のサクラダ何某の首もだ。
2つの雁首を並べて国会の正門わきにさらして見ろってんだ ‼

お願いだからそれを見せてもらえませんか…






公園の陽だまりに植えられたカワヅザクラの幼木に一丁前の姿かたちの花が咲いていた
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