Satoru's diary

日々の想いをつづります。
I write down daily thought. ^^

災害時のサバイバルライフ 衣食住の「食」

2016-06-09 14:23:18 | 災害時のサバイバルライフ
9th Jun 2016 (Thu) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「食」

衣食住の「住」の目途はつきました。 次は、衣食住の「食」について考えてみたいと思います。

食事。 このシミュレーションの条件では、災害直後の3週間は、ガスも水道も止まっている前提です。 しかも、家は半崩壊を前提としているため、家のキッチンは使えないとします。 という事は、家の庭か、車庫、または、家の前の庭で調理することになります。 しかし、3週間は長いですね? しかも、3週間経っても、家は半崩壊で住めない、ガスは復旧しても住めないのであれば、仮設住宅の申し込みや、建て替えを前提とした? 一時的な? 引っ越しも苦慮しなければいけないかもしれません。

とにかく、食事に必要なのは、調理器具、加熱器具、お皿や箸、そして食材です。 鍋やまな板や包丁、お皿や箸は(火災で家を失っていなければ)家から持ってきます。 加熱器具は、カセットコンロがあります。 今現在もガスボンベは2本程度なら予備があります。 しかし、2本で3週間は生活できません。 3週間大人2人が必要とするガスボンベの本数をシミュレーションしてみたいと思います。

そのためには、まずは前提条件の設定です。 季節は冬が辛いそうなので、冬の避難生活をシミュレートします。 そして献立です。 非常時なので、1日2食食べるとすると、3週間(21日)で、42食となります。 毎日朝食は(保存食として準備しておいた?)シリアルとコーヒー(か、お茶、コーンスープなど家にその時にある体を温められるもの。 最悪はお湯を飲みます)と仮定します。 そして、夕食はラーメンなどの保存食として準備しておいたもの とします。

カセットコンロ用のガスボンベ1本(250ml)は、カセットコンロ側の燃焼能力によりますが、中火で1時間~2時間位の燃焼能力があります。 うちのカセットコンロは幸いにも省エネタイプなので、中火で1.5時間持つと仮定します。 しかし、2週間後から徐々にスーパーで物が買えるようになるとすると、それまでの2週間(14日) x2食で、28食となります。 それでも、凄い数ですね? 1食は火を使わない物、1食は火を使った温かい物を食べるとすると、14食分のガス+毎日のコーヒー用のガスを確保しなければなりません。


さて、シミュレーションしてみましょう。

寒い冬の想定なので、毎朝晩は、温かいコーヒーを飲みたいと思います。 震災の時に家にあるものベースですが、コーヒーを切らしている時かもしれないし、紅茶があるかもしれないし、粉末コーンスープがあるかもしれません。 最悪は、お湯でもいいです。 とにかく、温かい物を飲みたいので、毎朝版お湯を沸かすことにします。 夫婦二人で飲むインスタントコーヒー用のお湯を沸かすのに、中火で5分かかった(沸騰させる必要ありません)とすると、1本のガスボンベ(1.5時間分)で、18杯のコーヒーが飲めます。 1日2杯x2人x14日で、56杯分のお湯とガスが必要です。 56÷18=3.1なので、コーヒー用にガスボンベが3本必要になります。 水は、1杯200ccx朝晩2回x2人x14日で、11.2Lとなり、2Lのペットボトル約6本分です。 まとめると、コーヒー用のガスは3本、水は2Lのペットボトル6本分必要です。

もし袋麺を10袋常備していたなら、2人で5食分の食料になります。 ガスボンベは1本で18杯分のお湯が沸かせることを考えると、1本でラーメン5食(2人ならば10袋)を作れそうです。 水は、1食200ccx2人x5食で、2.0Lとなり、2Lのペットボトル1本分です。 まとめると、ラーメン2人で5食分のガスは1本、水は2Lのペットボトル1本となります。

ここまで5食分の食料は確保できました。 2週間(14日)x朝晩2食で、合計28食分の食料が必要です。 毎朝食は、シリアルで乗り切ろうと思っているので、残りは14食。 そして、今、インスタント麺で5食分確保したので、残りは9食分です。

あとは、保存が効く、蕎麦やうどんやパスタにしようかな? もし、乾麺の蕎麦は、1袋200g、うどんも200g、パスタは500gを常備していたら、 1人1食90gとしたら、900gで10食分、2人で食べたら、5食分となります。 味付けは、家にその時にある醤油や味噌で、十分です。 まずは空腹を満たすことに専念します。 ガスボンベは、インスタント麺の時と同じとするとガス1本で足りる予定です。 水もインスタント麺と同様とすると、2Lのペットボトル1本で足ります。 ここまで、10日分の食料(インスタント麺と蕎麦、うどん、パスタ)+コーヒー14日分で、ガス5本、水2Lのペットボトル8本分です。

残りは4食。 家にお米が残っていて、水もあるならば、鍋でご飯でも炊けるかな? 冷蔵庫に何か食料が入っているかもしれないし、なければ(この10日過ぎたころには、スーパーに食品が並び始めているかもしれないので、頑張って、買い物をするとかして、生き延びます。 @まぁ、もう少し、自作・防災備蓄ボックスに食料を入れておいても、いいかもしれません。 だんだん、適当になってきましたが、サバイバルライフを乗り切りましょう。(笑


ガスボンベの消費期限は、内部に使用しているゴム部品の関係で、7年程度と言われています。 万が一に備えて、ガスを準備しておきたいですが、沢山準備しすぎて、捨てるのはもったいないので、検算を兼ねて、通常時の消費量を想像してみたいと思います。

うちは、冬に鍋をやったり、夏も外でキャンプ(キャンプ時もガスボンベタイプのコンロを使う)したりするので、年間2本は使います。 という事は、うちの消費能力としては、7年で14本使うことになります。 (ちょっと余裕をみて?)ガスを買う時点で、2年経っていることを想定すると、5年で10本使う前提とするならば、うちに10本のストックがあっても、使えずに捨てることにはなりません。 上記シミュレーションでは、ガスボンベ5本で、毎日朝晩のコーヒーと10食分の麺を食べれると分かりましたので、最低5本+数本は、常に家にストックしておこうと思います。 @ガスボンベは錆びたりすると、消費期限が短くなってしまいます。 保存は風通しの良い、冷暗所で保存しましょう。

また、水はやっぱり、大量に使いますね? これは冬なので、この程度の水で済みますが、夏ならば、ぐいぐい、水を飲みたくなるかもしれません。 飲料水というか、食事に使う水は、もっと準備する必要があることが分かりました。 一応? 我が家では、10Lの折り畳み式ポリタンク2個で20L、2Lのペットボトル10本で20L、合計40Lで震災後の2週間を乗り切りたいと思います。 もし、お風呂に水をはておければ、洗濯や体を拭く水は、風呂に張ってある水で賄え、貴重な水を飲料や食料に回せます。 @もし、避難後に本震がこなければ、普段の生活のお風呂(追い炊き機能があれば)や、洗濯に使えば、水も無駄になりません。

次は、番外編として、ガスボンベのガスが終わってしまい、カセット式コンロが使えなくなった時のサバイバル術です。


という事で、ここまでの「自作・防災備蓄ボックス」の中身候補は...
1.トイレットペーパー6~8個
2.(必要ならば)屋外にトイレを作る時の壁(目隠し)の材料
3.(体も髪も洗えるし、洗濯や食器洗いもできる)オリーブ石鹸1個
4.髭剃り1本、念のため2本?
5.フェイスタオル6枚(家族の人数x洗濯も考えて1人3枚)
6.給水所から水を運ぶ為の折り畳みポリタンク2個 1個1,000円位かな?
7.ロウソク90時間の物を2本 IKEAで買いました
8.LEDタイプの懐中電灯用予備電池 単3電池4本(懐中電灯は避難袋に入っている)
9.ラジオ用予備電池 単4電池14本 (ラジオは避難袋に入っている)
10.昔のワンセグ付携帯電話と乾電池式充電器と予備の単3電池数本
11.(事前に作っておいた)サラダオイルランプ用のビン 2本位 サラダオイルがその時にどれ位あるかは運次第です。
12.蚊取り線香1箱 (消費期限は長そうなので、時々新しい物と交換してきます)
13.ガスボンベの予備 6本(のちに、ガスボンベが足りなくなった時の代案を提示します)
14.インスタント袋麺10袋、蕎麦の乾麺200g1袋、うどんの乾麺200g1袋、パスタの乾麺500g1袋(その他の食料は、運次第ですが、冷蔵庫やシンク下に置いてある調味料などです)
15.折り畳み式ポリタンク10Lを2個と、空の2Lのペットボトル10個をすぐ使える所に置いておく。 最初の地震の後、時間があって、水道が使えるならば、すぐに水道の水をポリタンクとペットボトルに詰めて、今後の大震災に備えます。

倉庫に置く物
バケツは1つあるけど、もう一個購入します 1個1,000円しないかな?

災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 夜の明かりと防犯対策?

2016-06-09 14:19:34 | 災害時のサバイバルライフ
9th Jun 2016 (Thu) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 夜の明かりと防犯対策?

これまで、寝る場所の確保、トイレの確保、風呂、洗濯環境の確保を検討してきました。 次は、夜の明かりと防犯対策です。 冬を考えるならば、防寒対策も考えてみます。

夜の明かりは(基本?)ロウソクとLEDタイプの二段構えとなります。 ロウソクは1本90時間持つものを2本常備しています。 その他にも小さなアロマキャンドルが何個かあります。 @現在、一か所にまとまっていないので、こんど「緊急時に備えて?」一か所にまとめます。 さて、陽が短い冬を想定してみましょう。 明かりが欲しくなるのは、夕方16時位かもしれません。 そして24時に寝るとすると、8時間。 そして朝も暗いので、朝5時から7時まで使ったとすると、2時間。 合わせると1日10時間分の明かりが必要になります。 私が持っているロウソク90時間分を2本で、18日分の明かりになるので、2週間と4日分。 停電が3週間続くと、あと3日分足りませんが、アロマキャンドルやLED懐中電灯などで代用したいと思います。 @これから、防災用のロウソクを買うならば、地震で倒れにくい太いロウソクの購入をお勧めします。 @もちろん、細いロウソクでも、鍋の中で利用するとか、地震で倒れても燃え広がらない運用をすれば、問題ありません。

では、LEDタイプの懐中電灯を見てみましょう。 単3電池1本で24時間動くものがあります。 予備電池は4本持っています。 節約して1日8時間の明かりを必要とした場合は、電池1本で3日 +予備電池4本で、12日。 合計15日分の明かりを確保できます。 乾電池は、ラジオにも使いますし、ラジオは寝るとき以外ずっとつけっぱなしにして、情報収集したいので、ラジオ用の乾電池はとても重要になります。 私が持っているSONYのラジオは、短4電池2本で40時間位持ちます(通勤1時間の往復+22日出勤は持ったので44時間は持つ)。 仮に48時間持つとします。 寝る時の8時間以外の16時間を毎日使うとすると、電気が復旧するまでの3週間で、16時間x21日で、336時間。 336時間÷48時間は、7なので、7回電池を替えなければなりません。 1回辺り単4電池2本使うので、7回で14本となります。 ラジオは貴重な情報源です。 手回しラジオならばバッテリーを気にせず使えます。

また、ワンセグ付の昔の携帯電話を持っている人で、かつ! また乾電池で充電する充電器などがコンビニなどで売られていましたが、そんな充電器も持っている人は、昔のワンセグ付携帯と乾電池式充電器と乾電池も合わせて、自作備蓄ボックスに入れましょう。 昔の携帯電話は解約後でもワンセグやカメラが使えます。 ラジオだけでは被災地の映像が見れません。 ワンセグが見れるならば、被災地の映像が見れますから、より情報量が増えます。


さて、サバイバルライフ情報です。 ロウソクやLED懐中電灯の電池が切れた時の情報です。 もし家に、サラダオイルやオリーブオイルなどの食用油、アルミホイル、ジャムなどの空き瓶、テッシュペーパー1枚 あれば、有名な? サラダオイルランプを「簡単に」作れます。

作り方は、色んなHPで紹介されています。 アルミの空き缶をハサミで切って加工したり、空き瓶を利用したり、色々な方法がありますが、私のお勧め方法をお伝えします。 ぜひ、次の週末などに、作っておきましょう。 材料は3つです。 1.ジャムなどの空き瓶(空き瓶と金属製の蓋がある) 2.チャーシューを作る時に使うタコ糸(なければ綿のいらないTシャツを細く切って紐状にすればOK) 3.釘と金づち(釘と石でもいいですし、蓋に穴を開けられそうな物なら釘でなくてもいいです)

まず完成イメージです。 蓋の中心に穴を開け、タコ糸を通します。 このタコ糸は芯となり、昔、理科の実験で使ったアルコールランプの芯です。 従って、蓋より上に1cm程度、蓋より下は、ビンの底に付いて、ちょっと数cmの余裕がある程度が理想です。 この蓋の上の芯の長さによって火の勢いが変わります。 照らす範囲の広さに応じて、長さを調整しましょう。 長さを代えれば、明るさも変わりますし、オイルの消費量も変わります。 蓋の下の芯を少し長めにしておく理由は、芯自体も少しづつ燃えていくので、短くなったら、引っ張って、必要な明るさが保てる長さを維持します。 芯となる物は、太めのタコ糸がベストですが、タコ糸がないならば、綿製のいらないTシャツを細く切って、タコ糸の代わりにしましょう。 ポイントは、化学繊維で作られた服にしないことです。 化学繊維の布は油が効率よく染み込みません。 最後に、一番大事なポイントは、蓋の中心にあける穴の大きさです。 タコ糸(またはTシャツの芯)がしっかり引っかかる程度の小さな穴を開けましょう。 穴が大きすぎると、芯の紐が下に落ちてしまいますし、芯が垂直に立ちません。 穴は小さめに開けて、芯を穴に通す時は、爪楊枝や釘を使って、無理やり通す位の窮屈な小さな穴が理想です。 @もし、大きな穴になってしまった場合は、芯を太くするしかありません。 タコ糸の周りにアルミホイルを巻いて、穴の大きさに合わせて、太さを調整しましょう。

完成イメージは伝わったでしょうか? 1.蓋の中心に釘などで(小さ目の)穴を開ける。 2.その穴に、芯となるタコ糸や綿製の古着の布を通す。 3.芯の長さを調整する(蓋の上は1cm位から始めましょう) 4.ビンの中にサラダオイルやオリーブオイルを入れて蓋をします。 5.芯に油が染み込むまで、1、2分待ちます。(蓋の上まで染みてきたら火を点けましょう) 6.ライターやマッチで火を点けて、燃え方を確認します。 7.息を吹きかけて火を消して、芯の長さを調整します。(火が強すぎた場合なら、蓋の下の芯を引っ張って、蓋の上の芯を短くしますし、火が弱すぎたならば、蓋の上の芯を引っ張って、蓋の上の芯を少し長くします) 金属製の蓋の部分は熱くなるので、触れる時は注意してください。 ビンの部分も長時間使うと熱くなるので、鍋つかみ手袋を使うとか、ハンカチを介して持つなど、火傷に注意してください。 屋外で使うならば、風よけが必要です。 提灯の中にロウソクを入れる要領で、何か光が透ける入れ物の中に入れてもいいですし、アルミホイルなどを適当な大きさに折り、ビンの周り(高さは、ビンの下から炎の2~3cm上まで)を3/4程度覆い、針金などで止めます。 @輪ゴムやテープで留めても、熱で溶けてしまいます。 アルミホイルも何回か折り曲げて、ある程度の強度を作らないと、風で曲がってしまって役に立たなくなるので、注意しましょう。 また、アルミホイルで覆った場合は、アルミホイルは熱で熱くなります。 使用中や使用直後は火傷しないように注意しましょう。

従って、事前にこんなビンを加工して、サラダオイルランプの元を作って、自作・防災備蓄ボックスに入れておけば、いざと言う時に、直ぐに、サラダオイルを入れて、明かりを確保できます。 @ライターやマッチなどの着火装置も忘れずに...

ジャムのビンを使ったサラダオイルランプのメリットは、蓋があることです。 空き缶を利用したサラダオイルランプは蓋がないので、利用中に余震が来ると、揺れでサラダオイルがこぼれたり、素材がアルミや金属なので、長時間使っていると、熱くて持てなくなる可能性があります。 ビンのオイルランプもそうですが、缶のオイルランプは、こぼれてもいいように、鍋などの中で、利用するとより便利です。 @消す時は、鍋に蓋をすれば、酸欠になって消えます。


最後に、被災して困っている人がいる中での犯罪は「特に」許しがたい行為ですが、停電した真っ暗な街は、泥棒やレイプ犯などの犯罪者からしてみたら「天国」です。 近所のお宅は、普段ならSECOMなどの警備会社のシステムが動いています。 電気があればSECOMなどの警備システムが動きますが、長期停電では警備システム動いているか分かりません。 この辺は、プロである泥棒が詳しいのかもしれません。

我が家に泥棒に入っても、良い物はありませんが、幸いにも、地下車庫は、玄関に通ずる入口の前にあり、玄関にたどり着くには、この階段を上って行くことになります。 この階段に庭の砂利などを蒔いておけば、夜中に人が階段を上がろうとすると、足音がします。 @足音がしたところで、泥棒と鉢合わせしても、どうしようもありませんが... 携帯電話の電源が残っていれば、警察に通報する位ですかね? 家財を守りたいところですが、自分の命を最優先としましょう。 また、車庫のシャッターは中からもロックできるので、安心して眠れます。 危険を感じたら(避難袋に入れてある?)笛を思いっきり吹いて威嚇するとか、助けを呼ぶとか、身近に笛をいておくか、(特に寝る時は?)首から下げておきましょう。 泥棒と距離があり、泥棒が逃げられるならば、つながらない携帯電話を持って、「大きな声で」警察に電話するフリでも良いかもしれません。

これで、寝る場所の確保、お風呂代わりの体を拭く場所の確保、洗濯道具と干す場所の確保、トイレの確保、夜の明かり、そして防犯などをクリアし、最低限の?「住」環境は、確保できそうです。

最後の最後に、夏対策として? 被害に合って、外で寝ている私達に、攻撃してくる小さいやつがいますので、蚊取り線香も小さいやつを1箱買っておこうと思います。 小さなスペースならば、つけたり、消したりしながら節約すれば、1日1本持つかもしれません。 @安眠は重要ですからね?(笑


という事で、ここまでの「自作・防災備蓄ボックス」の中身候補は...
1.トイレットペーパー6~8個
2.(必要ならば)屋外にトイレを作る時の壁(目隠し)の材料
3.(体も髪も洗えるし、洗濯や食器洗いもできる)オリーブ石鹸1個
4.髭剃り1本、念のため2本?
5.フェイスタオル6枚(家族の人数x洗濯も考えて3枚)
6.給水所から水を運ぶ為の折り畳みポリタンク2個 1個1,000円位かな?
7.ロウソク90時間の物を2本 IKEAで買いました
8.LEDタイプの懐中電灯用予備電池 単3電池4本(懐中電灯は避難袋に入っている)
9.ラジオ用予備電池 単4電池14本 (ラジオは避難袋に入っている)
10.昔のワンセグ付携帯電話と乾電池式充電器と予備の単3電池数本
11.(事前に作っておいた)サラダオイルランプ用のビン 2本位 サラダオイルがその時にどれ位あるかは運次第です。
12.蚊取り線香1箱 (消費期限は長そうなので、時々新しい物と交換してきます)

倉庫に置く物
バケツは1つあるけど、もう一個購入します 1個1,000円しないかな?

災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 風呂と洗濯環境を確保?

2016-06-08 10:06:34 | 災害時のサバイバルライフ
8th Jun 2016 (Wed) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 風呂と洗濯環境を確保?

ここまで、寝る場所の確保、トイレの確保について考えてみました。 今回は、衣食住の「住」の中でも、風呂と洗濯環境について考えてみます。


お風呂は、水が断水しているので、断水が終わるか、給水活動が始まる1週間後まで、我慢です。 と言っても、着替えるプライバシーが保てる場所があれば、湿らせたタオルで体を拭くだけでも、気持ちが落ち着くかもしれません。 水は貴重なので、体を拭くのも2日か3日に1度になるかもしれません。 冬は寒さの中で、水で体を拭くのが大変ですし、夏場は汗をかくので、毎日拭きたいところです。 我が家の場合、車庫の中なので、シャッターを閉めれば、人目を気にせず、体をふくことができそうです。 体を(できるだけ?)清潔に保つことは、ストレスがかかりやすい避難生活のなかで、ストレス解消の1つになるので、できるだけ体を拭きたいと思います。 @要は、水の確保ですね? という事は、前震があるタイプの地震限定ですが、水道が使えるうちに、お風呂に水を溜めて、飲料水以外の確保が重要になります。

体は、濡れたタオルで拭くとしても、洗髪もしたくなります。 特に女性は「洗髪」したくなりますし、男性ならば「髭剃り」をしたくなります。 私の場合は、電気髭剃りではなく、普通のT字髭剃りを使う予定です。 髭剃りは、少し石鹸を泡立て、シェービングフォーム替わりに髭剃りし、顔を濡れたタオルで拭いて終わりです。 問題は、髭剃りをどうやって洗うかですか、水が貴重なので、コップに水を少し入れて、髭剃りの刃を水に浸して、ちょっと濯いで終わりです。 毎日髭を剃って、すっきりしたい所ですが、水は重要なので、2日に1回かな? 給水活動が再開されれば、毎日続けられます。

問題は、洗髪です。 シャンプーを使うと、大量の水が必要になります。 冬はまだ我慢できるかもしれませんが、夏場は毎日洗いたい所です。 そんな時に少しの水で(少し?)すっきりする方法です。 気持ちが悪くなる理由は、髪がべたつく、匂いが気になる の2点だと思います。 本来は、シャンプーを使わない「湯シャン」みないなの十分ななずですが、現代人は脂が気になるようです。 という事で、まず、ブラッシングを丁寧にしてください。 本来、髪に必要な脂が出ているので、髪質も良くなっているはずです。 丁寧にブラッシクングするだけでも、汚れは取れます。 ブラッシングが終わったら、洗濯と同じように、バケツに少し水を入れ、ほんの少しシャンプーを入れ、タオルに染み込ませ、タオルで髪の毛を念入りに拭きます。 地肌もタオルを介し、頭皮をマッサージするように拭きとります。 せっかく、シャンプー水を作ったならば、家族全員で、シャンプー水タオルで頭を拭いたら、水が無駄になりません。 その後は、タオルを一回濯いで、濯いだタオルで髪や頭皮に着いたシャンプーをふき取って終了です。 十分髪の毛に脂があるので、コンディショナーは必要ありません。 どうしても香りをつけたい時は、手にコンディショナーを少し取って、手で広げた上で、頭皮に付かないように髪の表面にだけ軽くつけて、香りを楽しみましょう。

しかし、私は消費期限があるシャンプーやコンディショナーを保管しておくよりも、髪の毛も洗える石鹸(オリーブ石鹸やマルセイユ石鹸やアレッポ石鹸など)を1個準備して、自作・防災備蓄BOXに入れておく予定です。 この石鹸は、シャンプーやリンスより消費期限が格段に長いので防災向きなのと、普通のシャンプーやリンスより化学成分が少なく、体にもやさしいし、体も洗えれば、髪も洗える、そして食器洗いや洗濯にも使える優れものです。 石鹸マニアの私としては、お勧めの石鹸です。 東急ハンズやLOFTなどにも売っていると思うので、皆さんのご家庭にも1つ如何ですか?

とにかく、給水作業が始まって、水を沢山使えるようになるまでの辛抱です。 でも、給水所が給水作業を開始しても、家用に? 家族用に? 自分用に? 水を確保できなければ、意味がありませんから、水用ポリタンクのように、水を持ち運びできる容器が重要になります。 @ただし、給水車や給水所から水を貰うのは大変で、すごく人が並んでいるそうです。 状況によりますが、お風呂に水を溜めてあると、かなり楽になるそうです。


そして、洗濯。 服はできるだけ着続けることになりそうですが、下着は2日に一回は取り替えたいところです。 給水所で水を貰えるまでは、洗濯は控えます。 給水所の場所は、各自治体のホームページに乗っています。 私が住んでいる東京ならば、東京都水道局やお住まいの役所のホームページに乗っているので、この記事を読んでいる「今」確認しましょう。 あとで、確認しよう! と言っても、確認しないまま災害に合われるかもしれません。 都内にお住まいならば「東京都水道局」「給水所」などのキーワードで引っかかると思います。 万が一に備えて、最寄の給水所を2つ位覚えておきましょう。

我が家の場合、最寄りの給水所は、歩いて15分位の場所です。 バイクにガソリンが入っていて、動くようならば、バイクで水を汲みにいってこようと思います。 @災害時は、バイクが役に立つそうです。 燃費のことを考えるならば、最低限の燃料を積んで走る方が、車も軽くて、燃費も良くなるのですが、災害のことを考えるならば、いつも「ガソリン満タン」を心がけておくと、万が一の時に役に立つかもしれません。 しかし、ポイントは水を汲む(運ぶ)媒体です。 我が家には、キャンプ用の折り畳み式ポリタンクがあり、そのポリタンクに10Lの水が入ります。 夏にキャンプ用品を売っているコーナーに折り畳み式のポリタンクが売っているので、家族に必要な水を運べる準備をしておいてもいいかもしれません。 @うちも、もう一個買い足そうかな?(笑

もし、水が手に入るようになるならば、節水洗濯をします。 必要なものは、バケツ(なければ適当な大きさのビニール袋)、洗剤(私の場合はオリーブ石鹸)、洗濯ネット(穴を開けたビニール袋で代用可能)、洗濯物を干すスペースです。 洗濯物は厳選しましょう。 下着やタオルだけに限定してもいいかもしれません。 バケツにちょっと水を入れて、洗剤(ここでも前述のオリーブ石鹸を使う予定)を入れて、1晩つけ置きです。 翌朝、ちょっと揉みながら、汚れを確認し、泡や洗剤がついた衣類を濡れたまま洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水します。 @この脱水時に、水と一緒に付着した洗剤も飛んでいくので、すすぎの水を節約できます。 次に、もう一個のバケツに少し水を入れて、ちょっと洗濯物をすすぎ、また洗濯ネットに入れて、ブンブン振り回して脱水して、干します。 すすぎたい物から順に、すすぐげば、最初は綺麗な水ですすげます。 すすぎが不十分なので洗剤が完全に取れる訳ではありませんが、少ない水で、洗濯ができます。 @万が一の時は、本当に水は貴重です。 洗剤が入った水は、トイレを流すのに使ったり、翌日の洗濯に使ったり、有効活用しましょう。 @そのためには、バケツは2個あるといいですね? @洗剤用とすすぎ用 @バケツもプラスチック製ではなく、トタンなどの金属製のバケツが長持ちするかもしれません。 我が家の場合、庭が使えるはずなので、庭で洗濯して、庭の物干し竿に干したいと思います。 いつも干している庭やベランダが使えない人は、洗濯用のロープと洗濯バサミを少し用意しておくと良いかもしれません。


ここまで、寝る場所の確保、お風呂替わりの体を拭く場所の確保、回数はできないけど洗濯をする道具と干す場所の確保、そしてトイレの確保はできそうです。 次回は、夜の明かりと防犯対策を検討してみたいと思います。

という事で、ここまでの「自作・防災備蓄ボックス」の中身候補は...
1.トイレットペーパー6~8個
2.外にトイレを作った時の壁の材料(必要ならば)
3.(体も髪も洗えるし、洗濯や食器洗いもできる)オリーブ石鹸1個
4.髭剃り1本、念のため2本?
5.フェイスタオル2~4枚
6.給水所から水を運ぶ用の折り畳みポリタンク 1個1,000円位かな?

災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 トイレの確保?

2016-06-08 09:46:47 | 災害時のサバイバルライフ
8th Jun 2016 (Wed) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 トイレの確保?

前回、寝る場所の確保について考えてみました。 今回は、衣食住の「住」の中でも、重要なトイレについて考えてみます。

さて、トイレです。 どうしましょう? シミュレーションの条件では、家は半倒壊で家のトイレは使えません。 給水所からの給水も1週間は行われません。 水道が復旧するのも3週間先です。 スーパーでトイレットペーパーなどの買占めが収まるのは、2週間先です。 どうやって家族を守りましょう?


我が家では、一応、緊急用? 凝固剤で固める簡易トイレを10個位買ってあります。 家の便器が使えるならば、便器にかぶせて使うタイプです。 もし家のトイレが使えなければ、バケツにかぶせるか、段ボール箱にかぶせるか、それもなければ庭に穴を掘るか、それも難しければ、地面に置いて、用を足します。 10個なので、1人1日1個ならば5日分。 2人で1日1個ならば10日OKです。 ただし、私が言いたいのは、これではありません。 万が一のサバイバルライフは、一戸建てのお宅に限られるかもしれませんが、自宅の下水用の汚水桝の蓋を開け、そこを簡易トイレとする方法です。 我が家の場合、汚水枡の蓋は、4個位あるので、4個の枡がいっぱいになるまで、トイレが使えます。 当然、流しません。 溜めるだけ溜めるトイレとなりますが、水道が復旧したら、丁寧に下流から順番に流していけば、流れるかもしれません。 @試したことはありませんが、乾いた排泄物も、水でもどして、少しづつ流せるかもしれませんし、固まっていたら、スコップか何かですくってゴミ袋に入れます。 ちなみに、下水が整っていないエリアであれば、自宅敷地内に浄化槽があると思います。 浄化槽の蓋を取って、臨時トイレとすることも可能です。

この場合の課題を考えてみます。 排泄物を捨てる場所は確保できましたが、他人の視界を遮らなければなりません。 臨時で作った汚水桝トイレを囲む壁が必要となります。 汚水桝がある場所が問題になります。 他人に見られないように、壁を作らなければなりません。 そして、その壁は、1m位の高さがあると、安心です。 そして、夜間のトイレを考えると、懐中電灯とトイレットペーパーを置く台などがあるとより便利になります。 雨が降っている中で、排泄欲求が高まるかもしれません。 家にある物を使って、屋根や壁を作る方法を考えてみましょう。 

我が家で使えそうな物は、風呂の蓋、レジャーシート、和室の障子戸6枚(幸いにも障子紙でなく、破れないプラスチック製の障子紙もどきを張り付けてあるので、雨でも破れません)、ふすま2枚、レジャーシート、薄めのタオルケットなどが、壁や屋根の候補です。 これらを使って、臨時のトイレを屋外に作りたいと思います。 我が家の場合は、幸いにも障子戸の障子が紙ではなく、プラスチックなので、雨にも耐えられる壁になりそうです。 最低3枚の障子をガムテープなどでつなぎ合わせて、屏風みたいなものを作り、周囲の家などから、視界を遮ります。 だいたいのお宅は、家の裏に汚水桝や浄化槽があり、一辺は家の壁に近いはずなので、残りの3方を防げば壁が完成します。 押し入れのふすまや障子がないお宅は、レジャーシートで覆う準備が必要かもしれません。 柱の様な骨組みを作って、レジャーシートを張れればよいのですが、なければ、レジャーシートを壁などに縛りつけて、壁を作る方法を考えましょう。 強い風で飛んで行かないように、しっかり固定する必要がありますし、横風に耐えるために? 風を逃がす効果を狙って、いくつか小さな穴を開けると、強風で飛んで行かなくなります。 どうやって、壁を作るか、家の裏に行って想像してみると良いかもしれません。

私の家で、レジャーシートを使って壁を作るならば、準備しておく物は、釘数本、金づちか釘を打つための石、レジャーシート(壁の面積分)、ビニール紐。 レジャーシートは100円ショップに売っている1畳位の物を4枚用意します。 まず、ビニールシートの4隅に紐を結びます。 そして、汚水桝近くの家の壁に釘を何本か打ち込み、レジャーシートに結ばれた紐を釘に結び付け、左右の壁を作ります。 我が家の場合、隣の家との堺に塀(柵)があるので、もう一方の紐を柵に結び付け、1面の壁を作ります。 もしこの壁が、左側の壁ならば、同様に右側の壁も作ります。 正面の壁は悩みどころですが、我が家の場合は、隣の家との堺の策にレジャーシートを縛り付け、目隠し効果を狙います。 最後に、火がついたタバコを何か所か押しつけ、風抜け用の穴を作って、強風でも飛んで行かないように風の抜け道を作っておきます。 @小さな穴をいっぱい開けても、中から外は見えても、外から中は見えないので安心です。 ポイントは、近隣の視界から見えなくすることですから、3つ(または4つ)の壁が、くっついていなくてくもいいかもしれません。 右の壁は右から見えなくするため、左は、左から見えなくする、正面は、正面から見えなくする。 後ろは、家の壁があるので覗かれる心配がない! など、全ての壁が、立方体の様に隣接していなくてもOKかもしれません。 @我が家は、それぞれ独立した壁で周囲の視界を遮れます。 @シミュレーションしたら、必要な物(釘や、紐やビニールテープ、レジャーシートなどの必要な物は「忘れずに」購入しておきましょう。 トイレの確保は、とても重要です。


ちなみに、汚水桝や浄化槽以外にトイレを作る方法ですが、庭が広ければ、穴を掘って、穴の中にする「アーストイレ」と呼ばれる地球トイレです。 穴が浅いとすぐにいっぱいになりますし、穴が深いと穴が大きくなって排泄行為がし辛くなります。 Netによると、横10cm、深さ15cm、長さ40cm位の穴を掘り、用をしたら、少しづつ土をかけて見えなくするトイレが良いそうです。 いっぱいになったら埋めて、また隣に穴を掘るという作業を続けていくことになります。 この時も、穴を掘る場所は、周囲の視界を遮るための壁を作る位置を考えておく必要があります。

次に、庭が狭い場合は、バケツトイレです。 アーストイレと同様に、庭に穴を掘ります。 その穴に、ゴミ箱やバケツを入れて、ゴミ箱やバケツに排泄します。 ある程度一杯になったら、排泄物をゴミ袋に移して、ゴミ袋をどこかに保管します。 ポイントは、排泄物を捨てられるので、穴が1つで良い点です。 事前にバケツの底やゴミ箱の底に小さな穴を開けておくと、尿などの液体が地中に漏れて、排泄物をゴミ袋に詰める時は、固形物が多くなり、楽になる? という可能性もあります。

最後にもう一つご紹介。 猫トイレです。 トレイの上に猫砂を敷いて、その上に排泄します。 猫砂は、吸水効果や消臭効果もあり、排泄後に砂をかけると、排泄物の形で固めようとしてくれます。 そして、その固まった? 猫砂で包まれた? 排泄物をゴミ袋に捨てて、トイレを維持する方法です。 この場合、排泄物を捨てるトングのような物があると便利かもしれません。 また水気が多い排泄物だと固まるのに時間がかかったり、貴重な猫砂を沢山使います。 小便は別の所でして、大便を猫トイレにする、または小便用の猫トイレ、大便用の猫トイレを分けるなどの工夫が必要かもしれません。

ちなみに、汚物が入ったゴミ袋などは、ゴミの回収が始まるまで、自宅の裏など、自分にも、そしてご近所にも迷惑になりにくい場所を探して、保管しましょう。 @という事は、ゴミ袋の数もまぁまぁ必要ですね?


さて、話を戻して、必要なトイレットペーパーを確保しておかなければなりません。 我が家の場合、ウォシュレットを使う場合ですが、1週間で2個のトイレットペーパーを使っています。 追加のトイレットペーパーがスーパーで買えるようになるまで2週間かかる条件なので。 2週間分だと、4個。 お腹を壊した時の事を考えて5個。 キッチンでもトイレットペーパーを使うかもしれないので、更にもう1個プラスすると、合計6個のトイレットペーパーがあれば、避難生活が送れそうです。

トイレの確保は、とても重要です。 避難所で生活する人も、多くの人とトイレを共有しなければなりません。 排泄を我慢して体を壊すこともあるので、家族が安心してトイレに行ける環境を準備しておけるといいですね?


最後に、参考情報です。 聞いた話ですが、仮設トイレは60人に1台位がちょうど良いと聞いたことがあります。 また、過去のトラブルで、マンションの2階以上の人が、停電、水道が止まった時に、トイレを使い、少しの水で流していたら、配管の途中で詰まり、途中の階で、排泄物が逆流したとか、2階以上の人たちがトイレを使い、流していたら(1階の配管が地震で外れていて?)1階が汚物だらけになったとか、どんな事が起きるか想像できない「異常事態」です。 トラブルがあったら、みんなで協力してみんなが気持ちよく生活できる環境をみんなで作っていきましょう。 @それが、共同住宅の良いところでもあります。

また猫トイレに関連して、猫砂を購入するときは、主要成分に注意して購入しましょう。 シリカゲルでできている物ならば、シリカゲルの原料は土にも含まれる天然のケイ素ですから、そのまま土に埋めることができます。 炭や木片、おからでできている物もそのまま土に埋めて、最終的に肥料になります。 ペントナイトという物も天然鉱物なので、土に埋めてもいいですし、捨ててもいいですが、自治体によってはペントナイトを廃棄禁止しているところもあるようなので、自治体のゴミ捨てルールに従ってください。

とにかく、後で準備しようとしている「自作・防災備蓄ボックス」にトイレットペーパーを6個入れておきます。 余裕を見て、8個かな?(笑  次回は、風呂と洗濯環境を考えてみたいと思います。

災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 寝る場所の確保?

2016-06-07 10:01:18 | 災害時のサバイバルライフ
7th Jun 2016 (Tue) 災害時のサバイバルライフ 衣食住の「住」 寝る場所の確保?

我が家の場合をシミュレーションしたいと思います。 シミュレーションする時は、シミュレーション条件が重要です。 季節、家族の状態、災害の規模、近所の状況、いろいろあるので、思いつく物は、条件に含めましょう。

シミュレーション条件です。 条件は、家は半崩壊のため、危なくて住めない。 余震が長引き、余震が収まるまでの1ヶ月間を地下車庫で避難生活。 季節は暑い夏と、寒い冬の2パターンを想定。 災害直後の3週間は、電気、ガス、水道は止まったまま。 給水所や給水施設は、災害から1週間で復帰し、少しずつ給水活動開始。 近所のスーパーは、災害直後は買占めで商品がなくなるが、2週間後位から徐々に販売できる品数が増えて、パンや野菜、トイレットペーパーや乾電池なども買えるようになる。

一か月間の避難生活。 意外と長いです。 市区町村指定の避難所に避難する家族、車を避難先にする家族、被災地以外に疎開する家族、もしくは、家が無傷で、引き続き自宅で生活できる人。 色んなケースがあると思いますが、自分の状況に置き換えて、想像力を膨らませながら、読み替えて下さい。


まず、衣食住の「住」から考えてみます。 私達の場合、地下車庫が安全だと思われるので、地下車庫を「住」とする予定です。 指定避難所に避難する必要があれば避難しますが、指定避難所は本当に行き場所がない人に優先して使ってもらいたいので、しばらくは、自力で生活を試みることにします。

地下車庫なので、シャッターを閉めれば、雨風をしのげます。 幸いにも、地下車庫と言っても、地上にある車庫で道から少しですが上がっています。 大雨が降っても浸水する心配はありませんし、幸いにも地下なので、夏は涼しくて、冬は暖かいです。 そうは言っても、真夏は暑く、真冬は寒いです。 そして、床は現在コンクリートです。 このまま寝たら、夏は冷たくて気持ちいかもしれませんが、冬は冷たくて眠れないかもしれません。 という事は、床に断熱材が必要となります。 段ボールを何枚か敷いたら断熱材になるかもしれません。 しかし、家族が寝るスペース分の段ボールを日頃から維持しておくのは(スペースの関係上?)難しいです。 従って、私は、ホットカーペットの下に敷くと暖房効率が上がるアルミホイルみたいな素材と発泡スチロールみたいな素材を使った断熱材を準備したいと思います。 @曖昧な記憶ですが、冬にホームセンターに行ったら、サイズにもよりますが、2千円位で売っていたと思います。

これで、床からの断熱を少し緩和できそうです。 本来ならば(寒さをしのぐためには)少しでも床からかさ上げした所に寝るのが良いらしく、段ボール「箱」組み立てて、さらに箱を敷き詰めて、床から距離を置くとか、少しでも床から離れると寒さ対策として有効だそうです。 冬にどうしても寒ければ、カーペットを家からもってきて、地下車庫に敷いて寝ます。 布団や毛布、枕も家から持ってきます。 もし、家が焼失してしまった場合は、指定避難所に行きますが、家が焼失していなければ、基本、家から生活に必要な物を持ってくればよいので、比較的安心して眠れる環境を作れるかもしれません。

そして「住」は、寝る場所だけではありません。 お風呂、食事環境、トイレなどの設備も「住」環境の大事な要素です。 次回は、トイレを考えてみたいと思います。

災害時のサバイバルライフ 過去から学ぼう!

2016-06-07 09:50:40 | 災害時のサバイバルライフ
7th Jun 2016 (Tue) 災害時のサバイバルライフ 過去から学ぼう!

これから家を買おうとしている人も過去から学びましょう。

マンションを購入予定の人ではなく、戸建て購入予定の人への情報です。

まずは、建築年月日と建築基準です。 新築を建てる人、建売の新築を購入する人、中古戸建を購入する人、いろんな人がいると思います。 そんな方々に、私が調べたキーワードを共有します。

新築を建てる人、耐震リフォームなどを計画している人は、「ホールダウン金物」という金物が重要だそうです。 このホールダウン金物は、家の土台となる基礎と柱を留める金物で、この金物が弱いと、折角の新・新耐震基準が活かされません。 できるだけ、安く仕上げたいと思うかもしれませんが、この「ホールダウン金物」の扱いは妥協しない方が良いそうです。 @熊本地震で、最新の建築基準で建てられた家が崩壊し、業界で話題になったそうですが、調べてみると、崩壊した家は「ホールダウン金物」が外れてしまっていて、せっかくの新しい建築基準が活かされていなかったようです。

そして、阪神淡路大震災、東北地震、東日本大震災などの結果を見ると、2x4工法の家は、地震に強かったそうです。 一般的な? 柱などで構造物を支える従来工法との違いは、2x4では、面で構造物を支えるので、過去の地震の揺れに、強みを発揮できたのではないかと言われています。 最新の建築基準は、この辺を見習ってか? 体力壁という考え方があり、従来工法でも、2x4工法の様に、面で家を支える考え方が含まれているので、必ずしも、2x4工法でなくても、最近の新築ならば、大丈夫のようです。

2x4工法は、工場で壁などの部品を作って、運んできて、組み立てるので、(地震に強くて?)工期が早いという というメリットがありますが、デメリットとしては、ちょっとした間取り変更に応用が利かないとか、工場で作られた合板を使って家を建てるので、耐久性に疑問を持つ人もいます。 やはり天然木の柱を使った従来工法の方が、長持ちするかもしれませんし、長持ちしないかも? しれません。(笑

次に、中古住宅を購入予定の人は、「1981年の新耐震基準」で作られた家を購入しましょう。 中古なので、家の状態はさまざまです。 湿地であれば、木が傷んでいるかもしれませんし、前のオーナーのメンテナンス状況によって大きく変わるので、一概に「この家」がいい! という事はありません。 1軒1軒それぞれに「個性」があるので、個性を判断して購入しましょう。 これは、大変だけど、これが 新築にない楽しさでもあります。

一般的に言われているのは、1981年の新耐震基準で建てられた家は、阪神淡路大震災、東北地震、東日本大震災の結果を見ても、有効! と判断されているようです。 日本は、震災に会うたびに、建築基準を見直し、少しづつ改善していますが、最新の建築基準も、基本は1981年の新耐震基準をベースにし、地盤調査や、基礎の作り方、体力壁などの改善を追加しています。 過去の震災で、倒れているのは1981年の新耐震基準前の家が倒壊しているようなので、過去から学ぶとするならば、最低でも? 1981年の新耐震基準で建てられた家を選びましょう。

ただし、1981年の新耐震基準以前の住宅でも、良い木材と良い大工さんに建てられた家は、壊れないかもしれません。 また昔の家の方が、今の家より良い材料を使っている場合もあります。 各家の「個性」やその土地の地盤などを加味しながら、選んでいきましょう。 @因みに、1981年の新耐震基準は、震度5強でも倒れない 家を前提としているそうです。 @ただし、熊本地震のように、震度5強の地震が何回も連発すると、最新の新築でもダメだし、1981年の新耐震基準の家もダメになるというのが、今回の熊本地震からの教訓です。 @きっと、熊本地震の教訓から、新しい耐震基準が発表され、日本の家がどんどん安全になっていくんだと思います。

最後に、家のデザインです。 昔から言われていることではありますが、真四角の家や、長方形の家など、シンプルな形の家が、力のかかり方が安定して、地震に強いと言われています。 私は、そういう四角の家はのっぺりしていてあまり好きでないので、角がいっぱいある家を購入しましたが、角がいっぱいある家(デザイン)は、真四角の家よりも、耐震性は良くないようです。 また、四方や角に壁がしっかりある家は、ない家より強いそうです。 私の場合、角が出窓になっていったり、壁のかなりの面積が窓になっているような家なので、ちょっと弱いかもしれません。 また、都心などで見かける、一階が車庫、2階、3階が居室みたいな家も、上が重くて、下がスカスカだと、重心が上にあり 普通の平屋や二階建てと比べると、不安定で地震に強くないようです。 @しかし、これも、地盤や使う材料、建て方に依存するので、一概に言えないと思いますが...

とにかく、過去の地震や過去の被害から私達は学び、悲しい出来事を減らしていきたいですね?

災害時のサバイバルライフ 過去から学ぼう!

2016-06-06 09:59:18 | 災害時のサバイバルライフ
6th Jun 2016 (Mon) 災害時のサバイバルライフ 過去から学ぼう!

私が調べた内容が完全ではありませんが、ある自治体がまとめた防災資料の中に、以下の様な情報があったので、共有します。

私達が住んでいる街の被災レベルによって変わりますが、過去の災害の平均を取ると...

1.電気の復旧は、1週間程度で90%のエリアが復旧するそうです。

2.携帯電話や電話の復旧は、2週間程度で90%のエリアが復旧するそうです。

3.水道は、1ヶ月程度で90%のエリアが復旧するそうです。

4.ガスは、ちょっと時間がかかり、2ヶ月程度で90%のエリアが復旧するそうです。

5.スーパーやコンビニでの買い物は、最初は、買占めで物が買えないそうですが、概ね1週間位で、水や食料、トイレットペーパーなどが買える状態になり(ただし、物量が少ないのと買占めで買えない人も出る)、概ね2週間後には、一巡するのか? 物が買える人が増えてくるようです。

6.東北地震などでガソリンが問題になりましたが、ガソリンもスーパーと同様、1週間位で、徐々にガソリンが被災地に入り始め、2週間~3週間で、一巡するのか? 多くの人が買えるようになるそうです。

といっても、これは、私達が住んでいる街の被災レベルに大きく依存します。 平均なので、被災レベルが低ければ、もっと早いでしょうし、被災レベルが高ければ、もっと遅くなります。

これらのデータを参考にしながら、備蓄品をまとめていきたいと思います。

災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 3/3

2016-06-02 10:09:59 | 災害時のサバイバルライフ
1st Jun 2016 (Wed) 自分の為の雑学帖(災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 3/3)

前回、必須アイテム19品を紹介しました。 最後に、スペースがあったら持っていきたいお勧めアイテムです。 しかし、この第一段階の避難袋は、最低限の生活用の避難袋です。 男なら15kg以内、女なら10kg以内に収めましょう。

20.ハサミとナイフ。 缶切り付の十徳ナイフなら、小さなハサミが付いている場合があります。 ハサミでビニール袋を切ったり、服を切って包帯にしたり、意外と活躍するかもしれません。 ペットボトルを切って、コップを作るとか、何かを工作してお皿を作るとか、材料とアイディア次第で何かを作り出せるかもしれません。

21.サランラップと割り箸やスプーン。 サランラップは、服の上からおなかに巻けば防寒材にもなるし、簡易食器をラップしてから使えば、水洗いが不要となり、水の節約にもなります。 3日間生き延びるために、必須ではありませんが、スペースがあるならば1本入れておいても良いかもしれません。 また我が家の場合、コンビニでもらったビニールに入っている割り箸やスプーンを数本入れてありますが、これも必須ではありません。

22.レジャーシート。 これは、屋外/屋内避難所で場所を確保するときにも役立ちます。 必須アイテムにテープが含まれているのでテープでレジャーシートを留めて場所を確保しましょう。 従って家族が眠れる位の大きさが確保できる位の大きさがあるとベストです。 小さいレジャーシートなら人数分あると良いですね。 雨の日などの雨避けにもなるかもしれません。

23.アルコールハンドソープ。 アルコールで除菌できるハンドソープで、手洗いに水を必要としないものです。 アルコールが染み込んでいるウェットティッシュなども売っているので、代用も可能です。 目的は、手を綺麗にし、不必要な腹痛や下痢、食中毒などを防ぎたいだけです。

24.硬貨で3,000円分位。 意外と重くなるので、量は調整しましょう。 10円硬貨や100円硬貨で公衆電話が使えます。 携帯電話の電波が途切れていても、公衆電話に並べば連絡が取れる確率が高くなります。 マストアイテムに含まれる緊急連絡先が記された紙と硬貨を持って、臨時公衆電話に並んで、心配している遠方の親族や家族に連絡を取りましょう。 @伝言を頼むだけでも良いです。

25.下着類。 これも空きスペースがあったらというレベルです。 下着を替えなくても死にません。 オシャレをしたい、清潔を保ちたい気持ちは分りますが、あくまでも3日間、自力で生き延びる最低限の物を持って逃げるという、当初の目的を忘れないようにしましょう。 この下着などは、第二段階用の荷物には含まれます。

26.ロウソクとライター。 これは賛否分かれる物なので、良く考えて準備しましょう。 賛否が分かれる理由は、ロウソクで暖や明るさを取っている最中に再度地震がきてロウソクが倒れ、他の物に燃え広がるとか、ロウソクに近くの可燃物が倒れてくるなど、他の人にも迷惑をかける可能性がありますし、避難所では使えないかもしません。 自分の予定する避難先で役立ちそうならば、持って行っても良いし、重くて大きいロウソクを持つくらいならば、懐中電灯の予備電池を増やした方が良いという人もいます。 我が家は、地下車庫に避難する予定で、可燃物から離してロウソクを設置する前提で準備しています。 夜は冬の夕方5時から12時まで照らして7時間、救援物資が届くまでの3日を考慮すると21時間分位あると安心です。 @我が家の場合。

これが我が家の非常袋の中身です。 全て1つ1つが大きくないので、効率よくリュックサックに詰めれば、1つのリュックサックに収まっています。 家族4人用なら、大きな登山用のリュックを買うか、夫婦2人でリュックを背負う前提で子供たちの荷物も準備するなど、家族で必要な物を話し合い、事前に準備しておけるといいですね。

次回は、第二段階の避難袋の中身です。 その他にも、こんなのあったらいいよ! というアイディアがあれば教えて下さい。

災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 2/3

2016-06-02 10:09:00 | 災害時のサバイバルライフ
1st Jun 2016 (Wed) 自分の為の雑学帖(災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 2/3)

前回、必須アイテム19品のうち、特に大事で、避難後にすぐに使う8品を記しました。

ここから先は、すぐに使わないので、バックの下の方に詰めておいて良いものです。 雨の中の避難を想定すると、スーパーなどのビニール袋に包んでおくと良いかもしれません。

9.身分証明書や通帳のコピー。 パスポートや運転免許証、通帳や年金手帳、保険証などのコピーです。 お財布を持って逃げる時間もないかもしれないので、万が一のための備えです。 紙なので小さく畳めて、スペースを取りません。 大震災で家が倒壊やマンション立ち入り禁止になったら、家に身分証明書を探しに行くこともできなくなります。

10.親戚などの連絡先を記したメモ。 携帯電話の電話帳はバッテリーがなくなれば使えません。 携帯電話も持たずに逃げるような緊急度の高い避難かもしれません。 念のため、大事な連絡先を紙に記しておきましょう。 記しておけば、避難所に設置される臨時公衆電話で連絡ができるかもしれません。

11.紙に印刷された家族の写真。 デジタルデータではなく、印刷された写真を用意しましょう。 最悪の場合は、家族の捜索願いを出さなければならない可能性もあります。 その時に、家族の写真があれば、捜索もスムーズに行われる可能性もあります。 @想像したくありませんが、家族が離れた病院で意識不明になっているかもしれません。

12.家の鍵や車やバイクの鍵。 いざという時は、すぐに逃げなければなりません。 予備の鍵を準備しておけば、危険な家や立ち入り禁止になった集合住宅に戻らなくても、駐車場の車が使えるかもしれませんし、家が倒壊してしまったら、がれきの中から鍵を探すのはとても大変で、危険な作業となります。

13.USBメモリ。 日ごろから家族の思い出となる写真などをUSBメモリに入れて、避難袋に入れておきましょう。 家が火事で焼けてしまう可能性もありますし、パソコンも壊れてしまう可能性もあります。 ちょっとしたアイディアで、USBメモリも小さいので、一個準備しておくと、万が一of万が一の時に役立つかもしれません。

14.トイレットペーパーを家族分。 人間が生きている証です。 雨の中の避難に備えてビニール袋に入れておきましょう。 芯を抜いて、潰すと少し小さくなります。 3日目以降は、避難所に救援物資としてトイレットペーパーも届くかもしれませんし、普段から避難所には備蓄してあります。 最低限のトイレットペーパーで良いと思います。

この9~14は、賞味期限が比較的ないもので、トイレットペーパー以外は、小さい物です。 年に一度、状態をチェックしたら、あとは入れっぱなしでもOKです。 新しく保険に入ったり、銀行口座を代えたり、新しくできた友達の電話番号や、引っ越しした親戚の番号などは更新しておきましょう。


ここからは、賞味期限がある必須アイテムです。 3ヶ月に一度とか、半年に一度、定期的に賞味/消費期限チェックが必要な物なので、バックの上の方に入れておくと、賞味/消費期限チェックが楽になります。

15.女性の場合は生理用品。 これも女性の証です。 3日後以降は、避難所に救援物資が届くと思いますが、それまでの間は、自分で何とかする必要があります。 しかも、救援物資は避難所によって内容と量も違い、小さい避難所には届かないかもしれません。

16.薬類。 絆創膏や消毒液、ガーゼなど万が一に応急処置ができる準備と、持病関係の薬を準備しましょう。 でもメンテナンスが大変なので、普段から自分が飲む薬はすぐに持って行けるようにしておきましょう。 @実際には、急な地震で急いで逃げる時に、薬を準備している時間はないかもしれません。 停電しているかもしれませんし、普段置いている薬も、大きな地震でどこかに落ちているかもしれません。

17.家族人数分の水。 我が家の場合は、2Lのペットボトルの水を2本をバックの一番下に入れてます。 本来ならば「最低?」大人が1日1人1リットルが基本らしいのですが、我が家の場合は(重いので)1人3日2リットルで計算しています。 この場合の最悪は、真夏の被災で、汗で水分や塩分が失われ、救援物資が届く前に、脱水症状になってしまうかもしれません。 また中身の水が入っていないペットボトルでも、人数分あれば、自衛隊の給水車が来た時に(超並ぶそうですが)水を貰うことができます。 @但し、給水車も数がありません。 小さな避難所には給水車がこないかもしれません。 お父さんは大変ですが、家族の人数分の2Lのペットボトルを持っておくと良いかもしれません。 どうしても... 重ければ、中身の水は諦めて、空のペットボトルでも良いかもしれません。 なぜならば、第一段階の避難は、命の確保が最優先です。

18.家族人数分の緊急食糧。 3日間は、意外と長いです。 そしてあくまでも非常食であって、通常の食事をしようとする必要はありません。 3日間、何とかカロリーだけ取って、生き延びるための最低限の食事です。 我が家の場合は、夫婦二人なので、森永などのキャラメルを2箱(意外と日持ちします)、チョコレート(m&msの様にコーティングしてあるチョコレートは傷まなくて良いそうです)、夏場の塩分補給も踏まえて、日持ちするスルメなどのしょっぱいおつまみ、カップラーメン1個ずつ(最悪、水でもカップラーメンの麺は柔らかくなるそうです。 一応、割り箸を持っていますが、最悪、指を使って食べても良いと考えています)。 私は、重たい缶詰は持ちませんが、缶詰を用意する人は、缶切りの準備もお忘れなく。

19.家族に赤ちゃん、老人、病人などが含まれる場合は、必要最低限の必要な物を事前に準備しておきましょう。 ペットと一緒に逃げる時は、ペット用の物も最低限として準備しておくと良いと思います。 ただし、ペットに対する見方は人によって様々です。 飼い主からしてみれば「大事な家族の一員」ですが、飼い主以外の家族からすると「ただの動物」です。 人間の食料は飲料水が不足して、みんな飲みたい水を我慢しているのに、犬に飲ませる水なんてあるか! というような意見を口にする人もいるし、口にしなくても心の中でそう思っている人もいるので、注意しましょう。

ここまでの19品は必須アイテムです。 最低限、この19品が入った袋を持って、急いで避難し、まずは自分の命を最優先とします。 色々持っていきたいと思いますが、探しているうちに、タンスが倒れて怪我するかもしれません。 命と健康な体を最優先してください。

次回は、必須アイテムでないけど、バックにスペースがあったら持っていきたい物を7品ご紹介します。

災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 1/3

2016-06-02 10:07:39 | 災害時のサバイバルライフ
1st Jun 2016 (Wed) 自分の為の雑学帖(災害時のサバイバルライフ 避難袋の中身 1/3)

という事で、ようやく? 第一段階の避難袋の中身を考えてみたいと思います。 第一段階のポイントは被災直後の3日間位は、自力で生活できる準備をすることです。 持っていきたい物が多くなりがちですが、すぐに逃げて命を確保することが最優先です。 できるだけコンパクトで効率的で有用な避難袋が作れるように考えてみたいと思います。

木造住宅に住んでいる私としては、いつ大きな地震がきて、家が崩壊するかわからないので、大きな地震が起きた後の数日間は(様子見を含めて?) 不自由ですが、身の安全第一として、地下車庫で生活しようと思います。 @とは言っても、地下車庫は敷地内にあるので、使えるならば家のトイレを使いたいし、家が危険な状態ならば、家の裏の下水溝を利用して、臨時屋外トイレを作ってもいいと思います。 @過去にトイレが詰まった時に、屋外の下水溝を掃除しましたから、汚物排水ルートは良くわかっています。(笑 マンションにお住まいならば、一階の組合室や管理人室のトイレが使えるかもしれませんし、近くの公園に公衆トイレがあれば、そこが使えるかもしれません。 万が一の時のトイレをどうするか、考えておきましょう。 昼間であれば、近くの公共施設(役所や学校など)のトイレが使えると思いますし、市町村指定の避難所に行けば、トイレが使えると思います。 ただしっ!、避難所には沢山の人がいて、通常より多くの人が排泄しています。 停電や水道が止まっていたら、流すこともできないし、掃除もできません。 過去の災害時でも公衆トイレが足の踏み場もない位、汚れてしまったケースもあったようです。

という事で、私の場合は、地下車庫で3日間暮らす前提の避難袋を作りたいと思います。 すぐに学校などの臨時避難所に行く人もいると思いますし、マンションの組合室のようなところに避難する人もいるかもしれませんし、庭や車の中で生活する人もいるかもしれません。 それぞれが、どこで3日間を過ごすか考えた上で、必要な物をパッキングしていきましょう。

いよいよ、避難袋の中身です。 最初は、必須アイテムと言われている17アイテムを紹介します。 この必須アイテムは、どこに避難するにしても、あったら便利と言われているお勧めグッズですが、家族の状況、避難予定先の状況に合わせて、必要な物を調整してください。

次の8つは、家から脱出したらすぐに使う物なので、一つにまとめ、家族が家から安全に避難したら、すぐに全員に配りましょう。 どんな時間帯にどんな災害が起きるか分かりませんから、最悪のケースを想定して準備しましょう。 @最悪とは、例えば、夜中に街は停電していて、道には近隣の家の窓ガラスや屋根瓦などのガレキが落ちていて、ガレキを避けながら、目的地である市町村指定の避難場所に逃げる! などです。 @もしかしたら、その日は雨が降っているかもしれません。 この8つは、家族分のまとめても大きめの国語辞典位で、まだまだバックに余裕があるはずです。

1.笛。 何が起こるか分りません。 助けを呼び続けるのも体力を奪います。 笛を人数分用意し、避難袋のすぐ出せる場所(外ポケットなど)に入れて、避難時は、笛を携帯しながら逃げましょう。 100円ショップにも売っていますし、笛に紐がついていて首からかけられる物もあります。 首にかけて逃げたら、逃げる途中に(万が一)倒壊の巻き添えをくらっても(比較的楽に?)助けを呼ぶ、または自分がいる事を誰かに知らせることができます。

2.懐中電灯と1回分の予備乾電池。 懐中電灯は、小さいLED型の物を家族の人数分用意できるとベストです。 これから買うならばヘッドランプと言われる、頭に取り付ける懐中電灯を購入すれば、両手が開いて、危険を回避できる可能性が減ります。 小さい物ならば、家族4人分でもスペースを取らないと思います。 そして、懐中電灯もすぐに取り出せる(外ポケットなど)に入れておきましょう。 夜に避難するかもしれませんし、辺りは停電しているかもしれません。 そして足元にガレキやあり得ない物が落ちているかもしれません。 そして乾電池は直ぐに売り切れます。 予備の乾電池は、バックの下の方でも良いけど、懐中電灯はすぐに取り出せる所に入れておきましょう。 

3.軍手。 いらなくなった手袋や、穴があきそうな手袋があったら、避難袋用に取っておきましょう。 ガレキをかき分ける必要があるかもしれませんし、冬の防寒にもなります。 人数分用意するのが理想ですが、お父さん分は、すぐに取り出せる(外ポケットなど)に入れておくと、暗闇でもすぐに使え、一番大事な? 手先の怪我から守ってくれます。

4.マスク。 被災直後で粉塵が舞っているかもしれません。 避難先で伝染系の病気から身を守りますし、避難途中が火事で煙だらけかもしれません。 しかも、冬であれば防寒対策にもなります。 薄いので家族の人数分用意しておきましょう。 そして、避難袋でもすぐに出せる(外ポケットなど)所に入れておくと、暗闇でもすぐに使えます。

5.ポータブルラジオと1回分の予備乾電池。 震災直後の貴重な情報源です。 イヤホン専用タイプよりは、スピーカー出力できる物が良いと思います。 専用の充電器で動く物より、乾電池の交換ですぐに使える乾電池タイプが良いと思います。 仮に、イヤホン専用の小型ラジオでも、100円ショップにイヤホンジャック型の簡易スピーカーが売っています。 スピーカーからラジオが聴けると多くの人が安心できるのでお勧めです 一回、事前に近所を歩いて購入したラジオの感度をチェックしておきましょう。 私のポータブルラジオは、SONY製のタバコ1箱より小さくて薄いラジオです。 @通勤時に胸ポケットに入れて聴けるので、通勤ラジオとか呼ばれているのかな?

6.ビニール袋。 雨合羽代わりにもなる黒い大きなゴミ袋。 これも比較的上の方に入れておきましょう。 雨が降っていなければ、ゴミ袋として使ってもいいし、雨が降っていれば、視界を確保する穴を作って、頭からゴミ袋をかぶれは、臨時の雨合羽になります。 濡れたくないかもしれませんが、転ぶかもしれない危ない道ならば、腕の所も穴を開け、転んだ時に手が使えるようにしておきましょう。 その他にも、大きい袋から小さいものまで10枚以上用意しておきましょう。 お腹に巻けば防寒対策になりますし、2枚重ねにして給水車から水を貰うこともできます。 たとえ3日間の避難生活だとしても、ゴミは毎日出ますし、汚物処理用ゴミ袋は毎日、人数分? 必要になるかもしれません。 意外と使い道があるので余裕をもって入れておきましょう。 あと、汚物処理用の袋は、中身が分からない色つきの袋もいくつかあるといいかもしれません。

7.メガネ(視力が悪い人)。 これは必要な人のみとなりますが、緊急時の視界確保は最も優先されるべきことです。 今の視力に合っている物が良いと思いますが、最悪は、ちょっと古いメガネでも、裸眼より改善されるなら、古いメガネを避難袋に入れておいても良いと思います。 コンタクトレンズでも良いのですが、消費期限管理などがあるので、やはり、消費期限のないメガネがベストだと思います。

8.文房具。 メモ帳と筆記用具(油性マジックならガラスや壁等どこにでも書ける)と、ちょっと高価ですが布製ガムテープです。 家族全員揃って逃げれれば良いですが、離ればなれの時に、家族が家に戻ってくるかもしれません。 そんな時用に、避難所に避難する前に、玄関に伝言を残しておくと、離ればなれの家族も安心すると思いますし、ご近所さんが安否確認に来てくれた時にも役立ちます。 どれも賞味期限がないに等しいものです。 紙とテープがあれば、家に伝言を残すことも可能ですし、風で飛んでいくこともありません。 油性マジックなら雨で滲むこともありません。 布製ガムテープなら、手で簡単に切れますし、段ボールなどがあれば、ちょっとした壁を作れますし、使える材料を加工することができます。

※命が最優先なので、災害の状況を見て、早めに家から離れるべきですが、もし? 余裕があるならば、逃げる前にガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としましょう。 どちらか1つしかできない場合は、ブレーカーを優先しましょう。 過去の震災の火事の原因に「通電火災」という物があり、大停電後の通電時に、コンセントに繋がれている電化製品(特に古い物は注意)が爆発して、火事を起こす原因となっています。 そして、被災時の盗難事故も増えています。 鍵をかける時間があるならば、玄関に鍵をかけて、避難しましょう。 @といっても、地震の規模次第ですね? 危険を感じたら、通電火災よりも、被災時の盗難対策よりも「命」を最優先してください。

必須アイテムを19品ご紹介する予定ですが、長文になりそうなので、次に記します。