Satoru's diary

日々の想いをつづります。
I write down daily thought. ^^

災害時のサバイバルライフ 避難経路と避難場所?

2016-06-02 10:07:05 | 災害時のサバイバルライフ
31st May 2016 (Tue) 自分の為の雑学帖(災害時のサバイバルライフ 避難経路と避難場所?)

非常袋や避難袋を準備する前にに考えておかなければならない大事な事は、避難経路と避難場所です。

玄関から逃げる人ならば、玄関に避難袋を置いておく必要がありますし、1階の和室に寝ていて、1階の和室の窓から逃げる予定の人は、窓の近くに靴と避難袋を準備しておく必要があります。 そして、夜の被災は停電している可能性もあるので、暗闇でも一瞬で荷物を取って、逃げれるように準備しておく必要があります。

避難経路が決まったら、次は避難場所です。 避難場所も一時避難場所と、本当の避難場所です。 本当の避難場所は、最寄の市町村指定の避難場所となります。 一時避難場所は、最初の大きな地震が来たら、まず安全な所に逃げて身の安全を確保する場所です。 倒壊の心配がない安全な鉄筋コンクリートのマンションにお住まいならば、ユニットバス内や机の下など家具の倒壊被害から身を守れる場所になりますし、一般的な木造住宅や木造アパートで、ちょっと心配? という人は、家の外に出た方が安全かもしれません。 ただし、上から屋根瓦やガラスなどが降ってくるかもしれないので、ある程度建物から離れられる安全な場所を(事前に)決めておきましょう。

家の前の道が安全な人もいれば、家の庭が安全な人もいます。 平置き式駐車場のあるマンションに住んでいる方は、駐車場が安全かもしれません。 しかし、マンションの場合、上からガラスが降ってくるかもしれないので、どの辺りが安全かあらかじめ、確かめておいた方が安心です。 一度家族で(万が一の時の?)避難経路や一次避難場所をちょっと話してみると良いかもしれませんね?

なによりも、命を最優先に避難し、その後に巨大な地震が来るのか、地震が収まりそうなのか、安全な場所で見極めましょう。 こればかりは「運」かもしれませんが、見極めた結果「不運にも」家に入った瞬間に巨大な地震が来て、家具の下敷きや家の下敷きになるかもしれないので、慎重に見極めましょう。 停電していなさそうならば、家に戻り、すぐに逃げれるように準備した上で、TVをつけて情報収集しましょう。 ということで、防災の観点だけで言うならば、TVがあるリビングから玄関は近い方が良く、しかも、リビングに倒壊しそうな家具がない家ならば、震災時に比較的安全にTVから情報収集できます。 @我が家は、リビングに背の高い家具は置いていません。 あるのはマッサージチェアと低目のTV台程度です。 倒れる可能性があるのは、背の高い床起き式の間接照明が2本あり、電球やガラスのカバーが割れる可能性がありますが、出入口とは反対側の奥なので、逃げる際に足をけがする可能性がない位置に置いてあります。 @一回、リビングにいる時に大地震が来るという前提で、シミュレーションすると、何が危険か分かるかもしれません。

家によっては、リビングに本棚や背の高い収納を置いている家もあると思います。 TVがあるリビングが災害時の情報収集室になることを考慮するならば、リビングに高い戸棚を置かない、または、倒れないための防災グッズなどを使って、安全にギリギリまで情報収集できる部屋にできると良いですね? @実際は、厳しいかな? 私の実家のリビングには、ピアノや本棚が置いてあり、しかも本棚がリビングのドアの近くに置いてあります。 TVで情報収集している間に、巨大な地震が来て、本棚が倒れたら、ドアが開かなくなりますし、仮にドアを開けておいても、倒れた本棚が邪魔で、スムーズに玄関方面に逃げられなくなってしまいます。 @次に、実家に行った時に、本棚の場所を移動させようかな? @そして、最重要避難口である玄関です。 玄関にガラスの置物や花瓶があると、万が一の時に割れて、靴の中に破片が入ったりする可能性があるので、防災の観点から言うならば、割れない金属製や木製の花瓶などが良いかもしれません。 @玄関周りを「防災」という観点で見直してみては如何ですか?

とにかく、避難経路、一時避難場所は自分で管理することです。 家族を支えるお父さんやお母さんは、家族の安全を事前にシミュレーションして、万が一の災害に備えておくと、それこそが本当避難訓練となります。

ちなみに、我が家の場合、避難経路は玄関から逃げる事になります。 現在も、玄関の靴箱の1つの扉は避難袋専用の扉となっており、中に避難袋が入っています。 この避難袋は避難袋用として背負いやすいリュックサックを3,000円位で買いました。 一生使わないでいれればラッキーですし、被災時に3,000円位で、ちょっと快適に生活できるならば安い物です。 いらないリュックサックを応用してもよいでしょうし、4人家族ならば、お父さんが背負う前提で、バックパッカーが使うような比較的大き目のリュックサックを購入し、家族の必要物を入れておいても良いかもしれません。 命は数千円や1万円のバックより遥かに重いです。

そして我が家の場合、一時避難場所は、地下車庫になります。 地震の規模によりますが、大きな地震が続かなければ、一旦、庭に出て様子見でも良いかもしれませんが、大きな地震が続くようならば、地下車庫を避難場所にしています。 地下車庫はカルバート式(鉄筋コンクリート製で耐圧基準も高い)なので(恐らく?)安全だと思います。 もし、地下車庫がダメならば、近くの保育園か公園に逃げます。 幸いにも水害は発生しない地域なので、水害の心配はありませんし、断水している状態で火事が発生しても、地下車庫ならば、なんとかなりそうです。 @住宅購入時にかなり迷った地下車庫ですが、万が一のシェルターにもなります。 地下なので、夏は涼しく、冬暖かいので、意外と快適です。

ちなみに、玄関にしっかりした柱がある家ならば、そこに釘などの杭を打ち、避難袋をひっかけておけば、下駄箱などの収納スペースを使わなくてすみます。 そうならば比較的お洒落なリュックサックを避難袋にしておくと、玄関のインテリアとしても良いかもしれません。 ただし、子供や奥さんの手の届く高さにしておかないと、緊急時にすぐに取って、逃げられないので高さに注意しましょう。 @もし、ペットボトルの水を入れておくとなると、ある程度の重量になるので、しっかりした柱があるお宅に限られます。 玄関がダメならば、玄関付近の廊下の壁でも良いですし、玄関付近の部屋の壁でも良いです。 命を救うかもしれない非常袋なので、保管場所を明確にして、素早く非常袋を持って、逃げましょう。 まあた、柱がない人へのアイディアとしては、お洒落なリュックを買い、これまた洒落たカゴに入れて、玄関のインテリアとして置いておくのも良いようです。 リュックを洒落た布で包んで、非常袋であるリュックを見えなくするというアイディアもあります。

次回は、いよいよ避難袋の中身についてです。

災害時のサバイバルライフ まずは心構え?

2016-06-02 10:05:41 | 災害時のサバイバルライフ
31st May 2016 (Tue) 自分の為の雑学帖(災害時のサバイバルライフ まずは心構え?)

地震大国日本に住んでいる私達はいつ災害に見舞われるか分かりません。 既に、災害に合われた方もいるでしょうし、今も、災害に合われている人もいると思います。 そんな時に自分は(家族は)どうしたら良いかちょっとシミュレーションしてみます。

大きく戸建住宅に住んでいる場合と集合住宅に住んでいる場合と違うとので、自分の状況に置き換えて読んでいただけると幸いです。 戸建住宅+十分な庭(スペース)があるお宅もいるでしょうし、最新の免震、耐震集合住宅に住んでいる人もいますし、それぞれ住環境が違いますからね?

私の場合、戸建て住宅に住んでいます。 幸い庭もあるし、地下車庫もあります。 家は木造なので大地震で被害を受け、倒壊するかもしれませんし、倒壊しなくても、次の大きな余震で倒壊する可能性もあります。 地震のレベルによりますが、地震が大きいのであれば、家の中での生活は控えたいと思います。 そして、水道、電気、ガスなどのライフラインも数日間は止まってしまうことを想定して、どのように生き延びるかシミュレーションしてみたいと思います。

被災時に3段階あると聞いたことがあります。 第一段階は、被災直後の3日間。 被災後、被災していない地域から水や食料、毛布や薬などの救援物資が運ばれてくる「頼もしいシステムがある良い」国に住んでますが、救援物資が避難所に届くまでに時間がかかります。 比較的大きな避難所や大きな国道沿いの避難所には翌日か、2日後には第一便が届くかもしれませんが、場所によっては、3日後になってようやく第一便の救援物資が届くかもしれません。 自分の住んでいるエリアを想定して、何日後に救援物資が届きそうかイメージしてください。 山間部に住んでいる方であれば、土砂崩れで道が寸断されるかもしれませんし、高台の住宅街でも土砂崩れが発生するかもしれません。 一般的には? 被災直後の3日間位は、自力で生活できる準備をしておくと、より安心と言われているようです。

その次の第二段階は、余震が収まるまでの数日? 数週間? です。 この頃には、避難所に救援物資は届いています。 水や食料や毛布など(最低限の)生活に必要な物は、供給される前提として良いと思います。 中には、避難所で生活する人や、車がある人は、避難所の近くに車を止め、車の中で(エコノミー症候群に気を付けながら?)生活する人もいるでしょうし、無傷の家で生活する人もいるかもしれません。 しかし、まだまだ避難生活中です。 いつも以上に不便なのでストレスがかかる時ですが、いつも以上にみんなを思いやりながら生活しなければいけません。

そして最後の第三段階は、余震終息後に、新生活を始める準備期間です。 仮設住宅に入る人もいるでしょうし、他の街に引っ越しする人もいるかもしれません。 壊れた自宅を修繕する目途をつけたり、建て直しの準備をする人もいるかもしれません。 水害も併発された方は、家の掃除や片付けが大変かもしれません。 とにかく、余震が収まって、家に(比較的安全に?)戻れるようになったら、新生活の準備を始めなければなりません。

という事で、今回は、第一段階と第二段階に絞って、かつ、第一段階に必要な物は何か? 第二段階に必要な物は何か? 見極めながら、コンパクトで効率的な避難袋を考えてみたいと思います。

多くの大事な物を持って逃げたいところですが、何よりも自分や家族の命を最優先にしなければなりません。 場合によっては、事前に準備した避難袋さえも持たずに逃げた方が良い時もあるかもしれません。 何よりも命を最優先に危険な所から避難しましょう。


次回は、避難経路と避難場所についてです。

災害時のサバイバルライフ?

2016-06-02 10:04:00 | 災害時のサバイバルライフ
2nd Jun 2016 (Wed) 災害時のサバイバルライフ?

地震、水害、土砂災害など、自然災害から逃げられない私達は、「もしも?」に備える必要があります。

完全に備えることは、不可能です。 世の中に「完全」というのは、そうありません。 不完全でも良いので、私が(または皆さんで)できる範囲で「もしも?」に備えましょう。

始めは、単なる「自分の為の雑学帖」として、ちょっと調べてみたのですが、意外と、防災? 災害対策? は奥が深いので、専用のカテゴリを起こして、今後もアップデートしていきたいと思います。

災害時、非日常時こそ、その人の人間の器が「露骨」に現れます。 ちょっとした備えが、ちょっとした余裕を生み、災害にあわれているいるみんなに「不快な思いをばらまく」側の人間でなく、「みんなの不快を(少し?)和らげる」側の人間になりたいと思います。 @実際に、私が、そういう行動ができるかはわかりませんが、あくまでも、私の目標です。 @できるかな? 私? (笑

という事で、新しいカテゴリを起こして、過去の雑学帖をこのカテに移動します。