「見た景色と違うよね・・・」
「サングラス外したら、え・・・うっそ!だよね」
私達はTALEX社製トゥルービューと言う偏光サングラスをしています
うたい文句が光の清浄器
(その記事『光の清浄器という高性能サングラスを買った』)
同じ景色でも鮮やかに見えるので、ある意味お得感があります
サングラスを外すと景色が白けていて・・・なんこの景色です
カメラの画像を見ても同様で
「・・・違うよね・・・」「全然やね・・」
高性能のデジカメとか重いし大きいし興味が有りません
デジカメラは景色の記録が最大の目的
景色の雰囲気を納めるには広角が好き
そこで去年、広角のコンバーターレンズを付ける事ができる
OLYMPUS TGー6と18.5mm広角コンバーターレンズと一緒に購入した
取り付けるとこんな感じ
余談ですが、私にとってシリコンカバーは必需品
もちろん画像はレンズが35mm概算18.5mmの広角なので
歪みますがそれも好きで、気に入ってます
しかし実際に見た景色の鮮やかさが余りに違う
調べるとこのコンバーターレンズにPLフィルターは装着不可と
それなら~~何とか付けてみよう~~~~が事の始まり!
コンバーターレンズと同径のKenko C-PL(W)フィルターを購入
外径を測ると63.7mmとコンバーターレンズ外径とほぼ同じ
そのままレンズの前に取り付ける事ができれば・・・と・・・
指で固定しモニターを見ると
画像の角から縁にフィルターが写っていて(ケラレというらしい)
このままではダメX
PLフィルターを分解しフィルターのみを取り付ける事に・・・・
そのためには・・リングの小さなスリット2ヶ所を引っかけて回す工具が必要です
そんな物すぐ作ります~~
厚さ3mmポリ板に外径と同径の穴を開け、切れ込みを入れ
虫眼鏡を切り抜いた様な工具となり
スリットに引っかけ回す治具をポリパイプと使い古しカッターの歯で製作し
外径を挟み固定し~~~リングを回す
少し硬かったですが~~成功
ケースとフィルターと押さえのリング・・・3個に分解
フィルター外径を測ると58.8mm
構想を図面におこし・・・
内径が65.0mmより少し大きい菅に直径58.0mmの穴を開け
フィルター位置決めパッキン65.0×58.0×1.5(外径×内径×厚さ)を作る
これが丁度入る円柱状の物を探すと・・・お茶の管が外径66mmでピッタシ
フィルターより0.8mm狭い直径58.0mmの穴を
薄いので歪みましたが~~~
板金で修正
こんな感じに~~
今度は輪切りに
板が薄いので~~内と外と交互に少しずつ・・・
これは苦労しました~~
何とか切断・・しかしボロボロ
再度板金で修正
今度はパキンを作成
しかし・・・はめて見るも・・まだケラレが解消せずダメX
ならば茶管の本来の開け口の内径が61.6mmとフィルター外径より大きめに
透明なパッキンを入れ次にフィルターを押さようと~~
(透明ならケラレが出ないだろうと言う考え)
透明パッキンを切り出し
押さえ用と位置決め用
2枚作成
組み立てて見るも・・・・・ケラレは解消せずダメX
数枚厚みや外径の違うパッキンを作成するも・・ダメX
そもそも62mmのフィルターをレンズの上に置き、
最も近い状態にしてもケラレが写り込み、
フィルターの厚みの部分ですらケラレの原因だと気づき
もっと外径が大きく無ければダメだと
一回り大きい67mmのPLフィルターを購入、
その際アダプターを同時に購入し
しかしこのアダプターはレンズへ取り付けネジが62mm凸でこれには狭すぎ
また被せて取り付けるには長すぎ・・・・
遠慮せず!パイプカッターで切り落とします!
アルミ合金で押さえると歪むし・・押さえないと切れないし・・・
出来るだけ歪まない凸ネジの有る方を丁寧に切断・・
またこのアダプターをレンズにはめると
内径のクリアランスが1.0mmもありガブガブ、
その対策にクリアランスが0.2mmしかない
茶管をスリーブとして入れる事に
レンズに固定するM3ネジを取り付ける穴を2.6mmで3箇所開け
タップでM3のねじを切り
スリーブを入れ、M3ボルトを組み込み~~完成
67mm用のキャップも購入し~~
取り付けると、こんな感じ
ネジを締めるとスリーブが若干歪み固定され、レンズにも傷が付きません
前から見ると・・・
PLフィルターなので真っ黒
無事取り付ける事ができました
ほんの少しまだケラレが見られますが良しとしますやっと◎
そして本来求めた画像の鮮やかさは・・・△
・・・不満です・・・
PLフィルターが有る無しでは確かに違います
もちろん明らかに改善されたのですが、
しかしTALEX社製トゥルービューを通して見る肉眼の景色には
もう少し鮮やかさが及びません
今後、紅葉の景色がどう撮れるか・・楽しみです
「眼鏡屋さんでトゥルービューのレンズだけ買ってきたら良いじゃん」
「じゃあね~~~~なるほど!」
PLフィルターにも色々と種類が有り
今回購入したのはC-PL(W)で一般的な機種です
もっと高性能のPLフィルターもあり、
またカメラのオートフォーカス機能や絞り機能に干渉するタイプも有る様で
奥が深そう・・・です
でもこれに関してこれ以上深入りは止めとこ!
溺れそう~~~~
先週末は所用でお山歩お休みでした、
しかし今週末も台風の接近で黄色点滅ですね・・・