「今年もお守りをもらいに行こうや」
「じゃあまだ行って無いね」
過去3年間は、前厄本厄後厄と厄払いに霧島神宮に行き、一緒に登山のお守りもいただいていました。
今年はそれも済み、登山のお守りがまだで・・・、
雨の日曜日、古民家ランチと霧島神宮へぶらぶらでした。
いつもの道順で霧島神宮に行きますが、その途中都城市庄内の交差点からすぐの所に有る
古民家レストラン『もちなが亭』へ、旧家持永氏の自宅を改装したそうです。大きな立派なお屋敷です。
まずサラダです。
ワンプレートに色々・・しっかり一つずつ丁寧に説明していただいたのですが・・・
食べている途中で忘れてしまいました。
これに御飯とお味噌汁とデザートが付きました。
素朴で素直に違和感無く美味しく完食でした。若い食べ盛りには”物足りない”かもです。
そして霧島神宮へ・・
ところが・・駐車場や建物が大工事中で・・・木が沢山切られ・・雑然と・・・こんもりとしたあの風景が一新・・
『唖然としガッカリです』
・・・自然の力も驚異ですが、人間の発想も驚異です・・・
とにかくお参りをし、今年の山のお守りをいただきました。
さて現実のお守り「山の保険」のお話です。
今までの救援者費用特約付きの傷害保険を更新するにあたり再度内容をお勉強してみたので・・・まとめてみました。
私達の場合、想定する山の遭難や事故は
確率が高いと考える順に
1.躓き転倒や滑落による外傷で下山困難
2.道迷いによる遭難
3.突然の脳や心臓疾患や病気による、歩行下山困難
4.高山病や低体温症など山特有の病気による歩行下山困難
5.落雷、落石、土砂崩れ、大雨大雪、火山など天災による被害
(No3とNo4を分けた理由はNo4は遭難になるのですが、No3は遭難にはならないからです)
それをふまえ山の保険で私達に最も必要な補償内容は
重視する順に
1.救援者費用と遭難捜索費用
2.病気でも補償有り
3.天災でも補償有り
4.入院、通院保険金は他の生命保険も有るので、最低限で
5.死亡、後遺症保険金は他の保険も有るので最低限、もしくは無しでも
言葉の内容を整理をします。
救援者費用と遭難捜索費用は同じ様に思えますがその違いは
「保険サイトから抜粋です」
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『救援者費用』とは、
日本国内または国外において生じた遭難等の事故により、保険契約者、被保険者、親族が負担した遭難救助費用、交通費、宿泊費、移送費用、諸経費のことです。「救援者費用等補償特約」ではこれらの費用が補償されます。ただし、ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用する山岳登はん等の事故については、救援者費用等補償特約で補償されません。
遭難等の事故・とは
あくまでも遭難で病気で下山出来なくなった時は適用されません。
保険契約者、被保険者、親族・とは
他人の分は出ません。つまり数人で遭難すると、遭難費用を人数割して請求があるらしいので本人分だけです。
(これも保険会社によって、保険契約者被保険者のみも有るので、夫婦の方は要注意です)
親族が救援に掛かった費用も出ます。
登山用具を使用する山岳登はん・とは
道具を使った危険な登山です。軽アイゼンで雪渓をトラバース中の遭難は山岳登はんと見なされた例があるそうです。
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『遭難捜索費用』とは、
日本国内において山岳登はんの行程中に遭難した場合に、遭難した被保険者を捜索、救助または移送する活動に要した費用のことです。
山岳登はんの行程中に遭難
山岳登はん時のみでは無く全ての登山中と考えていいみたいです。
警察に救助依頼捜索依頼をした認定された遭難です。
遭難した被保険者・とは
被保険者のみで夫婦であっても本人のみです。
親族が救援に掛かった費用は出ません。
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『遭難』とは
緊急な捜索・救助活動を要する状態となったことが警察等の公的機関に確認される事
(交通事故で言う事故証明に相当する様な、遭難証明書があるらしいです)
以上の結果をふまえ・・・今までの傷害保険を見直すと、救援者費用と天災危険補償は特約で担保されています。
しかし病気や地震噴火津波では救援者費用は支払われません。熱中症や疲労も基本ダメです。
天災危険補償特約に入っても傷害保険金は出ますが、救援者費用は出ません。
登山やトレッキング、野外活動などに特化した保険は数社有りますが、
事故や病気など関係なく捜索及び救援者費用補償を適用出来る保険は調べた結果、
レスキュー保険とJROの山岳遭難対策制度だけでした。
私達の場合道迷いや天候悪化で遭難するのは2人同時ですが、病気などで救助を依頼する場合は一人なので、
それぞれレスキュー保険orJRO山岳遭難対策制度に入る必要があります。
女の子は普通の保険(救援者費用特約無し)と今までどおりレスキュー保険で、
火山噴火被害などを除けばほぼカバー出来ます。
そこで私も、この保険は継続し新たにレスキュー保険に入る事にしました。
保険料金は現在の保険が年間6,530円、レスキュー保険が年間5,000円で合計11,530円となります。
この保険料をモンベル野外活動保険や山岳保険と比べて見ると
野外活動保険安心プランAO40タイプ(保険料10,050円)とほぼ同等の補償ですが、病気では補償されません。
山岳保険安心スタンダードプランE033タイプ(保険料12,500円)だと同等+遭難追加費用が補償されます。
(雪山や岩稜帯の登山が少しでもある方はモンベル山岳保険の方がお得かも、ただし病気では補償されません)
2人ともこれまでの「生命保険や傷害保険を継続し+レスキュー保険」の組み合わせで
年間約45日程度お山歩をするので、1回1人約250円のお守り代を支払う事になります。
と言うことで・・・・神様のお守りと現実のお守りをいただきました。・・・
さて今週末日曜日はお天気も晴れ予報・・・韓国岳は200回目に成り・・・マンサクも気になるので大浪池からかな~。