「また雨やね」
「あゆ梁行こうや~~」
せっかく体調が戻り、お山歩が出来る事を期待していましたが・・・・また雨。
また土曜日晴れ日曜日雨月曜日晴れのパターンに!
「お天気に愚痴」を言ってもしょうが無いところですが、しかし言いたい。
お山歩を止めぶらぶらです。
以前から熊本松橋ICを下り高千穂、美里町方面に行くと『甲佐町梁場』の看板が気になっていました。
調べて見ると昔から有る元々お殿様のあゆ梁場とか・・・そして期間が9月より11月末日まで・・・・
今期最後のチャンスです。
27日朝、霧島付近まで来て雨が小雨ならお山歩と・・・出かけたものの・・・予報どおり完全雨
えびの『道の駅えびの』に寄り・・
朝一番で「めちゃくちゃ、野菜が安かった~~やっぱり朝一に来ないとダメね」
後部座席の足元がお買い物でいっぱいに
九州自動車道松橋ICから国道218号線を甲佐町方面へ
この道は郊外の直売お肉屋さんや石窯パン屋さんと・・・寄り道する所が多くなかなか進まない街道です・・・
「パンも肉も帰りね」「両方寄ると買いすぎるから片方でいい」「行っても買わなければいいじゃん」
甲佐町に予定より30分早くお昼前に到着
「車も1台もないし・・・だけも居ないし・・・ここ?」「ここだと思うけど・・・」
古い古風な料理屋さんです・・・
私の中で”あゆ梁”のイメージとは・・
川に丸太と竹で組まれた梁が有り・・
その岸辺に臨時のプレハブ造りの建物、中には会議用机と椅子が並び・・・
沢山の鮎が焼かれていて・・大勢の方が忙しなく・・・
鮎の時期には遅いのですが・・・しかしここはあまりにイメージが異なるため恐る恐る入ると・・
間違いなく「甲佐町梁場です」
中に通されると・・真ん中にあゆ梁が!・・・取り囲む様に食事をする所が・・・
古風な静かな・・・まさしくお殿様の鮎梁です。この時点でお客は私達だけ!静かに待ちます・・・・・。
お殿様とお姫様になった気分で・・水の流れる音だけが聞こえる暖かな室内から外の雨と川の流れを眺め・・・
鮎定食(一番豪華なセットから一つ下のセット)
普通に、塩焼き味噌焼き南蛮に鮎ご飯と鮎のうるかとお吸い物と・・・・
それと・・・鮎の刺身
「骨が無い!鮎の刺身や~~~~」「良かったね~~」
鮎のせごし!とやらあの鮎のぶつ切りは背骨が口に触ってどうも好きになれなかった。
何で刺身にしないのかと思っていたのです。
「お殿様もせごしの骨が嫌いやったちゃね~~~」「・・・・鮎を3枚におろして大変よ・・・骨が甘くて美味しいのに」
無言でいただき・・・2人とも完食
その後『道の駅 美里佐俣の湯』でお野菜、郊外直売お肉屋さんで何も買わず・・
最後にパン屋さんで、わたし用の甘いパン1個と甘くないパンを数個買い・・
駐車場で早速試食「美味しい~~~これ食べてん!もう一個買ってくるこっちゃろか」「明日もは来れないから買ったら」
また、買い足し・・・後部座席はパンで更に・・・。
確かにパン好きでは無くても・・外側パリッパリ、中もっちりシットリは・・・
一度は食べて見る価値のある美味しさだと思います。
当分朝食はパンです。
また雨の日曜日に・・・自然のなせる事とはいえ・・・何とかなりませんかね。
しかし、お殿様の鮎梁場で人生初の鮎の刺身と鮎料理を食べる事ができ満足でした。
ここの御料理は、今まで行った鮎梁の美味しいけど、素朴な料理とは違い、
細部まで手の入った料理人さんの繊細な御料理でした。
次回はもう少し早く、落ち鮎真っ盛りの時期に行きたいです。
今週末日曜日のお天気は気圧の谷の通過で・・・山はまたパットしない曇り時々雨予報
もう山無しも、そろそろ限界です。
合羽を着てでも・・・。