「帰りに一人でお山歩してくるは・・」
「ずる
」
元々女の子が土日に所用ができ、週末のお山歩をパスの予定だったところに・・・・
金曜日、お仕事で福岡へ・・・それなら・・帰りくじゅうでブラブラしてくる事に。
大昔は『山はソロテント泊縦走やろう』と粋がっていたのに・・・
もうここ約８年、一人で車中泊やお山歩をしたことが全く有りません。
お一人様も確かに良いのですが・・二人の楽しさを覚えてしまったのです
。
８年ぶりの一人車中泊と一人お山歩.....どうなったか。
金曜日夜コンビニで好きな食材を買い２１時長者原駐車場到着
東側西側とも数台の車がすでに駐まっています。
西側の端に駐め・・静かに用意をします。
まず水平を確かめ・・・左後輪だけ５ｃｍほどかさ上げしOK・・・これはいつもの仕事なので・・問題無しです。
寝床を作ります・・・普段は２人分のザックや食料を前席や車外におろし後部座席を水平にしマット敷くのですが、
一人なので・・・荷物を後部座席片方に置き、もう半分にマットを敷いて完成・・一人は簡単、楽ちんです。
前席の窓に網戸を設置、窓の開閉は二人の時より狭めにして。
寝付きはすこぶる良いので２２時には寝てしまったはずです。
夜中少し寒く感じ寝袋を重ねました。熱源が１個少ないと車内の温度が違います。当然結露も少なかった。
早朝早出の方の話し声で目が覚めましたが・・また寝てしまい・・明るくなって目が覚め・・
普段なら「時間だ起きよう
」と起こすのですが・・それの必要も無く・・・また寝てしまい・・７時にやっと起床。
いつもはお湯を沸かし、その間にトイレに行って来るのですが・・貴重品を持って車をロックしトイレへ。
朝食は、コーンポタージュとヨーグルトと粉緑茶とソーセージ入りのパン２種類をホットサンドトースターで温め直して・・・
ゆっくりいただきました。
話はそれますが・・実は４０年ほど昔、大阪万国博覧会のオランダ館で食べたソーセージに感激しそれ以来無類のソーセージ好きなのです。
お弁当に出てくる赤いウインナーソーセージは大嫌いです。
今回はいつものザックに女の子担当の食材とコーヒーポットも入れ、重いです。
予定は全く未定で歩き始めます。
このまま坊ガツルでソロテント泊する事も可能です。しかし夜から明日午前中は雨の予報・・。
まあ当てもなくブラブラ～～～それも良しと。
タデ原湿原は雨ヶ池に行く時に横切るだけで、うろうろした事がありません。
誰も居ない自然観察路の木道を一人ブラブラ。
花の名前が思い出せず・・
「邪馬台・・・じゃないし・・たしか・・そんな感じの・・・」「熊本の・・」ヒゴタイでした。
今までのカメラは４年が経ち、AFの調子が悪かったので同じ程度のコンデジCASIO EX－ZR1600を買いました。
今度のカメラには動きを感知してセルフタイマーを動かすモーションシャッターなる機能が有って、
手を振ったり動いたりするとそれを感知し自動でシャッターが切れる仕組みです。
色々試して・・動かないので近づくとパシャ！・・手を振ってみますが？・・タイミングがつかめず・・中途半端に
たぶんワレモコウだと思って・・セルフタイマーをセットし窮屈な姿勢で・・・滑稽です。
「今日は何処行こうか？～～とトンボに聞いてみるも・・・」飛んでいった。
そのまま自然観察路を歩いて行くと・・
苔に踏み跡が全く付いて無い道へ・・・ほとんど人が歩いていない、休憩した形跡も無いテーブルと椅子？
たぶん鉱山道路の途中に出るはず・・・と進みます。
くじゅうでは珍しい・・水草でフカフカの所
鉱山道路に出て、２００８年だったか大雨で土石流が発生し草も木も岩も掘り返され、まるで怪獣が通ったかに思えた所も今では・・
木は育ってないものの草が茂り・・もうその面影は有りません。自然の回復力です。
鉱山道路をスガモリ方向に歩きます。
この辺はグミの多い所（以前内緒でお腹と袋いっぱいいただいた時2011/10/25の記事）
たぶん女の子ならこうしたはず。
スガモリ方面へ行って見ましょう。
決して人通りの少ない登山道ではありませんが・・・ススキが生い茂り・・穂も白く成って・・・晩夏ですね～～。
一言もしゃべらず・・・寂しく歩きます
休憩もせず・・黙々と・・
しかし、実際はカメラを岩の上に置いてセルフタイマーやモーションシャッターをセットし・・
それも一回では成功せず行ったり来たりと大忙しなのでした。
「テント泊ですか？」と問われるも・・「はい」としか言えず。
スガモリ峠で大休憩・・
ここを降りれば・・テント泊か何処を回ったとしても夕方に下山しか選択肢が無いな.....と躊躇し。
もう一つの選択肢、三俣山にいってみますか！と・・・・
少し登ったものの・・「やっぱ帰ろ」・・・基本楽しくないのです。
あえて鋪装の鉱山道路をてくてくと下山。実はショートカットの登山道しか通った事が無く今回が初めて！。
お昼ご飯に良い所を発見
お昼のメニューは厚切りベーコンをテーブルパンに挟んでホットドッグ風に。
厚切りベーコンをホットサンドトースターでジュウジュウこんがり炒めます。
「きゃは～～～うまそ～～う」と一人で盛り上がっても・・・共感する人が居ません。
パンに挟んで再度温めて
「美味しいね～～～」と独り言。
お一人様の山ランチもすぐに終わり・・ぼ～っとするも・・時間を持て余し。また鋪装道路をてくてくと。
途中最近なかなか少なくなった山栗を発見・・・
紅葉の季節は鋪装道路を通って・・・恵みをいただかなくては！。
GPS計測で距離１０.８ｋｍ、時間５時間８分、累計標高差５１９ｍのお山歩でした。
ぶらぶらしながら、立ち止まってはセルフタイマーで遊び何度もやり直したりと・まあ良く遊んだものです。
８年ぶりのお一人様のお山歩は、ソロテント泊どころか・・ブラブラ５時間で終了しました。
まあ・・・つまらなかった事
改めて時間を共有し、物事を共感できるパートナーが居ることの偉大さを実感しました。
が・・・・しかし
いずれ何年後か・・何十年後か、必ずどちらかがお山歩出来なく成る時が来るのです。
まあその時どうするか・・・。
「私はもうお山歩しないかな....」「う....たぶん思い出に浸りながら一人でもするやろうな・・・」
実際その時どうなるかは・・・？
今週末は・・・何処行こう・・・また韓国岳かな＾＾。
