「韓国岳山頂で積雪がまだ15cm残ってるって」
「尻セード用のソリで遊ぼうかね」
ほぼ1週間前に降った雪がまだ、山頂付近で15cmほど残っているらしいので行ってみる事に
「あそこなら滑れると思うんだ」
「あそこか・・けっこう急だし・・けっこう距離が有るし・・最後が上手く止まれるかな」
「最後の数mは平だから、止まれるさ」
お天気の安定した16日の午前中に行く事に。
宮崎県側はチェーン規制が出ていますが、鹿児島県側は積雪2日目に解除されています。
朝8時に宮崎を出発し、「チェーン必要」の電工掲示板や看板を横見に・・・
圧雪路や凍結路はおろか、雪も、塩化カルシウムで湿っている路面も無く、9時半にえびの高原に到着。
ザックにソリを固定して・・・登ります。
「何の足跡かな」人の拳大の足跡が・・・「????」「大きな犬の足跡????」よく見ると踵の部分の跡でした・・
一週間でかなり溶けたはずですが・・まだまだ有りますね~~。
2合目付近まで来ると、登山道もほぼ雪です。
9合目、しっかり踏ん張れる雪で、サクサクと爽快に登って来ました。
あえて踏み跡の無い所を歩くと・・やっぱり踏み抜きました。吹きだまりだと50cm以上ありました。
182回目の雪の韓国岳山頂です。
今日の山頂は霧島連山の雪景色を見ようと、さすがにぎわっています。
今日の目的地はここではありません。
雪化粧した高千穂峰や新燃岳を見ながら、もっと先に行きます。
誰も来て無いと思ったけど、けっこう来てるね~!。
さあ着いて・・・まずは男の子がお手本を・・・思ったより急です。
スピードをコントロールしながら行かないと・・・最後が止まれません!(2コマ重ねてみました)
次は女の子の番
おそるおそる・・・3回シャッターをきれる間に・・たった10mほど・・・(3コマ重ねてみました)
だんだん調子がでてきて・・・ガンガン行きます。
しかしこんな感じに・・・
わざとでは無く・・滑りすぎてお尻が先に行ってしまい、足が上がってどうしようもないのです・・・。
当然この後は・・・「きゃ~~~」
必死で止まって・・・「危なかった・・・」やっとギリギリで止まりました。
まあ止まらなくても、この先は吹きだまりでドボンで止まるのですが。
このゲレンデの最大の難点は・・・リフトが無い事・・もう何回登ったでしょう・・。
さあ~~もう一回・・・。
男の子もスピードを出しすぎで・・・急ブレーキ!(3コマ重ねてみました)
それらしく立って滑ってみましたが・・・・「やっぱり危ない・・・」
とにかく・・幾つになっても楽しい事は楽しいものです。
素晴らしい景色と、思いっきり楽しみました。
さあ・・帰ります。途中、誰かストック忘れてる?・・・。
山頂直下をすぎ・・今度は踏み跡をあるきます・・・。
滑べりそうだったらアイゼンを付けるつもりでしたが、
気持ちよく歩けるので、付けずに・・・爽快に下山しました。
あっという間に雪も無くなり・・「もう終わったね・・・膝にも雪道は、いい感じだわ!」
改めて振り返って・・・
楽しかったね~~~お礼を言って・・・ばんざ~~い。
ただこのソリに誰も気づいてくれなかったのが残念でした。
年に数回の雪景色だけでなく・・・ソリ遊びで最高に楽しい1日でした。
この場所について・・。
限りなくグレーだと思われる方も居ると思いますが、私は白だと思っています。
気象庁の規制区域と道路管理者の制限区域が、早く一致する事を願います。
そろそろ福寿草だね~~。