「3時から雨降るね・・」
「じゃあ3時までに降りればいいが~」
前日秋月城跡の紅葉を見、所用を済ませ宿泊し次は古処山をお山歩
秋月登山口から古処山を経由し屏山を往復するには
私達には最低5時間が必要
朝、登山口9時が精一杯・・・ギリです
「ギリやから5合目登山口まで車で行こう」
「楽チンは何でもOKよ~~~」って事で
古処山林道を通り5合目登山口へ
9時到着、先着はマイクロバス1台のみ
用意をして9時半出発
立派な杉人工林の中を
紅葉谷分岐で立ち止まり・・ルートを見上げ
見た目想像していたよりかなりの急坂
無言のパスで直進
基本沢道で進むほど急傾斜に~~
10時半、古処山山頂と思われる岩の上に立ち
「あっち、どっち??」
「あっちはあっちで朝倉方面」
すぐに屏山方面へ~~ツゲの深い森を進み
細かいアップダウンを繰り返し、今度は椿の森
「実がいっぱい落ちてる~拾って帰ろうや~」
「帰りにして」(帰りはここを通らず)
今度は常緑樹の森
石灰岩のカルスト地形風の尾根に出て
11時23分屏山山頂到着
北側の展望がよく何処までも見える感じ
ホットサンドの材料はゴボウサラダと厚切り燻しベーコンとマーガリン入りのパン
「燻製してないベーコンってないやろう」
「そうなの?切ってから燻したじゃない」
「そうくるか・・」どうでもいい話
何時のも卵サラダでは無くゴボウサラダも良い感じ
西から雲が延びて日差しがなくなってきたので30分の休憩で・・戻ります
行きで見落とした、ツゲ原生林への分岐を見つけ~
古処山南斜面をトラバース
地図に『ツゲの原生林』と書いて有るだけあってツゲだらけ~~
それも大きい太い高い、しかも赤ちゃんツゲもいっぱい
「ツゲの櫛がいっぱい作れるね~」
「そのレベルじゃないっしょ」
と言ったものの
よく考えると・・櫛の歯を立て木目で作るとすると・・
幹周り20cm有ってもそんなに沢山は取れない・・
しかも昔は生活必需品・・
「昔はツゲの人工林だったかも、で今は伐採しなくなり原生林かも」
「ふぅん・・・」勝手な想像
な~んて
考えていると小さな尾根に出・・谷を覗くと登って来た谷でした
紅葉谷に行くには尾根伝い・・・
「紅葉谷には行かないで元の道帰ろう」
「紅葉は完全に散ってるしね~」
登って来た谷を下り
雲が厚くなり・・谷は暗くなり
登山口到着~13時10分「早!」
屏山から1時間20分で降りてきました
GPS計測で距離5.5km、時間3時間38分(休憩30分)、累計標高差529mのお山歩でした
「お腹空いたね~~~」「お蕎麦食べようや~」
「有名じゃない所が良いね~」「小さい所がいい」
ナビで検索、
条件は秋月の町の中じゃ無く、
朝倉への道路沿いでも無く
離れた不便そうな所・・
「有ったここ行こう~~」「どんなんやろう~~~」
2人共、小洒落た所ではなく老夫婦がこぢんまりと自宅で趣味でやっている所を勝手に想像し・・・
行って見ると・・・
狭い道路の脇に「第3駐車場???」「え~~~車が沢山や~~~」
お地蔵様の参道の奥に有るらしく・・開いているスペースに車を駐め・・奥に
「きゃ~~~満席じゃん」
有名な所らしく民家に大勢の方が・・入店を待って
タイミング良くすぐに入店出来・・
メニューを見「たっか!」お蕎麦のセットが1500円以上
ここまで来て帰る選択肢は無く
ざる蕎麦のセットと温かい蕎麦のセットを・・
温かい山菜蕎麦、
後に見える長テーブルで・・全て満席
美味しかったか?と問われると
「私ざるやから蕎麦の香りが、ちゃんとしたよ~」
それ以外喉越しがどうだの・・判りません!
「普通でした」が正直な感想
その後甘木インターから九州道経由で帰路に・・
予報どおり雨が降り出し
高速を100km/hで南下すると雨雲を振り切り晴れに、
しかし加久藤トンネルを抜け宮崎県に入ると南からの雨雲で土砂降りの中
無事に帰り着きました
ご先祖さん達も見たであろう紅葉を見
山好きのご先祖さんも登ったであろう
古処山と屏山に登ることができ
今週の計画楽しく無事終了~~
そろそろ雪シーズンですね
2017年12月9日は向坂山で『南国宮崎で雪と戯れる』でした^^が!
今年はどうでしょう・・