二男の兄の四十九日法事を10月1日に無事終え
そして昨日は五男の兄の三回忌と続きました。
やっと心も落ち着いてきたところです。
心配な本庄のお義姉さんの事、二人の娘に今後の生活の事も踏まえ
おせっかいが過ぎるかなと思ったのですが、
お義姉さんの行動に気をつけて欲しい事をそれとなく伝えました。
これからは一人暮らしになってしまいますから…少し心配です。
そう、この年齢になるといつ何がおこるか分からない…
子供たちは、親が高齢になっても何時までも元気でいると思い込んでいるみたい?
いいえ、そうではないんですよ!
60歳で節目があり、65歳頃に又次の節目が来、
そして70代と段々身体の自由が利かなくなってきます。
おまけに物忘れも心配になってきます。
だから、分相応に自分の身体を動かして健康にも気を配り日々を送っているのです。
世の中には何歳になってもパワフルな方もいらっしゃいますけれど
こればかりは仕方ないですね~~
自分の持って生まれた身体とそして生きる道ですから。。。
人と比較することなく自分の道を歩いて行くだけ
だから今を大切にと思うのです。。。
昨日、お義姉さんからこんな話を聞きました。
兄さんが病院に入院していた時の事。
絵手紙をとても喜んでいてくれたと言う話を聞かされました。
この時ほど絵手紙をやっていて良かったと思った事はありませんでした。
寂しそうな兄さんを元気づけようと病院の許可を頂き絵手紙を送らせてもらいました。
ただ、こんなに急に亡くなるなんて思ってもいませんでしたから、
その絵手紙も3通までは郵送できたのですが、
突然訃報が入り
4通目を描いて切手をはったもののポストに投函出来ませんでした。
兄さんの思い出を絵手紙にしたものです。
一通目は急いで出したためパソコンに取り込み忘れました。
残念だけど画像はなし
題材は『ざるそば』でした。
兄さんの蕎麦は本当に美味しかった!
2通目
3通目
たった3通ではあったけど心は通じたかな?
三回忌法事でお義姉さんを駅まで迎えに行った時の事。
改札口迄迎えにいく旨伝えてありました。
不安そうに歩いてくるお義姉さんに大声で
『姉さん!こっち!こっち!』
『駅が随分変わってしまって、よく分からなくなってしまって…』
実は駅から我家迄歩いても5~6分。
でも心配で駅まで迎えに来たのでした。
車に乗って我家に向かう途中も
『随分変わっちゃったみたい…、家まで分からなくなっちゃった。』
『大丈夫!大丈夫!いつでも迎えにくるから…』
そして三回忌法事に出かけました。
法事の後、皆と別れお義姉さんと四男の兄と我家に戻って
お腹が苦しい苦しいと言いながらも美味しいコーヒーでひと休み。
そして兄は電車の時間もあるからと一足先に帰りました。
お義姉さんは絵手紙に興味を持ってくれて描いてみたいと言う。
それじゃあと道具を広げて準備を始めました。
硯に水を入れ、墨を磨ってとお願いし、
私は何を題材にしようかと探して
リンゴ・キュウイ・柿を用意しました。
『墨汁の香りがいいねえ~』
『そうなのよ、これで心が落ち着いてくるのよね。』
お義姉さんは柿とキュウイを描きました。
私はリンゴと柿
『楽しいね!楽しいね!』と喜んでくれました。
『家でも描いてみたいから、どこで道具は揃えたらいいの?』
『それだったら、今度道具注文しといてあげるから楽しみに待っていてね。』
そうして楽しい時間はあっという間に過ぎました。
きっと兄さんも喜んでいてくれる事でしょう。
そんな思いでとても充実した一日となりました。
無表情だったお義姉さんの笑顔が見れた事、嬉しかったです。
帰りは車で片道50分ほど無事自宅まで送ってきました