蒸し暑い日が続きます。
仕事から帰宅後、エアコンのスイッチを入れて部屋が冷えるまでの間、薄着のままバイクに乗って、夕涼みしてまいりました。
南相馬市桜平山公園にある句碑です。
万葉集の笠女郎(かさのいらつめ)が詠んだ「陸奥の真野の草原(かやはら)」は、検索すると今では当たり前のように福島県南相馬市鹿島区真野ということになっていますが、私が小学生の時、教師が「候補地が宮城県にもあって、そちらが正解だろう」と言っていたのが記憶に残っています。
松尾芭蕉が宮城県石巻市真野字萱原という、そのものずばりの住所地を訪れているそうで、その説は説得力があったんだと思いますが、今では南相馬が正解とされているようです。
奈良時代の人にとって、ここはどんなイメージで見られていたんでしょうね。
この場所は私が子供の頃、広いグラウンドと、その東側が野草園、南側が植物園として綺麗に整備され、散策するにはとても良いところでしたが、年を重ねるごとに荒れてきてしまい、残念です。
昔は子供の数も多く、グラウンドでは部落対抗ソフトボール大会とか、賑わったものでした。
(「部落」はなぜ差別用語になってしまったんでしょうね。部落差別問題があったのはわかりますが、部落という言葉自体が否定される理由はないと思うんです)
万葉植物園など、いまでもよく管理されていたらぜひ伺ってみたいところです。
ところで「部落」という言葉ですが、わたしは今でも普通に使っておりました。“hibinoさん”の考えと同様に、「部落」という単語自体に問題があるとは思っておりません。
福島って信夫とか安積とか勿来とか、昔の人にはメジャーだったんでしょうか(笑)
「部落」は「地区」とは違って、お役所の匂いがしない、懐かしい感じがしていいと思うんですよね。