日々の移ろい

庭の花桃

今日は暖かな土曜日だった。

最高気温も9度まで上がったそうだ
風がない分気温が10度を上回らなくても、ぽかぽか日差しが心地よかった。

2階でガラス戸越しに太陽を浴びて、
1週間分のワイシャツのアイロンがけをしていた。

アイロンがけは、夫が会社勤めが終わるまで続く。
ということは、あと8ヶ月余りとなった。

娘の夏のセイラー服も一緒に掛けたころもあった。
時には4枚のセーラー服と夫の5枚のワイシャツを。

それが、もう少しでなくなるのだ。

なんて少し複雑な気持ちになった後、庭に目をやったら、
2階にまで届くほどに成長した花桃のこずえの先に、
ピンク色をした小さなつぼみを発見

寒い寒いといっていたけれど、いつもの年と同じように
桃の木は、ちゃんと春に向かって用意をしてくれていたのね

この桃の木は、私たち家族の折々を見つめてくれていた。
長女の初めての京都で過ごす下宿生活への旅立ちも、
次女が中国に1年留学するときもこの木の下で記念写真を撮った。
3女の苦しい昨年の今頃も、窓からきっと春はそこまで来ているよ!って
見守ってくれていた。

そして、グランも、この木が作る木陰でよく寝転んでいた。

庭の花桃の木。
3月中旬から下旬に満開に咲く桃の花。
今年はきっと幸せな思いで 見上げられる
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「家庭菜園」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事