日々の移ろい

君去りしのち

重松清著 「きみ去りしのち」を読んだ。

一歳の息子を亡くした父親が主人公。

1歳で亡くしたのなら、それほど思い出も無く喪失感も少しは小さく
立ち直れるものではないか?と思いがちだが、

あの時ああしていれば、よかった・・と、
後悔が尽きぬ 主人公。

小さきものであっても、大切な我が子。

私にとって 2番目の孫が、5ヶ月。
この孫に何かあったら・・・、
と想像すると、やはり育った年月ではない。

子供を失うとは、立ち直る事さえ苦しい 出来事であろう。
背負って生きていかなければならない錘か。

「どんび」 に続き 父親の思いが綴られ 
読後感も 期待通りの作品。
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