ベツトに入ってからも 頭から離れず 眠れませんでした。
一人で暮らしていた姑は、75歳から同居を始めました。
私の両親も 父がやはり80歳過ぎから介護が必要になりました。
父の死後、母を呼び寄せ
姑と母も私達夫婦で、
2年半暮らしました。
この映画を親達が見たら どう思ったでしょう。
3人共 私達子供が
当然 死ぬ迄面倒を見てくれるという確信があるから、
映画の中の時代に生きていたとしても、
PLAN75を頼らず、過ごせました。
また、PLAN75では、
亡くなったあとは
合わせて火葬され、埋葬される
というシステムが 描かれていました。
現在も 身寄りのない方の、
亡くなったあとのお骨の行き場がない 場合は
警察や行政が管理する無縁墓に埋葬されたり。
また死後の手続きも代行を依頼するサービスを行政書士や弁護士に依頼する方法(死後事務委託契約)も 耳にします。
これは、資金がある方は良いのですが、
無い場合は、どうなるのでしょうか。
生活保護を受けている方の場合も、埋葬までは自治体が行ってくれるようですが、
例えば賃貸住宅の片付けも、大家さんに、家財道具の一切を依頼すると一筆書いておけば、
大家さんに迷惑をかけるかもしれませんが、
大家さんは 正当に遺品整理が出来るそうです。
生きていても 様々な手続きが必要ですが、
死ぬ迄 そして死後も ありますね。
もしかしたら、「PLAN75」
それぞれの事情を考慮したら、
75歳過ぎたら 死を選ぶ点については 腑に落ちませんが、
死後の諸問題に関しては、
ある意味 理に適ってる、
システムかもしれない?!と
考えるに至った私でした。