施設にて 医師の死亡診断書を受け取ったあとの 土曜日深夜 寝台車で迎えに来て頂いたのは、
一月半前に 姑のお葬儀を行う際 送迎して下さった運転手さんでした。
まだ姑の骨壺がある二間続きの
和室の 片方に 母を安置し、
お線香を絶やさず、
今朝は、孫達5名の賑やかな声が響く中、
我が家で 三人娘にも囲まれ、
ささやかな 和やかな、お葬儀が始まりました。

皆で納棺し、
お花や、写真、母が書した掛け軸2枚、長女が買ってきてくれた伊勢の赤福(伊勢市出身の母)も入れました。
「おばあちゃん 赤福買ってきてくれても おばあちゃんが食べていた姿見たこともなかったね」
等と 思い出を話す娘、
葬儀会場で行った一月半前の忙しさに比べて、それはそれは、
時間もたっぷりと とれ、
ゆっくり別れの時間が持て、
お寺さんの読経、順に行うお焼香もないのも理由でしょう、
自宅で行って良かった と思います。
その後、火葬場へ移動、

半休を取って駆けつけてくれた婿殿2人も加わり、

わが町では神道の葬儀を行ってくださる神職さんも居られない為、
葬儀社を通して お寺さんを頼み、形ばかりではありますが
火葬口前で 読経をあげて頂きました(この点はこだわらない私の一存で行えたのも、一人っ子ならではです)
火葬を待つ間、
控室で (大人10人お子様弁当2つ)持ち込んだ松華弁当で一休み。

火葬証明書を受け取り、
解散となりました。
私はと言えば、
母(着付け師免許有り)にしっかり 褒めてもらえたと思います。
いつにもまして、今日の着付けは、上手く出来、
羽織りも必要なく 着崩れすることなく 1日過ごせました。
夕方には、銘々 帰宅の途に。
今日のお葬儀、
頂いた母の戒名の様に、
皆で笑顔溢れる日となったのは、
お母さんのお蔭。
手を合わせる度に、
「ありがとう」の言葉を口にした お葬儀でした。
これからも、
皆を 見守っていて下さいね。