
運良く鞠小路のコインパに車を止められたので,ノンノを待たせて出動。
「出町の鯛焼き」は見慣れないメンバーが作っている。
茶髪の兄ちゃんがケータイで話しながらあんこをのせる。
トレーニングウェアスタイルの大将はどこへいったのか。
一挙に買う気が失せてそのままお参りに。
昨年,トルコ人のお嬢ちゃんがノンノを一時預かりしてくれたドネルケバブの店。
今年もあるかと思って鳥居横を覗いてみたが,なかった。
ノンノを指さしながら
「カムン?」
としきりに話すから,
トルコ訛りかな,と思ったら
「噛むん?」
だった。
今日も何処かの縁日でお父さんを手伝っているのか。
本宮で手を合わせてから大元宮まで混雑した参道を登り,八百万の神にも手を合わせる。
帰りに再び「出町の鯛焼き」の前を通ったら行列がほぼ解消されていたのでとりあえず買ってみることにした。
「味は落ちているに違いない。だいたい見るからに生地が厚すぎる」
シッポからかぶりつくと,表面はサクッ,中はホクホク,シッポまであんこの鯛焼き。
比較するために斜め前の愛想のいいおネエちゃんの焼く鯛焼きもがぶり。
「全然違う・・・なんじゃこのダメダメ鯛焼きは」
どうやら出町の鯛焼きは仕込みが素晴らしいようです
