~前編の続き~
古「皆さん、いろんな予言をしてくださいましたが…植松さん、誰の予言がありえそうですか?」
植「予言ったってさぁ、人によっては私はムキムキになる!だの僕は作詞家になる!だの…だったらなれよ!っちゅう話ですよね」
古「ブルードラゴンチーム…」
師匠曰く、予言という意味で言うと、枡野さんの "正岡子規ブームが来る"というのは、何かしらその業界にいる人達だけが感じている波みたいなものがあるんでしょうね、とのことです。
ではここで、師匠セレクトの音楽2曲目。
ここでこれが来るか!という選曲かと思うんですけどね、と師匠。
ハリー・ベラフォンテで『ジャンプ・イン・ライン』。
映画『ビートルジュース』のエンディングで流れている曲です。
お次は、いつもの30秒の質問コーナーなんですが…今回は師匠への質問です。
ワホィ!それでは行ってみましょう。
①世界で一番愛しているのは自分である → NO
②自分が子どもの頃に思い描いていた夢は叶った → NO
③時々ふと、泣きたくなることがある → NO
④どっちかというと仕事人間である → YES
⑤ラジオの番組はもうこりごりだ → 「NO, NO, 激しくNO!!!」
①は、師匠は自分のことが好きなのは好きだけど、愛しているほどではない、と。
たぶん、家族や犬が車に轢かれそうになったら、自分の身を挺すると思うそうです。
奥さんが撃たれそうになったら「俺を撃て!」という感じで。そうありたい、とのこと。
②は、先週のゲスト・シェルパ斉藤さんの時も仰ってましたが、とにかく師匠は世界中あちこち歩いてみたかった、と。
それが師匠の人生において果たせなかった夢だそうです。
もし生まれ変わったら、今度は放浪をしてみたいとのことです。
③は師匠曰く、これまで寂しいと思ったことが一度もないそうです。
学校でも会社でも、常に周りに人が居たそうな。
そいつらとダジャレ言い合ったりとかで…。
④は…
植「仕事が好きなんですかね…金稼ぐのが好きでねぇ…って違う違う違う!そういう意味じゃなくて!」
古「植松さん、今まで築き上げてきたものが…」
ホントに師匠はお金が好きだなぁ。
師匠曰く、自分の好きなことを一生懸命するのが好きなんだそうです。
師匠の場合、偶然大好きな音楽が仕事になってるんで、それで一生懸命になれる、と。
ここで古賀さんから、「クリエーターはゴールがない仕事だなと思うんですが、曲作りのうえでのある一定の線引きはどこでするんですか?」との質問。
それは締め切りですよ、と師匠。
締め切りが無かったら、いつまでも終わらないそうです。
昨日完成させたつもりでも、今朝聴くと「あ、ここはやっぱこう直そう」という風になっちゃうと、延々直してると思うそうで。なので、明確に期限を決められた方が諦めがつくそうです。
また師匠曰く、自分がこの曲を面白いと思って作っていても、普通の人が聴いてこの曲をいいと思ってくれるかどうかは分からない。
それを心配してたら何にも出来なくなってしまう、とのことでした。
⑤は、楽しかった!と一言。
師匠は中学校時代の夏休みに、高知放送のアナウンサー養成講座に行ったことがあるそうです。
その時に、「君は滑舌が悪いねぇ」と言われたことがあるそうな。
古「その時のトラウマを引きずりつつ?」
植「ついていきましたよ僕、古賀さんに!」
古「とんでもないです。私も植松さんと番組ができて幸せでした」
では、この番組恒例の予言コーナー。
最後は師匠が担当します。
師匠の予言は「何年経っても、オカルトは無くならない」でした。
オカルト…不思議現象。
霊がいるだのいないだの。UFOがいるだのいないだの。
色々ありますが、いてもいなくてもいいんですよ、と師匠。
ただ師匠曰く、不思議現象はあるべきだ、と。
世の中のことが全て科学的に証明されるよりも、我々の手が届かないような世界というものはあったほうがいいと思う。
何かに対する恐れが無いと、人間は謙虚になれない、とのことです。
植「そういうものを恐れて、謙虚に生きていきたい。
………………なんちゃって」
古「もぅ植松さん! 台無しじゃないですか!(笑)」
最後の一言さえ無ければ、かなりいいこと言ったのになぁ、師匠。
そして、師匠セレクトの最後の1曲。
なんとこの曲、録音された日が1956年の12月28日!
今からちょうど50年前に録音されたそうです。
ナット・キング・コールで『ホエン・アイ・フォーリング・ラブ』です。
そしてエンディング。
古「植松さん、ラジオ大好きですよね?」
植「大好きですよ!」
古「また、ぜひご一緒に」
植「I'll be back!!」
てなわけで、三日月の散歩はこれにて終了です。
正直、毎回シャレにならんぐらい時間掛けて文章に起こしてたので、三日月の散歩が聞けなかった地域のノビヨ師匠ファンの方や、毎回それぞれのゲストのファンの方などに何かしらの情報提供が出来れば幸いです。
☆スペシャルサンクス : breakさん
毎回、書くうえで少なからず参考にさせて頂きました。
ありがとうございます!この場を借りて御礼申し上げます。